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( Life )

乳酸でもエネルギー切れでもない、疲労専門医が着目する『疲れの根本原因』とは

Updated OCT. 09, 2025 08:28
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疲労医学の専門医である医学博士の梶本修身氏が、日本人ならではの疲れの原因に着目。「医学的かつ科学的に正しい、真の疲労回復」をテーマに、疲労困憊している人でもすぐに取り組める「正しい休み方と回復メソッド」を多数紹介している『疲労専門医が伝えたい お疲れ日本人の本当の休み方』(著者:梶本修身/Gakken)から一部を抜粋して紹介します。

今回のテーマは『活性酸素による細胞の「さび」が疲れを引き起こしている』。

活性酸素による細胞の「さび」が疲れを引き起こしている

疲れているとき、体内では何が起こっているのでしょうか。一昔前は、「乳酸」が疲労の原因だと考えられてきましたし、「仕事や運動でエネルギーが枯渇したから疲れるんだ」と思っている人もいるかもしれません。

しかし、疲れを招いている原因は、乳酸でもエネルギー切れでもなく、実は「活性酸素」。活性酸素による細胞への酸化ストレスが、大きく関わっています。

私たちは呼吸で酸素を体内に取り入れていますが、取り込まれた酸素のうち、1~2%は活性酸素に変化しています。呼吸している以上、活性酸素がつねに体内で発生するのは避けられないことです。

活性酸素には、体内に侵入したウイルスや細菌といった外敵を攻撃して無力化するなど、有効に使われる面も。マイナスイメージばかりが先行しがちですが、全面的に悪者というわけではないのです。

しかしその一方で、外敵だけではなく、体内の細胞や遺伝子なども酸化させてしまいます。

活性酸素による酸化ストレスにさらされ続けると、細胞や遺伝子は傷つき、さびていく。そうなると、細胞たちは、本来の機能を維持できなくなります。脳も内臓も肌も、この活性酸素が引き金となって酸化ストレスが起き、ダメージとなるのです。

そして、細胞レベルで酸化ストレスをもっとも受けやすいのが、「細胞のエネルギー工場」と呼ばれる細胞小器官「ミトコンドリア」。

ミトコンドリアは通常、酸素を使って、糖質と脂質からエネルギーを生み出しています。しかし、酸素の消費量が多いということは、それと同時に活性酸素が生じやすいということ。酸化ストレスにさらされることでさびついてしまい、傷ついたミトコンドリアはエネルギー工場としての役割を正しく果たすことができません。

細胞がエネルギーをうまく産生できず、それが疲労へとつながっていくのです。

『疲労専門医が伝えたい お疲れ日本人の本当の休み方』(著者:梶本修身/Gakken)

自律神経がクタクタに疲労しきった現代人には「体」よりも「脳」、とりわけ自律神経をいたわることが大切です。本書でご紹介する「脳ファースト」なメソッドを実践することで、心身ともに健康的になるのはもちろん、「仕事の効率が上がる」「時間の使い方が上手になって人生がより豊かになる」「副業に取り組んだり、資格の勉強をすることでキャリアアップや年収の増加が期待できる」「アンチエイジングや生活習慣病が予防できる」といった派生的なメリットもたくさん生じ、生活にポジティブな好循環が生まれます。何をやっても慢性的な疲れやだるさが消えない…と悩んでいる方は、ぜひ本書を読んで「脳ファースト」な休み方を実践してみてください。心身が驚くほどラクになり、気づけば「疲れた」「だるい」といった口癖からも解放されているはずです。


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※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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