マツダが売れ筋SUV「CX-5」の新型を2026年春に発売する予定だ。「東京オートサロン2026」で欧州仕様車を確認し、担当者に話を聞いて、現時点で判明している最新情報をまとめた。
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新色のネイビーブルーマイカを実車確認!
マツダが東京オートサロン2026に展示した2台のCX-5は、いずれも欧州仕様開発車両と表示された左ハンドルモデル。そのうち1台は新色の「ネイビーブルーマイカ」外装で、内装色はブラック&ホワイトの2トーンだった。
もう1台は「ジェットブラックマイカ」外装と「スポーツタン&ブラック」のレザー内装の組み合わせだ。
ボディサイズは全長4,690mm、全幅1,860mm、全高1,695mm、ホイールベースは2,815mm。搭載するパワートレインはガソリン仕様の「e-SKYACTIVE G2.5」(マイルドハイブリッド付き)で、直列4気筒直噴DOHC16バルブエンジンは最高出力104kW(141PS)/4,500~5,000rpm、最大トルク238Nm/3,500~3,750rpmを発生し、6速ATを介して前輪を駆動する。燃料は無鉛レギュラーガソリンでタンク容量は56Lだ。
ストロングハイブリッドの「SKYACTIVE-Z」は開発順調
新型CX-5のパワートレインは、現行モデルにあるディーゼルエンジンがなくなり、マイルドハイブリッドのSKYACTIVE-Gと、2027年搭載予定のストロングハイブリッドモデル「SKYACTIVE-Z」のガソリン2タイプになるという。その開発状況を会場にいた国内事業戦略本部の担当者さんに聞いてみると、「順調に、予定通りに開発は進んでいます」とのことだ。
「新型のガソリンモデルに乗ると、とにかく応答性がいいというか、アクセルの付きがいいというか、その開度によって思うように運転できる軽快感があります」と担当者。さらに「静粛性も高いので、搭載する純正のマツダハーモニックアコースティックやBOSEのサウンドシステムの音質が、際立ってよく聞こえます」という。
インテリアでは、視線移動を最小化するというマツダの安全思想は継続しながら、物理ボタンを減らしてスマホに近い操作感を指向し、そのために今回は、音声操作能力をさらに拡充したそうだ。
CX-60との違いは?
新型CX-5とサイズ感がかぶる「CX-60」との違いについては、「CX-60は大排気量直列6気筒のディーゼルを搭載しているので、ドライブを楽しみたい、思いっきり走りたいというのであれば、やっぱり60がいいと思います。一方のCX-5はオールラウンダーという位置付けなので、日常の使いやすさとなると、CX-5に軍配があがります。FFベースの利点をいかして後席のヒザ回りをさらに拡大し、ラゲッジの有効長も伸ばしていますので、シートを倒してフラットにすれば、180cmの私(その場にいた広報さん)でも余裕で寝ころべます」とのこと。
サイズ的にはゴルフバック4個を搭載できる現行車よりさらに広くなっているので、釣りやサーフィン、シーカヤックなど、アウトドア用途での汎用性がより高くなっているそうだ。
価格は300万円台から?
エクステリアでは、現行マツダ車によくあるリフレクションはあまり意識せず、全体のフォルムを大事にしたパッケージングになっている。「背を高く、さらに室内長も長く、という要求に対して、デザイナーは非常に苦労したと思いますが、フロントドアにちょっとした斜めのアクセントラインを入れて、まあ、これは目の錯覚なのかもしれませんが、フロントが長く見え、今の魂動デザインをキープしつつ高さを意識させないデザインになっています」という。
販売価格については、「ライバルが多数あって、他社さんは400万円以上からスタートなど値上がりしたものが多いのですが、CX-5はやっぱりコスパというか、お買い得感というのがユーザーに評価されているので、ちょっとインパクトのある価格にしたいと思い、企業努力もしています。たくさん売れないといけないので、できれば300万円台からいきたいと思っていて、ここはご期待いただければと思っています」という話。言葉通り、大いに期待したいところだ。






















