この記事では、「一流・二流・三流の違い」を、色気・人間関係・ファッション・聞き方・夜の所作など、あらゆる角度から浮き彫りにした『一流の男 二流の男 三流の男』(潮凪洋介/あさ出版)から一部を抜粋して紹介します。
今回のテーマは『質問1つで奥行きがバレる』。
質問1つで奥行きがバレる
一流は、ターニングポイントを聞く
二流は、うまくいった理由だけを聞く
三流は、聞かなくてもわかることを聞く
男の“質問の仕方”には、その人のステージが出る。
今まで何を成し、どんな価値を世に提供し、世の中からいかに必要とされているかが露呈する。質問1つで男のすべてが、測られてしまうのだ。
一流は、「ターニングポイントを聞く」
一流の男は、成功の理由よりも「うまくいかなかったときの話」を聞く。
「最悪なときは、どんな状態で、その後どうしたのか?」
「そこから、どうやって抜け出したか?」
相手が地べたを這った状態を知り、それとどう向き合ったか?突破したか?その息遣いを尊敬の気持ちを込めて聞く。
下積み努力の蓄積、ピンチのあがき。そこからの飛躍。その切り替えスイッチのありか。その答えを、自分が仕事や人生で壁に面したときの突破口のヒントにするのだ。
他人のどん底から学ぶ。それは自分の人生を強くしながら、相手の本質とつながる最適な問いかけだ。
女性に対しても、「落ち込んだとき、どうやって抜け出したの?」「そこからいろんなものを得たよね」。
傷を聞いているのではない。どんな壁にぶつかり、どう超えた?どう回避した?彼女の戦い方を知ることは彼女の本当の魅力を知ることでもある。
二流は、「うまくいった理由だけを聞く」
「どうやってうまくいったのですか?」この質問が悪いわけではなく、得るものはある。再現性あるセオリーが人生を変えてくれるかもしれない。
だが実は、成功話だけを聞いても、仕事や人生をスケールする筋力にはならない。転んだときに自分を支える、心のインナーマッスルを鍛える方法がわからないからだ。足腰が弱いまま、セオリーだけがインストールされるも折れる。
女性に対しても「どうしてそんなにキレイなの?」「美容、何してるの?」。
でも、彼女がオーラを発するまでの本質には触れない。彼女は美容とは他の努力をし、まったく異なるプライドを持っているかもしれない。
そこに触らないと、海馬でつながることはできない。浅い関係で終わる。
三流は、「聞かなくてもわかることを聞く」
調べもせず、聞かなくてもわかることを質問する三流。
「仕事ってどんなことをするんですか?」
三流には、人の挑戦への興味も、自分の挑戦を重ねて想像する力もない。だからこそ、あってもなくてもいい、空虚な質問で時間を奪う。
魅力的な女性に対しても「あれ?彼氏とかいるの?」。返事もしたくない。
ライオン級の男たちから注がれる、何十本もの求愛レーザービームがまったく見えていない。見てきた景色が貧弱すぎて、まとう空気で察することすらできないのだ。
質問とは、成熟度を映す鏡。どこを切り取るかで、あなたの深さも丸見えになる。
一流は離陸・再起の瞬間を聞き、二流はレシピを聞き、三流は検索でわかることまで聞いてしまう。
質問のセンスで、人生の質がバレる。
『一流の男 二流の男 三流の男』(潮凪洋介/あさ出版)
三流は焦り、二流は狙い、一流はただ“そこにいる”――この違いは何か? それは、言葉やスペックでは説明しきれない“空気”のようなものだ。たとえば、恋愛の場でもビジネスの場でも、「なぜかあの人、気になる」「一緒にいると心地いい」「また会いたい」と思わせる男がいる。彼らは必死にアピールせずとも、ただ静かにそこに“存在している”だけで、周囲を引き寄せてしまう。努力をしていないわけではない。ただ、その努力が見えないほど自然に、日々の所作に“たしなみ”としてにじんでいるのだ。 本書は、そんな「一流の男」と呼ばれる人たちがもつ共通点を、昼と夜の両面から紐解く。


