自動車を資産として捉える層に人気となっている車種のひとつが、トヨタ自動車の「ランドクルーザー」です。高いリセールバリューを維持する理由はどこにあるのでしょうか? 本記事ではランクルが新車価格を上回る価格で取り引きされるメカニズム、売却のベストタイミングを考えます。
そもそもランドクルーザーとは
ランドクルーザーはトヨタの本格オフロード車です。車名は「陸の巡洋艦」を意味し、「ランクル」の愛称でも知られています。日本では現在、「ランドクルーザー“70”」「ランドクルーザー“250”」「ランドクルーザー“300”」の3車種をラインアップしています。
ランドクルーザー“70”
本格オフロード設計のランドクルーザー”70”は、業務用途・過酷な環境での使用をメインとしたモデルです。耐久性のあるフレーム、シンプルな構造が特徴となっています。
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2004年に生産終了となりましたが、2023年11月に国内復活を果たしました。デザインや安全性能は最新にアップデートしています。
ランドクルーザー“250”
“250”はランクルの中核ともいえる1台です。「LIGHT DUTY」モデルとして、実用性の高さも実現しています。
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オフロードでの悪路走破性を備えながら、オンロードでの快適な走行性能を進化させています。街で日常使いしながら、週末などにアウトドアへ出かける方にピッタリのモデルです。
ランドクルーザー“300”
快適性と実用性を高めたランドクルーザー”300”は、ランクルブランドをけん引する存在。ハイグレード・ハイパワーの4WDです。
もともとは本格ステーションワゴンとして発売された”50”シリーズが基であり、長年のモデルチェンジを経てランドクルーザー”300”に進化しました。世界中のどのような道でも運転しやすく、ドライバーが疲れにくい走りを実現します。
ランクルシリーズのリセールバリューの高さ
国産車のリセールバリューランキングを見ると、いつも上位に位置しているのがランクルシリーズです。その理由は主に以下の4つです。
頑丈で耐久性が高い
ランドクルーザーは頑丈な構造と耐久性により、オフロード機能が高く評価されています。悪路・過酷な環境でも安全・安定的に走行できる点が、多くの支持を集めています。
アウトドアを楽しむ方、日常的に悪路で運転する職業の方にとって、ランドクルーザーは魅力的です。メンテナンスもきちんと行えば、長年にわたって使用でき、中古市場でも高い価値が維持されやすい構造となっています。
普遍性のあるデザイン
ランドクルーザーはパッと見てわかるとおり、無骨でパワフルなデザイン。野性味のあるフォルムはいつの時代でも多くの人を魅了しています。
ランドクルーザーのデザインは、耐久性や機能性も考慮した結果です。悪路の走行性を重視した力強いフォルムや、実用性を追求したシンプルな内装が特徴です。
飽きの来ないデザインとして、いつの時代も愛されています。
海外人気も高い
トヨタのブランドへの信頼性が厚く、世界中でランドクルーザーは人気です。
とくに舗装されていない道の多い国では、悪路でも強いランドクルーザーは高く評価されています。過酷な環境も走り抜け、故障も少ないことから人気を集めています。
簡単に輸出できない
ランドクルーザーを国内で新車で購入する場合、「輸出防止事前チェックシート」の提出が必要です。車両登録後1年間は、輸出・転売を行わないことを宣誓するものです。
新車の輸出が難しいため、中古車のニーズが高まり、高い中古車価格がキープされている状況です。
ランドクルーザーのベストな売却時期とは?
リセールバリューの高いランクルですが、より高く売却するためのポイントを紹介します。
需要が高まるのは9月~10月、1~3月
ランクルの需要が伸びるのは秋・冬です。9~10月は冬の四駆需要を見据え、ディーラーや買取業者が在庫確保に積極的になります。
1月~3月、とくに2月は買取業者が決算期を目前に在庫確保に動くため、査定価格が高まるケースが多いです。
購入後3~5年がカギ
購入後の3~5年が価格下落の重要な分岐点となります。5年経過でも、ランドクルーザー300 ZXは残価率85%という高水準をキープしています。
走行距離は5万km未満
走行距離による影響が徐々に出てくると考えられるのが、5万kmです。5万km未満の車両は、査定額の下落がやや緩やかになります。
逆に7万km以上になると、メンテナンスリスクが増してくるため査定額が下がる傾向です。




