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光岡自動車「M55」は何に似ている? クルマ好きの「答え合わせ」

DEC. 07, 2025 11:30
Text : 原アキラ
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日本のクラシックなGTカーが世界的に大人気な今、アメ車からの影響をもろに受けた「古き良き日本車」の要素を満載した光岡自動車「M55」が人気を呼ぶのは当然と言えば当然だ。先ごろ発売となったM55の量産モデル第2弾は、どんなクルマに似ている? クルマ好きによる「答え合わせ」だ。

  • 光岡自動車「M55ファーストエディション」

    光岡自動車「M55ファーストエディション」

M55に光岡自動車が込めた思いとは

2023年に光岡自動車(ミツオカ、富山県富山市)の創業55周年を記念して誕生したのが「ミツオカM55」(エムダブルファイブ)だ。シンプルな車名はミツオカの頭文字である「M」と「55」周年の掛け合わせ。ベースとなっているクルマは4ドアクーペスタイルのホンダ「シビック」である。

メインターゲットは同社と同じ55年の人生を歩んだ「同世代の方々」とする。感性豊かな少年少女時代に体験したさまざまな出来事や1970年代の時代感覚をベースに、当時の明るいマインドを具現化したのがM55というクルマだ。

光岡自動車は創業当時、事業発展の礎を築くべく、夢や希望に満ちたエネルギーにあふれ、その先にある明るい未来を追い求めていたという。当時のエネルギーを今の時代にも感じてもらいたい……そんな願いを込めてM55を作ったそうだ。

光岡自動車は過去最高の生産台数達成

M55の量産モデル第2弾となる「ファーストエディション」の発表会に登壇した常務取締役の光岡太進氏は、「私がM55の発表会のため東京に行くことを創業者の進に伝えると、このクルマは当時のスカGやローレルによく似ていると目を細めていた」と話した。同社の事業については、「2024年は特殊車両も含めて過去最高の877台を生産、売り上げが350億円に達した。従業員は600人規模となるなど、着実に成長している」とし、スタッフとともにM55ファーストエディションとの記念撮影に臨んだ。

  • 光岡自動車「M55ファーストエディション」

    左から2人目が光岡太進氏

スカGやギャランGTOを彷彿

M55ファーストエディションのエクステリアを見て、まず頭に思い浮かぶのがアメリカンマッスルカーのダッジ「チャレンジャー」(1970年~)だ。丸目4灯のヘッドライトだけでなく、バンパーが前方に出っ張ってボディラインに埋め込まれたように滑らかにつながる「インテグレーテッド・バンパー」を採用していたので、イメージが重なる。

同じ70年代にデビューした日本のGTカーたちは、そうしたカッコいいアメリカンモデルの影響をもろに受けていた。店内に展示されていたホワイトカラーのファーストエディションは、インテグレーテッドバンパーを採用して丸目4灯だった日産自動車の「ケンメリ・スカイライン」(C110型)に本当によく似ている。

  • ケンメリ・スカイライン

    ケンメリ・スカイライン

  • 光岡自動車「M55ファーストエディション」

    M55ファーストエディション

  • ケンメリ・スカイライン

    ケンメリ・スカイライン

  • 光岡自動車「M55ファーストエディション」

    M55ファーストエディション

  • ケンメリ・スカイライン

    ケンメリ・スカイライン

さすがにリアライトだけは、似過ぎてしまうので丸目4灯にするのを避けたというほどだ。

  • 光岡自動車「M55ファーストエディション」

    M55ファーストエディション

  • ケンメリ・スカイライン

    ケンメリ・スカイライン

オレンジに近い「ジョンマンゴー」カラーのM55は、当時の三菱自動車工業「ギャランGTO」(マスタングのファストバックがモチーフと言われている)が採用したリアガラスのウインドールーバー(当時は大流行だったが、写真のGTOは非装着)やダックテールスポイラーを彷彿させる。

  • M55ファーストエディション

    M55ファーストエディション

  • ギャランGTO

    ギャランGTO

  • 光岡自動車「M55ファーストエディション」

    M55ファーストエディション

  • ギャランGTO

    ギャランGTO

これら日本製クラシックGTカーの人気は今や天井知らず。それらのモチーフを詰め込んだM55が注目を集めるのも納得だ。実際、M55の量産モデル第1弾「ゼロエディション」は、2024年11月に100台限定で抽選販売の受け付けを開始したところ、わずか10日間で応募者数が上限の350名に達し、受け付けを中止したほどの人気モデルとなった。2025年8月ごろからデリバリーが始まっているので、街中でゼロエディションを目撃したラッキーな方がいらっしゃるかもしれない。

ファーストエディションはこうして買う

ファーストエディション(2026年モデル)の生産台数は250台。ホンダからシビック100台を一括購入して製作したゼロエディションとは異なり、注文を受けてからベース車両を調達して製作する仕組みに段取りを変えたという。2025年3月27日に先行予約を開始したところ、11月27日までに約150台のオーダーが入ったという。

光岡自動車はM55の正式発売を機に、全国の販売拠点で実車を展示する予定。11月28日~12月25日に商談を行った先着10名にオリジナルタオルをプレゼントする「クリスマスフェア」も実施する。さらに12月27日から2026年1月7日の期間中は、羽田空港第2ターミナル2階のマーケットプレイス中央で特別展示を行うという。

M55ファーストエディションの価格はハイブリッドの「e:HEV EX」が842万7,100円、「e:HEV LX」が811万8,000円、ガソリンモデルの「LX」が756万8,000円。ゼロエディションの走りや、ベースモデル(シビックハイブリッドモデル)の試乗会に参加した印象から、走りは間違いなく良さそう。残り100台というから、実車を見てから注文してもなんとか間に合いそうだ。

【フォトギャラリー】M55ファーストエディション

【走行シーン】M55ゼロエディション


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※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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