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ホンダ「CR-V」が日本で復活! 上質さ向上でライバルはハリアー?

DEC. 04, 2025 11:00
Text : 御堀直嗣
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ホンダはSUVの「CR-V」を日本市場で復活させる。発売は2026年2月の予定。日本に導入するのは通算6世代目となる現行型のCR-Vで、先代モデルに比べサイズが大きく、見た目の上質さが向上している。ライバルとなりそうなのはトヨタ自動車「ハリアー」だ。

  • ホンダの6代目「CR-V」

    ホンダの「CR-V」が日本で復活!

輸入車とも戦えそうな上質感

ホンダが日本で発売する6代目CR-Vは、先代の5代目に比べ、やや大柄な車体寸法となっている。米国では2022年に販売が始まっていた車種であり、日本では2024年、燃料電池車(FCEV)でプラグインハイブリッド車(PHEV)の「e-FCEV」を先に導入していた。今回、日本導入を決めたのはハイブリッド車(e:HEV)だ。グレードは「RS」と「RS BLACK EDITION」の2種類。e-FCEVも併売する。

競合車となるのはトヨタ自動車「ハリアー」ではないか。車体寸法も、ほぼ同等だ。輸入車ではメルセデス・ベンツ「GLC」やシトロエン「C5」などが近いところで、BMW「X3」は若干大きめとなる。

  • トヨタ「ハリアー」

    トヨタ「ハリアー」

日本に入ってくる6代目CR-Vの実物を見ると、前型よりもサイズが大きくなったことに加え、外観の造形が新しくなったこともあり、見た目に上質さと高級感が加わって、車格がひとつ上がったという印象を受けた。ハリアーや輸入車が競合になると思えた所以だ。

「CR-V」という車名は「Comfortable Runabout Vehicle」(快適で自由に走り回る乗り物)に由来する。1995年に登場した初代モデルは、軽快で身近な使い勝手のよい新しいクロスオーバーSUVであり、車名を体現したクルマだった。

その後は世代を重ねるに従って、主力市場となる米国での要望に応え、車体が大型化していく。それでも、上級になったとはいえ、身近で親しみのあるSUVだったと記憶している。

しかし今回の新型は、佇まいの質がより高まり、上質さを伝える外観が魅力だと思う。デザイナーの言葉によれば、「CセグメントのSUVとして王者となる造形」ということになる。

  • ホンダの6代目「CR-V」

    目指すは「CセグメントSUVの王者」だ

造形の特徴のひとつとして、フロントウィンドウを支える支柱(ピラー)を前型に比べ後ろ寄りにし、ボンネットフードを長く見せる外観としている。クルマが伸びやかで立派に見えるデザインだ。

なおかつ、フロントピラーが後ろ寄りとなったことで、運転席に座ったときの前方の見晴らしがよくなった。サイズが大きくなっても手の内にあるという、運転のしやすさへの配慮が感じられる部分だ。

サイドウィンドウは下端が後へ向かって水平になっている。これには、車庫入れなど駐車の際に、駐車枠とクルマの向きを合わせやすくする効果があるという。

インテリアの完成度は?

室内は水平基調のダッシュボードが特徴。近年のホンダ車と共通する造形で、乗り込むと解放感があり、車幅感覚もつかみやすい。

  • ホンダの6代目「CR-V」
  • ホンダの6代目「CR-V」

座席は本革製。シートヒーターと送風機能の両方を備えており、四季を通じて快適に座れそうだ。座席自体も大柄で、しっかりと体を支えてくれる。

座席位置の調整は前後のスライド幅が十分で、乗る人の体格の差にしっかりと配慮していることが感じられた。これにハンドル位置の調整を加えると、適切な運転姿勢がとれるのではないか。日々、快適に運転できそうだ。

後席の座り心地も申し分ない。座席と床の高低差が十分で、座席が腿を支えてくれる。同乗者も疲れず移動できるはずだ。また、前席の下には、つま先を差し入れられる凹みが設けられており、足元のゆとりも不足なし。後席の背もたれの角度は8段階で調整できる。

荷室にアクセスするためのリアゲートは、足先を床下に差し入れると自動で開閉できる機能を備える。荷室の床はリアバンパーとの段差がなく平らで、重かったり大きかったりする荷物を床に乗せさえすれば、滑らせるように奥へ押し込める。

ハイブリッドは新機能を追加

動力はホンダの2モーターハイブリッド「e-HEV」のみ。駆動方式には前輪駆動(FF)と4輪駆動(AWD)の選択肢がある。

ハイブリッドシステムは基本的に従来通りで、モーター駆動を主体に、急加速時や高速走行時にはガソリンエンジン走行になる仕組みだ。これに今回、新たな機能として「ロックアップLow」が追加となった。低い速度でも、急坂を登る際や、だらだらと続く長い登り坂を走行する際にはエンジン駆動になる。特にボートやキャンピングカーなどを牽引する際など、より大きな力を必要とする場面で、エンジンの力を活用できるようにするための機能である。

車体色は5色。「ブレイジングレッド・パール」はホンダ初の色で、「スレートグレー・パール」と「キャニオンリバーブルー・メタリック」はCR-Vでは初採用となる。あとの2色は「プラチナホワイト・パール」と「クリスタルブラック・パール」だ。

室内は基本的に黒で、「RS」と「RS BLACK EDITION」で加飾に若干の違いがある。

これまでに比べ上質さが増した新型CR-Vは、輸入車を含めた上級SUVの選択肢のひとつに加わるのではないか。そのくらいの魅力を感じた。

【フォトギャラリー】6代目CR-V


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※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。