2026年は午年ということで「馬」にまつわるクルマはないかと探していると、三菱自動車工業の「スタリオン」にたどりつきました。スタリオン(stallion)は英語で種馬の意味なので、スポーツカーによく似合う名前だなと思ったのですが……あれ? つづりが「STARION」になってる? どんな背景があるのか調べてみました。
種馬ではないけれど、馬には縁がありました
スタリオンは1982年に登場した三菱自動車のスポーツクーペです。同社の解説によれば、「ギャランGTO」「ギャランFTO」「ランサーセレステ」に続く、三菱自動車のスポーティカーの第4弾だったそうです。ボディはロングノーズ・ショートデッキの2ドアクーペ。エンジンは2.0Lで、後に2.6Lを追加しました。
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スタリオン(stallion)は英語で種馬、あるいは去勢されていない雄馬を意味する言葉なので、このクルマの名前としてかなりしっくりくるのですが、調べてみると、三菱自動車のスタリオンはアルファベットで「STARION」と書くそうです。実は、車名の由来は種馬のスタリオンではないんです。
スタリオン発売当時のプレスリリースを確認すると、公式の説明が記載してありました。以下の通りです。
スタリオン(STARION)とは、星(STAR)とギリシャ神話の英雄ヘラクレスの名馬・アリオン(ARION)とを組合せた言葉で、星のもとを天駆ける名馬のイメージから広大な宇宙と力強さ、高性能を象徴している。
なんとも壮大な名前ですね! ただ、アリオンが由来となっているので、馬に縁のあるクルマと考えて間違いないでしょう。
ちなみに、スタリオンが搭載するエンジンの名前は「シリウス」だったそうです。シリウスはギリシャ神話に出てくる猟犬(猟師のオリオンが連れています)の名前なので、つくづく十二支に縁のあるクルマだと言えます。
当時のリリースによるとスタリオン発売当時の価格は173万円~281万円。国内販売目標は月間2,500台、輸出目標台数は月間1,000台となっていました。物価高の行方が気になる2026年ですが、昔はこんなにかっこいいクルマが100万円台で買えたんですね……。









