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( Life )

高年収層がハマりがちな失敗、高級住宅の購入における落とし穴とは

SEP. 26, 2025 12:04
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高年収層が高級住宅を購入する際、物件のスペックやデザインに目が行きがちですが、見落としやすいリスクや落とし穴が存在します。理想と現実のギャップに直面し、購入を後悔してしまうかもしれません。今回は高級住宅を購入する前に知っておくべきポイントを、具体的な事例を交えて解説します。

  • ※画像はイメージ

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豪華な設備だけではダメ!「見えない」罠とは

多くの高級マンションは、見た目に注力しています。豪華なエントランス、インテリアの質感などに魅了される方は多いでしょう。

しかし、実際に暮らしてみると、さまざまな問題が浮き彫りになることがあります。

高額な管理費・修繕積立金

高級住宅を購入する場合、物件の価格やローンの金利などが気になるのは当然です。しかし、実際には管理費や修繕積立金が高額になり、家計が苦しくなることも。

高級マンションは共用施設が充実している一方、管理費も高額になります。たとえばコンシェルジュサービス、フィットネスジムなどの維持にはコストがかかります。

東京都内のマンション管理費の月額平均は2万円~3万円が相場ですが、高級マンションでは5万円~10万円以上になることも珍しくありません。さらに駐車場代も合わせれば、10万円を軽く超えます。

また、物価の高騰やインフレが進む中、管理費や修繕積立金は今後引き上げられる可能性があることも注意が必要です。一例として、東京都内で2000年代初頭に売り出された、とある分譲マンション(50戸規模、3LDK/3階)の管理費は、修繕積立金と駐車場を合わせて最初は4万円台でしたが、2025年の現在では7万円台まで上がっています。

買い物が不便なケースもある

都心の高級マンションでも、買い物が意外と不便なことに後で気が付くケースがあります。六本木ヒルズなど大規模複合施設の近くの物件は便利ですが、少し離れるとスーパーやコンビニ、ドラッグストアが少ないエリアもあります。

徒歩10分以内にスーパーなどがあるか、営業時間はいつまでかを事前にチェックしておきましょう。

医療施設が少ない

医療施設はどこにでもありそうなイメージを持つかもしれません。しかし、高級マンションが多い港区や千代田区でさえも、夜間対応をしている総合病院は一部に限られます。

歯科・内科・皮膚科・眼科などの一般診療所、クリニックが意外と少ない地域も。近隣の医療機関の情報を集めておきましょう。

資産価値を維持できない可能性もある

たとえば東京都港区の不動産なら、資産価値を維持できると考える方も多くいるでしょう。ただし、港区でもすべての物件の資産が維持できるとは限りません。

駅からかなり遠い物件、坂道の多い場所、修繕が適切に行われていない物件、修繕積立金が不足しているマンションなどは、資産価値が下がる可能性があります。

コミュニティや人間関係の構築が難しいケース

高級マンションではお互いのプライバシーを重視する傾向もあり、人間関係やコミュニティの構築が難しいケースもあります。同じフロアの住人とほとんど顔を合わせない、会っても会釈程度など、人間関係が希薄と感じるかもしれません。

子育て世帯にとっては同じ年ごろの子どものいる家庭とのつながりは重要ですが、高級住宅では子育て世帯が少ない物件も多く、交流機会が限られるかもしれません。

憧れだけでは危険! 物件選びで失敗しないためのポイント

高級住宅を選ぶときには、以下のポイントも抑えましょう。

総コストを把握する

物件の価格だけでなく、毎月のランニングコストも含めた総コストを把握しましょう。具体的には管理費・修繕積立金・駐車場代、固定資産税・都市計画税などです。

子育て世帯の場合は、徐々に増加する教育費も考慮することが必要です。

将来的な資産価値を見極める

資産価値を将来的に維持できたり、向上したりする可能性の高い物件は、以下の点に当てはまるケースが多いです。

  • 最寄り駅から徒歩10分以内
  • 大手ディベロッパーによる分譲の実績がある
  • 坂道の少ない平坦な場所
  • 物件の管理体制と修繕計画がしっかりしている
  • 地域の再開発計画がある
  • 耐震性/耐火性などに優れている

子育て環境を評価する

小さな子どものいる方や将来子どもを持つ予定の方は、次のポイントをチェックしましょう。

  • 公園の数や規模
  • 保育園/幼稚園の入園のしやすさ
  • 通学路の安全性
  • 小児科や小児歯科などへのアクセス
  • 子育て支援機関があるか
  • 同年代の子どもが多いか
  • 物件の防音性やキッズスペースなど

複数の観点から、子育てしやすい環境なのかを見極めることが大切です。


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※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。