日産自動車の新型「エルグランド」に関する大量の情報が出てから、初めての週末を迎えた。ここらでゆっくりと、細部まで内外装を写真を確認してみたい、という方も多いのではないだろうか。実車を撮影した全99枚の写真をご覧いただきたい。

  • 日産の新型「エルグランド」

    新型「エルグランド」を写真でチェック!

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これまでに掲載した新型エルグランドの写真を一気に見る

プレミアムの表現に新機軸!

日産の開発陣に話を聞くと、新型エルグランドでは「これまでのプレミアムの表現」とは異なる、シンプルかつクリーンでありながら存在感のある姿を目指した。日産としては最新で最高のテクノロジーをパッケージングしたクルマであり、日本の商品ラインアップではフラッグシップの位置づけとなる1台でもあるので、先進性や堂々とした存在感を突き詰め、特徴のわかりやすい表現にこだわったそうだ。

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    写真の白い個体はボディカラー「プリズムホワイト」、内装色「紫檀 -シタン-」

新型エルグランドのデザインで最も人と話したくなるポイントは「顔」だろう。好き嫌いを含め、いろいろな人に感想を聞いてみたくなる顔つきをしている。

確かに、シンプルかつクリーンなイメージのある顔だ。ただ、大型ミニバンといえば、かつてはメッキ多めのギラギラ・オラオラ系が流行したこともある。そういう意味で、押し出し感は弱めなのでは……。そのあたり、デザイン担当に聞いてみた。

「そういう処理(ギラギラ系の)をすると、確かにぱっと見の豪華さ、ありがたさは出せますが、それが本当にいいのか、本当の上質、本質とはなんだろう、そのあたりを突き詰めるのが、我々の仕事なのではないかと考えました。最高の技術を盛り込んでいるので、それにふさわしい形をデザインする。それこそが、次の新しい上質のデザインにつながるのではないか、という考えです」

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横から見ると、伸びやかなルーフラインから堂々たる印象を受ける。リアを「く」の字型にえぐれた「逆スラント」の形状にすることで屋根を長くし、伸びやかなルーフラインを実現したという。

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どの角度から見ても、クルマの4つの角が踏ん張っているような頼もしさを感じる。

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ボディサイズは全長4,995mm(現行型に比べ+30mm)、全幅1,895mm(同+45mm)、全高1,975mm(同+160mm)。ライバルの「アルファード」と並べても全く引けを取らない大きさに進化した。ただ、クルマを大きくすれば、空力など、走りの面ではマイナス方向の影響が出るはずだが……。

その点について日産開発陣は、「車体が大きくなったので、空力的処理を施した形状にしないと、走行性能が悪化してしまいます。そこはデザインの工夫でカバーしました」と話す。実際、新型エルグランドは旧型に比べ9%ほど空力性能が改善しているそうだ。

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全幅の拡大は走行安定性の向上に寄与している。大きくなったので取り回しが悪くなったのかと思いきや、「最小回転半径はアルファードより小さい」(日産開発陣)そうだ。ちなみに、運転席に座った時の視点はアルファードより10mmくらい高く、見下ろし角がいいことに加え、Aピラーの角度もライバルよりも立っているため、運転する際の視界も良好、とのことだった。

タンでも白でもない上質な内装色を探求

内装は独特の色使いだ。写真の個体は、紫と青を組み合わせた「紫檀」というインテリアカラー。上質、プレミアムを旨とするクルマでは、内装色は白やタンなどが一般的だが、デザイン担当のコメントは以下の通りだ。

「セオリーだとそういう色になりますが、先進的で上質という新しい組み合わせを表現したかったので、オーセンティックを避けて、新しい色にチャレンジしました。ただ、突飛な色だと抵抗があると思うので、日本の、割と古来からある、高貴であり、気品のある色として扱われていた色を引用して、新しい上質感、先進性を追求しました」

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