トヨタ自動車の初代「カローラ」に当時も乗っていて、令和の今も再購入した同モデルに乗っているという生粋のカローラファンに「第3回旧車フェスタ in Yokosuka」で出会った。50年以上の時を超え、再び出会った名車に抱く思いとは。
「第3回旧車フェスタ in Yokosuka」に集結した名車、旧車を一気に見る
トヨタ「カローラ」ってどんなクルマ?
1966年の初代モデル誕生から数えて、今年で60周年を迎えるトヨタ「カローラ」。1997年にフォルクスワーゲン「ビートル」を抜いて世界累計販売台数のギネス記録を打ち立てると、2021年には世界販売台数5,000万台を突破するなど、その歴史はまさに偉業の連続といっても過言ではない。
1955年から始まった日本の高度経済成長により、国民の生活が豊かになるにつれ、それまで豊かさの象徴であった「白黒テレビ」「洗濯機」「冷蔵庫」に代わって「カラーテレビ」「クーラー」「カー」の3Cが「新・三種の神器」と呼ばれるようになった。
それでも、1960年代前半は自家用車を所有している人がまだ少なく、1965年時点の全国自動車所有台数は約650万台だった。そうした状況に劇的な変化をもたらしたのが初代「カローラ」だ。
初代「カローラ」は発売からわずか3年で100万台を売り上げるなど、当時としては異例のヒットを記録し、クルマの大衆化に大きく貢献した。
そんな初代「カローラ」に今も乗るオーナーさんはどんな人なのか。話を聞いてみた。
現代のクルマにはない操作感が魅力
――こちらの車両を購入した年と購入金額を教えてください。
オーナーさん:購入は3年前、価格は100万円でした。
――購入するきっかけは何でしたか?
オーナーさん:全く同じではないけれど、免許を取ってから初めて運転していたのが同種のクルマだったんですよ。あれから時間も経って、もうすぐ終わりのクルマになるなって考えた時に、もう一回乗りたいなと思ったんです。そしたら、たまたま安くて程度がいいのがあったので、購入を決めました。
――そうなんですね。改めて初代「カローラ」に乗ってみて、どうでしたか?
オーナーさん:やっぱり、自分で運転している実感があるから、乗っていて楽しいですよ。昔のクルマの操作している感じは、今のクルマにはない魅力ですね。
――普段のカーライフはどんな感じですか?
オーナーさん:今回のようなイベントにも出かけますし、たまには買い物に行ったりする普段使いもしています。やっぱり乗っていると目立つのか、話しかけられることは多いですよ。
――購入されてから車両トラブルはありましたか?
オーナーさん:大きいのはないけど、ちょこちょことはありますよ。例えば、燃料タンクの中が錆びていて、フィルター交換とキャブレターをオーバーホールしました。多分、これが一番大きなトラブルだったかな。
――メンテナンスの面で懸念するところはありますか?
オーナーさん:純正パーツはさすがになかなか出てこないけど、リプロパーツがあるから、普通に乗っていく分には問題ないんじゃないかな。このノーマルスタイルが好きなので、これからもこのまま長く乗っていきたいと思います。












