think-cell Japan代表取締役社長で「元・ミスター東大」の松塚展国さんが乗っている車は、BMW「2シリーズ グランツアラー」だ。BMWでグループキャンプにも出掛けるという知性派経営者のアクティブなカーライフについて話を聞いた。
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think-cell Japan代表取締役社長の松塚展国さん。think-cell Japanはパワポにおける資料作成を効率化するサービス「think-cell」を開発・提供するドイツ企業の日本法人だ。「think-cell」はグローバル戦略コンサルティング企業トップ10のうち全てで導入されており、世界中で3万社120万人以上の人に利用されている。この写真はマラソン大会出場前に撮影(本人提供)
ボルボ「V40」を譲り受け輸入車のとりこに
松塚社長の愛車はBMWの「2シリーズ グランツアラー」(ディーゼルエンジン、7人乗り)だ。家族4人での生活やキャンプに出掛ける「相棒」としての性能を見込んで選んだ車で、都内でも駐車できるサイズ感と家族や両親を乗せられる実用性が購入の決め手になった。
最初の愛車は、2011年に義理の父から約10万円で譲り受けた日産自動車のコンパクトハッチバック「ティーダ」だった。当時は文京区や新宿区に住んでおり、「車は移動手段で十分」と考えていたという。
「妻が1人目の子どもを妊娠していた時なので、当時は29歳でした。日常生活では、車がなくてもそこまで不便を感じなかったのですが、とりあえず、必要だから買ったという感じですね」
ティーダに5年ほど乗った後、ボルボ「V40」に乗り換えたことで、車についての考え方が変わった。きっかけは、近所に住む外資系企業勤務のパパ友との会話だ。
「シンガポール転勤が決まって、乗っているボルボのV40を手放すという話をしていたんです。購入してまだ1年ほどと聞いて、『それなら私に売ってくれませんか?』と頼みました」
初めての外車を所有して、その魅力を再認識した。
「ステアリングの重厚感が国産車とはまったく違っていて、運転していて心地よさを感じました。年を重ねるにつれて収入も増え、手の届く範囲が広がる中で、車への興味も少しずつ深まっていったように思います」
think-cellのドイツ本社へ出張で行くことが多いこともあり、現地を走るBMWやフォルクスワーゲンに刺激を受けた。
「ドイツではBMWやフォルクスワーゲンが数多く走っています。日本の駐車場には入りきらないような大型のメルセデス・ベンツを見かける機会も多く、現地では車のサイズや存在感に対する価値観の違いを感じました」
BMWで月1キャンプ! ルーフキャリアも取り付けた
ボルボV40に4~5年乗ったのち、現在の2シリーズ グランツアラーに乗り換えた。2017年10月に「220d」を新車で購入。価格は約600万円だった。この車を選んだ大きな理由は、家族と親を乗せて動けるからだった。
「私の実家は山口県、妻の実家は宮崎県です。帰省したり、親をどこかに連れて行ったりするには7人乗りが便利なんですよね。また、コロナ禍以降はキャンプにもハマったので、キャンプの荷物を入れられる大きさを求めていました。今も月1~2回は家族や友人家族とグルキャン(グループキャンプ)に出掛けています」
駐車場の制約も、重要な判断基準だったという。
「BMWのX5とも比較検討しましたが、都内の駐車環境を考慮すると、サイズ面で現実的ではないと判断しました。その点、グランツアラーは取り回しの良さと実用性のバランスが取れており、収納力や走行安定性にもとても満足しています」
最近はルーフキャリアを取り付け、より本格的なアウトドア仕様に仕上げている。
それにしても、BMWでキャンプというのはあまりイメージできないが……。
「キャンプ仲間には、輸入車を所有している人が意外と多いんです。中にはアウディのセダンで参加する友人もいて、荷物の積み方がとても上手なんですよ。3人家族の荷物が隙間なくきれいに収まっていて、まさにシンデレラフィットです」
また、平日は忙しく、家族と過ごす時間が限られるため、週末は2シリーズ グランツアラーに7歳の娘を乗せて出かけることも多いという。
「平日に遊べない分、週末はグランツアラーに乗って、娘と2人で出かけています。博物館や水族館、スポッチャのような体を動かす施設など、家から1時間圏内で行ける場所が多いですね。娘が特に気に入っているのが、夜の車内照明。オレンジ色の光がぼんやりと灯っていて、『これ好き』と喜んでくれます」
憧れはポルシェ「カイエン」なのだが…
長男が15歳となり、家族全員で出かける機会も減ったことで、次に乗るクルマの選択肢は広がった。7人乗りが必須の条件ではなくなったからだ。乗り換え候補として浮上したのはポルシェのSUV「カイエン」だった。
「グーグル在籍時に尊敬していた上司の別荘で、グレーの『マカン』(カイエンより小型のSUV)に乗せてもらったことがあり、その走行性能とデザイン性に強く惹かれました。それ以来、次の選択肢としてポルシェを意識していて、今はカイエンをマンションの駐車スペースに入れられるかどうか、管理人と相談しているところなんです」
その後に松塚さんから届いたメールによれば、駐車場問題は無事にクリアできたため、計画通りカイエンを購入することに決めたそうだ。今は12月の納車を楽しみに待っているという。






