海外でトヨタ自動車「スープラ」が人気だ。『ワイルドスピード』でフェラーリをぶっちぎった「A80型」は特に人気沸騰中で、場合によっては数千万円で取り引きされることもあるという。では、A70型は? 「ノスタルジック2デイズ 2026」(N2d)で美品に遭遇した。
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「トヨタ3000GT」がキャッチコピー
海外で圧倒的な人気を誇るトヨタ車は「A80型スープラ」だ。映画『ワイルドスピード』に登場した主役のブライアン(ポール・ウォーカー)が駆るオレンジのA80スープラが対決したフェラーリをぶっちぎり、その高性能さを強烈にファンにアピールしたことが人気爆発につながった。チューンアップした2JZ型エンジンは1,000PSを超えたといい、そうしたモンスターマシンを扱うチューニングショップの目にとまるとともに、JDMルールによる解禁時期も重なって、海外のコレクターからの買い付けが急増し、現在では相場が数千万円クラスまで高騰しているそうだ。
と、そんな頭でN2dの会場を回っていると、筆者の目についたのがトヨタモビリティ神奈川ブースに展示されていたスープラだ。A80より1世代前の1992年製「A70型スープラ2.0GT」である。
あのトヨタ「2000GT」を意識した「トヨタ3000GT」というキャッチコピーでデビューしたA70型は、流麗なロングノーズ・ショートデッキとリトラクタブルヘッドライトという現代のモデルにはないスタイルを持っていて、そのクラシカルクールな出立ちが今や欧米のスポーツカーファンから認められつつある。さらに、折からのJDMブームで手に入りにくい価格までアップしたA80型の影に隠れつつも、ネオクラシックJDMとして評価され、需要が増えつつあるのだという。
ブースに展示してあった個体は「オーナーあり」で、珍しいムーンルーフの修理が終わったばかりのもの。現役のクルマらしい綺麗な状態が保たれていて、150PSを発生する1G-GEU型直列6気筒エンジンも調子が良さそうだった。














