ランボルギーニが横浜に大規模なサービス拠点を新設した。数年前から計画していたというが、そもそも、ここまでの規模のサービス拠点が必要なくらい、ランボルギーニは売れに売れているのか。現地で聞いてみた。
なぜ横浜?
ランボルギーニは神奈川エリア初となるサービス拠点「ランボルギーニ 横浜サービスセンター」(横浜市都筑区)を2月16日にオープンした。幹線道路沿いに約2,218平方メートル(約670坪)の敷地を有する大規模な拠点だ。
拠点内では最大8台もの車両の同時整備が可能。7基のリフトとアライメントテスターを完備している。ちなみに、販売拠点ではないため新型車両の展示などは行わない。
ランボルギーニによれば、日本におけるアフターセールスネットワークを強化し、最新世代のHPEV(ハイパフォーマンス・エレクトリファイド・ビークル)を含むラインアップの拡充を進め、整備体制と顧客体験の向上を図るというのが新拠点開設の理由だ。
本センターにはハイブリッドモデルにも対応した最新施設を導入。イタリア本社でトレーニングを受けたメカニックが在籍しているというから、最新のランボルギーニでも安心して持ち込めるはずだ。
ランボルギーニは電動化ロードマップを提示して、今後はHPEVを拡充していくとの方針を掲げている。こうした動きに対するサービス体制の強化であることはわかった。
ではなぜ、サービス拠点を横浜に開いたのか。担当者は次のように話す。
「これまで、横浜を中心とする神奈川エリアには、ランボルギーニの大規模なサービス拠点がありませんでした。すべてのオーナー様がそうではありませんが、整備のために東京方面か名古屋方面の拠点への入庫を余儀なくされることもありました。そのため、数年前から複数台を同時に整備できる大規模なサービス拠点を神奈川エリアに設置しようと計画を立てていました」
販売台数は前年比115.8%と絶好調!
ランボルギーニの現行モデルは、V8エンジン搭載のハイブリッドモデル「テメラリオ」、SUVの「ウルス」、V12エンジン搭載のフラッグシップモデル「レヴエルト」をラインアップする。いずれも数千万円以上する超高級車だが、そもそも売れているのだろうか。こちらも担当者に聞いてみた。
「ランボルギーニの2025年の納車台数は全世界で1万747台と新記録を達成しました。欧州や中東、アフリカなどのEMEA地域はランボルギーニ最大の市場で4,650台、アメリカ地域では3,347台、APAC地域(アジア太平洋)では2,750台を納車しました。ブランド強化に向けた取り組み、高い競争力を備えた製品提供、ラインアップの特別感を維持するための販売・流通アプローチに基づく戦略の推進などが、新記録達成につながったと考えております」
ランボルギーニの日本国内での新規登録台数(2025年)は951台。日本自動車輸入組合(JAIA)の輸入車新規登録台数で前年比115.8%を達成した。2024年は821台、2023年は628台、2022年は571台なので、着実に販売台数を伸ばしている状況だ。
購入者層は全世代で幅広いとのことだが、20~30代の若い世代も増えているとのこと。「要因はさまざま」と担当者は話していたが、やはり、時代に合ったハイブリッドモデルの投入や他を寄せつけない圧倒的ハイパフォーマンス、唯一無二のデザインなどが多くのドライバーに受け入れられているのだろう。
横浜サービスセンターでは多種多様なパワートレインを搭載する最新車両に加えて、すでに生産が終了している過去のモデルの整備にも対応するとのこと。そのため、最新かつ万全の整備体制を構築しているそうだ。ランボルギーニを乗り継いでいくための安心材料が増えたのは、オーナーにとっては喜ばしいことに違いない。















































