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18億円のポルシェ? 「オートモビルカウンシル2026」でとんでもないクルマを見た!

APR. 12, 2026 10:00
Text : 藤田真吾
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希少なクルマが集結する「オートモビルカウンシル2026」の会場で、ひときわ強烈な存在感を放つクルマに出会った。価格は18億円……。ポルシェ「904-8」という名前のようだが、どんなクルマなのか! 展示していたデルタの丸山代表取締役社長に聞いてみた。

  • ポルシェ「904-8」

    とんでもないオーラを放つポルシェに思わず足を止めた

「オートモビルカウンシル2026」に集結した名車、旧車の写真ギャラリーはこちら

世界に2台! 博物館級のポルシェ

「オートモビルカウンシル2026」(Automobile Council 2026)は4月12日まで幕張メッセで開催中。4月10日金曜日の午前中は、基本的に取材を目的とする人たちが来場する「プレスタイム」だったのだが、会場に集まった手練れの自動車専門誌スタッフも、さすがにこのクルマの前では驚きの目を見張っていた。会場を一通り見て回ったが、おそらく、このクルマが最高額だ。

  • ポルシェ「904-8」

「ル・マンのワークスカーなんです」と説明してくれたのは、デルタの丸山修二社長だ。ル・マン24時間レースを戦った「実物」で、世界に2台しかない超希少なクルマなのだという。ちなみに、もう1台は博物館に入っているが、実際に動く状態で残っているのは写真の個体のみとのこと。「実際、鈴鹿サーキットを走ったりもしておりますのでね」と丸山社長は話す。

「やっぱり、速いんでしょうね?」と愚問を発してみると、「だって、全然、音がちゃいますもん。8気筒やからね」と丸山社長。このクルマ、なんと「F1」のエンジンを積んでいるそうだ。F1エンジンで24時間レースを戦えるということは、耐久性もものすごいと想像できる。

  • ポルシェ「904-8」

    「904-8」のエンジン。丸山社長によれば「すぐかかる」状態だ

デルタは基本的に、ミニ(英国車の)を取り扱う会社(ミニデルタ)なのだが、クラシックカーを取り扱うデルタクラシックスという事業も展開している。「904-8」をはじめとする今回の展示車は、「丸っこいクルマが好き」という丸山社長が好きで集めたものらしい。

値段が付いていることは売り物で間違いないはずなのだが、なぜ、これほど貴重なクルマを売ろうと思ったのか。丸山社長によれば、「もう、そこそこええ年なんで、片付けなきゃと思ってね。持って死なれへんから」とのこと。

どんな人に買ってほしいかと聞くと、「メーカーとか、資産を持っている方とか、きちんとメンテナンスをできる」ところに譲りたいとの意向だ。「博物館に引き取ってもらうのは?」と聞いてみると、「確かにまあ、保管はできるんでしょうけど、クルマはだんだん終わってくるわね。やっぱりクルマっていうのは、たまにエンジンかけたり、乗らなかったらダメなんで」と社長。好きなクルマが「死んで」しまうのは忍びない、といった様子だった。

それにしても、なぜ、どんな流れで「904-8」のようなクルマを入手する、入手できることになったのか。以下、丸山社長の回答だ。

「若い時にパッと見て、『うわー! ええクルマやなぁ!』と憧れて、レースを見たり、写真で見たり、本で見てたりしてたんですけど、願ってたら、来るんですよ。やっぱり、願いは届く。願ってないと、絶対に来ません」

  • ポルシェ「904-8」

デルタのブースにはほかにもスゴいクルマが並んでいたので、ぜひフォトギャラリーでお楽しみいただきたい。

【写真】ポルシェ「904-8」(1964年、18億円)

【写真】ポルシェ「910」(1967年、5,500万円)

【写真】ポルシェ「911ST」(1969年、1.65億円)

【写真】アバルト「Cisitalia 204A」(1950年、1.65億円)


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※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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