「フェアレディZ」と並ぶ日産自動車の看板「スカイライン」。旧車イベントでは常連のクルマだが、ヤングタイマー車が中心となるカーフェス「ロマンティックカーズ」会場では1988年式のR31型を発見した。世代を問わずクルマ好きを虜にするクルマだが、若い世代はどんなところに魅力を感じているのか。オーナーのホリさんに話を聞いた。
「ロマンティックカーズ」に集ったヤングタイマー車の写真を一気に見る
「スカイライン」ってどんなクルマ?
2027年に生誕70周年を迎えるスカイラインは、日産のみならず日本を代表するクルマだといえる。もともとは1957年にプリンス自動車からその歴史が始まり、1966年に日産と合併した後も車名はそのまま引き継がれた。
ホリさんのスカイラインは1988年式。ソフィスティケート(洗練)された高級スポーティサルーンを目指した7代目モデル(R31型)に当たる。
このR31型でスカイラインは、3代目モデル(C10型)から搭載してきたL20型エンジンを新世代の直列6気筒エンジン・RB20系ユニットに一新。また、世界初の4輪操舵システム「HICAS」(ハイキャス)を搭載するなど、その歴史においても大きな転換点を迎えた。
妥協せずに選んだ人生最初の1台
そんなスカイライン(R31型)を、オーナーのホリさんはなぜ愛車に選んだのか。話を聞いてみた。
――こちらの車両はいつ、いくらくらいで購入されましたか?
2021年です。価格は車体が300万円くらい、乗り出しで320万円ほどでした。
――なぜこのスカイラインを購入しようと思ったんですか?
人生最初のクルマはとりあえず妥協しないで、欲しいクルマを買おうと決めていました。個人的に直6エンジンのクルマが欲しくて、トヨタの「ソアラ」や「マークⅡ」なども候補でした。その中で、条件に最も合っていたのがこのクルマです。それに、スカイラインに乗りたいという思いもありました。
――エンジン以外に気に入っているポイントはありますか?
エクステリアですね。ロングノーズデザインや1980年代のクルマに採用される直線基調のデザインも、購入する決め手になった部分です。当時の安全基準やデザインの流行りといった理由があるんでしょうが、今の流行りとは全く違う系統のデザインが魅力的に感じました。
――乗り味はいかがですか?
吹け上がりがスムーズで、爽快感のある乗り味は乗り始めてからすぐに感じました。そうはいっても、今のクルマと比べれば、同じ排気量であったとしても動きが鈍重になってはしまいますが、自分で操っているというアナログな感覚がすごく気に入っています。
――普段のカーライフはどんな感じで楽しんでいますか?
本当に趣味のクルマなので、通勤にも使っていません。週末に関東近郊にドライブに行ったりします。昨年は長期の休みを利用して、新潟まで旅行に行きました。何か特別に目的があったわけではなく、1人で気の向くまま、スカイラインを走らせました。
――今後、カスタムをしたいところはありますか?
排気関係は少し変えていきたいと思っていて、具体的にはエキマニ(エキゾーストマニホールド)を等長にしたいと考えています。これは「GTS」というグレードですが、その上にある「GTS-R」というスポーツグレードが等長のエキマニを採用していて、音がすごくいいんです。
R31型は2リッターエンジンですが、R32型以降になると2.6リッターも出てきます。そこを比べるとどうしても非力になってしまいますので、どこなら勝てるかっていうと、音だと思うんです。だから、等長のエキマニに変更して、せめて音をよくしたいなと考えています。











