内窓とシャッターで防犯対策
窓ガラスを変えるだけでなく、内窓やシャッターを取り付けて防犯性能を上げる方法もある。
既存のサッシの内側に取り付ける「内窓」は、鍵やガラスが二重になるため、侵入までの時間を稼げるようになる。防犯だけでなく、結露防止や防音・遮音、断熱などのメリットもあるため、日常生活の快適性にもつながるポイントだ。
シャッターを窓に取り付けておけば、さらに防犯効果が高まる。電動タイプなら室内からのボタン操作やスマホアプリで開閉ができるので楽だ。
また、玄関ドアの防犯性能も向上している。スマホやキーホルダーで解錠できる電気錠、顔認証付きの玄関ドアなどだ。複雑な操作がいらないため、鍵そのものを忘れたり、内鍵をかけ忘れたりしても、システムでフォローできる。
門扉周りでは、インターホン、ポスト、宅配ボックス一体型の門柱が紹介された。訪問者とのやりとりを門柱で完結させることで、知らない人が玄関前まで立ち入ってこない環境を作れる。玄関先や庭に照明を付けることも、侵入しにくい環境作りに有効だ。
行動パターンをずらす、インターホンで対応することも大事
京師さんによると、高齢者は毎日決まったパターンで行動することが多く、留守になる時間帯などが予測されやすいという。そのため、たまには普段と違う時間に外出するなど、行動パターンに揺らぎを持たせることも大切だ。
また、インターホンを鳴らされたときに居留守を使うと、逆に侵入されてしまい、危険にさらされる。インターホンでしっかり対応することも、防犯として重要なポイントだ。
入院や出張などで自宅が長く無人になる場合は、見守りサービスへの依頼、スマートホームシステムを使った照明やシャッターの遠隔操作、防犯カメラなどによる異常の検知、声での威嚇など、人がいるように見せることも心がけたい。
リフォームのタイミングで防犯対策を
防犯というと、どうしても物騒な話や怖い話になってしまうが、内窓や多機能な門柱など生活の質を上げつつ防犯につなげる方法が数多くある。特に内窓は、冷暖房の効率が向上するため、電気代の節約にもなるからうれしい。年末年始、実家で家族と話す人も多いだろう。リフォームの計画があってもなくても、家をどう守っていくかについて話し合ってみてはいかがだろうか。






