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純度100%? 旧車の王様「スカイライン2000GT-R」を実車確認!

APR. 17, 2026 11:30
Text : 原アキラ
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旧車の王様といえば日産自動車の「スカイライン2000GT-R」、通称「ハコスカGT-R」であることは、ほぼ異論のないところだろう。「オートモービルカウンシル2026」の会場でオリジナル度満点の車両を見ながら、伝説の名車について振り返ってみた。

  • 日産自動車「スカイライン2000GT-R」

    ほぼオリジナル! 日産自動車「スカイライン2000GT-R」に遭遇(本稿の写真は撮影:原アキラ)

「オートモビルカウンシル2026」に集結した名車、旧車の写真ギャラリーはこちら

高純度なハコスカGT-Rの正体は?

スカイライン2000GT-Rの初代モデルといえば、おとなしい4ドアセダンのボディにレースエンジンをデチューンした強力な直列6気筒「S20型エンジン」を搭載した1969年の「PGC10型」だ。その出自から「羊の皮を被った狼」と呼ばれたことは、クルマ好きなら誰でも知っている。

1970年にはシリーズのマイナーチェンジに伴って、ホイールベースを70mm短縮したハードトップの2ドアクーペが誕生。GT-Rのボディもそちらに移行した。「KPGC10型」と呼ばれた同モデルをオートモビルカウンシル2026で展示していたのは、ヴィンテージ宮田自動車だ。

  • 日産自動車「スカイライン2000GT-R」

KPGC10型はホイールアーチにFRP製のホイールアーチを追加したり、フロントグリルのデザインを変更したりしたほか、クーペボディとしたことで空気抵抗が減少。ショートホイールベース化はボディ剛性の低下を防ぐためであり、さらには運動性能アップという目的も果たすことができた。

ガラスをスタンダードタイプにしたり、リアデフォッガーをなくしたり、ホイールキャップなしとしたりするなど、軽量化を徹底。インテリアは極限までシンプルにし、リクライニングなしの合皮バケットシートを採用、ラジオやアンテナをオプションにするなど、スパルタンな仕様となっていた。

フロントに搭載するS20型2.0L直列6気筒DOHC24バルブエンジンは、レーシングカーの「プリンスR380」用をデチューンしたもので、最高出力160PS(グロス)を発生する。5速MTを介して1,100kgのボディを200km/hオーバーまで引っ張った。

  • 日産自動車「スカイライン2000GT-R」

その戦闘力からレースでも活躍。1969年の公式戦(JAFグランプリ)以来の連戦連勝で、1972年までに通算52勝という日本モータースポーツ史に輝く戦績を残している。49勝目までは連勝を重ねたが、残念ながら、50連勝を達成すべく出場した1971年12月の「富士ツーリストトロフィレース」において、当時最大のライバルだったマツダ「サバンナRX-3」に敗れて記録がストップしたのは、今でも語り草だ。

ヴィンテージ宮田自動車のブースに展示されていたのは、そんなハコスカGT-R(KPGC10型)のオリジナル度を最高の状態まで再現した1971年製の個体。シルバーボディの内外装やエンジンルームはため息が出るほどの仕上がりだ。S20型エンジンのヘッドには「1・5・3・6・2・4」の点火順を示す数字がはっきりと刻まれていた。国外販売不可で価格は3,800万円。その価値十分なクルマだ。

そのお隣には、GT-Rの50連勝を阻んだ黄色いボディのサバンナRX-3が。いったい、どんな因縁なのか……。その詳細は別項で紹介する。

【フォトギャラリー】スカイライン2000GT-R


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※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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