ヤングタイマー車が集ったカーフェス「ロマンティックカーズ」の会場で、鮮やかな山吹色をしたトヨタ自動車「MR2」を発見した。しかも、ドライバー席に座るのは若き女性オーナーだ。一体どんな経緯でMR2を入手し、どんなカーライフを楽しんでいるのか。オーナーのゆりなさんに話を聞いてみた。

  • トヨタ「MR2」

    レースを楽しむリアル「サーキットの娘」(?)を虜にしたトヨタ「MR2」の魅力とは

「ロマンティックカーズ」に集ったヤングタイマー車の写真を一気に見る

トヨタ「MR2」ってどんなクルマ?

1984年に登場したトヨタのMR2は、日本初の量産ミッドシップスポーツ。車名は「Midship Runabout 2seater」(ミッドシップ ランナバウト 2シーター)の頭文字を取った造語で、その意味はズバリ「ミッドシップ方式の2人乗り小型車」だ。

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    「MR2」の車両サイズは全長3,925mm×全幅1,665mm×全高1,250mm、ホイールベースは2,320mm

当時の資料によれば、エクステリアはミッドシップ2シーターの特徴を最大限にいかした斬新なデザインとし、リトラクタブルヘッドライトを採用するフロントマスクには広く低いフード、面一で包み込むようなカラードソフトフェイシャバンパーなどを採用。空力特性にも優れるシンプルでなめらかなスタイルを作り上げた。

一方、リア部はミドシップ2シーターを象徴する直立バックウインドウやエンジンルームハッチルーパーに加え、ルーフ&リアスポイラー、デュアルエキゾーストなどにより、メカニカルな力強さを表現したとのことだ。

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MR2はその後、モデルチェンジを繰り返しながら、1999年まで生産が続けられた。今回のモデルは1998年式で、通称「5型」と呼ばれる最終モデルだ。15年にわたって販売されたモデルだけあって、初代モデルと比べると性能面では大幅な進化を遂げている。

初対面で「リトラ」に沼った!

そんな「MR2」オーナーのゆりなさんは、どんなカーライフを楽しんでいるのか。話を聞いてみた。

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    「MR2」オーナーのゆりなさん。聞けばサーキット歴3年で、レースをきっかけにクルマ好きになったそう

――こちらの車両はどういった経緯で、手に入れたんでしょうか?

私がクルマのレースをやっていて、その知り合いから、「ちょっと維持できないからどう?」という感じで声をかけてもらいました。レースをきっかけにクルマ好きになったものの、もともとクルマに全く興味がありませんでした。なので、その時は車種もわかりませんでしたが、ちょっと軽い感じで返事をして、譲っていただくことになりました。

――面白いエピソードですね。最初にMR2と対面した時の印象は覚えていますか?

実際に持って来ていただいた時は、いい意味で「何、このクルマ!?」って感じでした。私はリトラ(リトラクタブルヘッドライト)が好きなので、とりあえずパカパカするクルマに乗れるというだけで満足でしたが、実際に所有した今は、とんでもなく気に入っています。

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    ゆりなさんがお気に入りと話すリトラクタブルヘッドライト

――エクステリアではリトラクタブルヘッドライトがお気に入りということですが、他にはどんなところが気に入っていますか?

例えば、エンジンが後ろに載っているので、運転していると後ろからエンジン音が聞こえてくるところだったり、反応もすごくリニアで、ちゃんと小回りが利くところもいいですね。

――普段はどんな使い方をしていますか?

街乗りメインですが、遠出もしたりしますよ。父親の実家がある新潟の佐渡島まで、両親の乗るクルマと2台で行きました。その時は、片道5時間くらい運転しましたが、フェリーに乗ったりしてすごく楽しかったですね。普段から長野や群馬などに出かけたりしているので、長時間の運転も大丈夫です。

――少し話は変わりますが、先ほどドライブインシアター(ロマンティックカーズのイベントのひとつ)で見かけました気がしますが?

いました(笑)。見たかった映画は残念ながら見られませんでしたが、ドライブインシアター自体にけっこう憧れていたので、すごく楽しかったです。

――イベントも楽しめているみたいですね。では、最後にこのクルマでの目標を教えてください。

このクルマではまだサーキットを走れていませんが、一応、ロールバーも入れてはあるので、いずれはサーキットでも走りたいとは思っています。でも、何よりも壊さずに現状の綺麗な状態を保って、大切に乗り続けていきたいです。

【フォトギャラリー】トヨタ「MR2」(5型)