昔は、けっこう流行っていた? 屋根が革張りの珍しいクルマを「ノスタルジック2デイズ 2026」(N2d)の会場で発見した。トヨタ自動車「クラウン」(3代目モデル)2ドアハードトップの「レザートップ」仕様だ。
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乗れば愛着がわきそうなクラウン
N2dの「ヴィンテージ宮田自動車」ブースで見つけた屋根が革張りのクラウンは昭和44年(1969年)製。クラウンの3代目モデルで、2ドアハードトップの「スーパーデラックス」というグレードだ。販売価格は330万円となっていた。
トヨタの公式サイトによると、3代目クラウンの発売は1967年9月。当時は「オーナードライバーへの拡販に努力」すべく、「白いクラウン」キャンペーンを展開し、公用車や社用車の「黒」ではなく、自家用車で人気だった「白」が似合うことをアピールしたそうだ。この戦略が奏功したのか、個人顧客が増えていったという。
レザートップはいかにもオープンカーになりそうな雰囲気なのだが、実態としては鉄板に合成皮革をはってある状態なので、屋根を開けることはできない。
ヴィンテージ宮田自動車(所在地は三重県)の担当者に話を聞くと、「関東のイベントではシュッとしたもの、こじゃれたものが好まれがちなので、このクルマを持ってきました」とのこと。読みは的中したようで、N2dでは来場者から、「このクルマ、乗り出しはいくらくらいなの?」とかなり具体的な問い合わせを受けたりしたそうだ。
レザートップのクルマは現在だとかなり珍しい存在だが、昔はけっこう流行っていたそうで、市販のクルマの屋根に革をはる業者もいたという。
手入れが大変そうだし日焼けが心配ではあるものの、経年変化も含め乗るほどに愛着がわきそうなクルマだった。
【フォトギャラリー】レザートップの3代目クラウン
「ヴィンテージ宮田自動車」ブースにはレザートップのクラウンのほか、日産自動車「スカイライン2000GT」(ハコスカ)とマツダ「カペラ」が展示してあった。ハコスカの方は「無事故の超レアモデル」で、外見をいじっていないノーマル状態の車両はけっこう貴重なのだという。価格は760万円となっていた。



































