日銀が2025年12月に利上げを実施し、今後の利上げの可能性も示唆されています。住宅ローンだけでなく、マイカーローンの金利選択についても慎重に決めたいものです。この記事ではマイカーローンの金利上昇リスクと資産規模に応じた最適なローンタイプを紹介します。
マイカーローンの金利は固定と変動の2種類がある
住宅ローンだけでなく、マイカーローンの金利にも固定タイプと変動タイプがあります。固定は契約期間中にずっと金利が変わらないタイプ、変動は一定の期間で金利が見直されるタイプです。
固定金利のメリット・デメリット
固定金利は計画的な返済がしやすいのがメリットです。契約期間中に金利が変わらないため、安定的な返済ができます。
その一方、変動金利より金利が高く設定されていることに注意が必要です。金利がもし下落傾向になっても、固定金利はその恩恵を受けられません。
変動金利のメリット・デメリット
変動金利のメリットは、固定金利より金利が低いことです。0.2%や0.3%といった小さな金利の差でも、長期で返済していくと総支払い額に大きな差が発生します。
ただし、政策金利が上昇すると、ローンの変動金利も上昇する可能性が高くなります。返済計画に影響が及ぶケースもあり、金利が上がった場合のシミュレーションもしておくことが重要です。
銀行系とディーラー系の違いは?
マイカーローンには、銀行が提供するものとディーラーが提供するものの2種類があります。
銀行系の場合は変動金利がメイン
まず銀行系マイカーローンの場合、そもそも変動金利がメインで、固定金利のサービスを提供しているところは多くありません。例えば以下の通りです。
三菱UFJ銀行「ネットDEマイカーローン」:変動金利(年1.875%~3.00%)
横浜銀行「マイカーローン」:変動金利(年0.9%~2.8%)
千葉銀行「マイカーローン」:変動金利(年0.9%~3.15%)
※2026年1月5日時点のデータ
銀行系のマイカーローンは年0.9%~3.2%程度と低い金利で借りられるのがメリットです。その一方、審査は厳格で、年収や他の借り入れ状況などを厳しくチェックされます。
たとえ高年収でも、すでに高額な住宅ローンを組んでいるといった場合、マイカーローンの審査に通るのが難しいケースもあります。
ディーラー系の場合は固定金利もある
ディーラー系のマイカーローンでは、変動金利だけでなく固定金利も選べるところがあります。ディーラーローンの金利の相場は年3~8%程度で、車種・時期・キャンペーンなどによって変動します。
全体的に銀行系よりも金利が高めですが、審査が厳しくなく、手続きがスピーディーなのがメリットです。車の購入の契約とローンの契約を同時に済ませられるため、手間を省きたい方にも向いています。
変動と固定のどちらを選ぶ?
変動金利・固定金利はいずれもメリット・デメリットがあります。どちらを選ぶべきなのかは、個人の状況や考え方によって異なります。
支払い額を少なくしたいなら銀行系の変動金利
まず、低金利であることを最も重視するなら、銀行系の変動金利を選ぶのがよいでしょう。ディーラー系より金利が低く、ローンの総支払い額を抑えられます。
ただし、変動金利は将来の金利の上昇というリスクがあります。長く借りているほど影響が大きくなるため、できるだけ短期間で返済を済ませることがおすすめです。
金利について心配したくないなら固定金利
金利の動向を心配したくない、いちいち振り回されたくないと感じる方は、最初から固定金利を選ぶのもおすすめです。日銀の政策金利がいくら変動しても、固定金利には影響が及びません。
ただし、固定金利は高めに設定されているため、無理なく返済できるか必ず確認をしましょう。毎月の給料やボーナスが下がった場合でも返済できるか、いくつかのパターンでシミュレーションをすることをおすすめします。


