アラガン・エステティックスは9月18日、美容医療を学べる期間限定のポップアップイベント「お肌見(おはだみ)Salon」の発表会を開催した。Kis-My-Ft2の千賀健永さんと美容クリニック「THE ONE.」院長の上原恵理先生が登壇し、美容トークに花を咲かせた。
アラガン・エステティックスは、米国に本社を置く製薬企業アッヴィの美容医療部門で、美容医療関連の製品やブランドの開発・製造・販売を行っている。
今回の「お肌見Salon」では、クリニックでも導入されている機器を用いた肌解析「お肌見スキャン」を体験できるほか、肌の老化メカニズムやクリニック選びなど、美容医療に関する知識を紹介する「学べるお肌見パネル」も設置。さらに、美容医療について医師に直接相談できるブースも用意されている。
東京ミッドタウン・アトリウムでの開催は終了したが、9月26日からはKITTE名古屋1階アトリウム、10月17日からはグランフロント大阪北館1階ナレッジプラザで楽しむことができる。
千賀健永「美容医療は見た目だけでなく精神的にもプラス」
美容好きとして知られる千賀健永さんは、美容医療について「なりたい自分になって自信をくれるもの」と語った。また、美容医療を受けることで、見た目だけでなく精神的にもプラスになり、「自分に自信を持てるようになった」と笑顔で話した。
千賀さんと上原恵理先生のトークセッションでは、上原先生が顔の老化メカニズムについて、皮膚や皮下脂肪、筋肉、骨格など、さまざまな角度からわかりやすく解説。さらに、情報があふれる現代だからこそ、信頼できるクリニックを選ぶことの大切さにも触れた。 これに対し、千賀さんも「確かに美容医療は価格だけで選ぶのではなく、『自分がどうなりたいか』を医師と話し合うことが重要。信頼できる先生を見つけることがとても大切だと感じます」と語った。
イベントの最後には、千賀さんが自らのこだわりを込めた美容格言「他人の意志で美容施術を決めるな。美容はコンプレックスからの脱却。自分の人生を豊かにするための大きな選択肢の一つである。」を発表。
この言葉に込めた思いについて、千賀さんは「美容医療はコンプレックスからの脱却につながるもの。信頼できる先生と関係を築き、最終的には自分の意思で選択することが大切だと思います。そうすることで自信を持ち、幸せに生きていけるようになる」と説明。
上原先生もこの言葉に深く共感し、「SNSやクチコミの影響を受けやすい時代だからこそ、自分の目で確かめ、納得したうえで施術を受けることが重要です。千賀さんのような発信が、美容医療業界に良い影響を与えてくれると期待しています」とコメントした。
医師に直接、美容医療を相談できるブースを設置
同日に行われた内覧会では、さっそく医師と話せる相談ブースへ足を運んでみることに。ここでは、しわやしみ、たるみなど肌に関する悩みを相談できる。個別のブース形式のため、美容医療に関心のある人はもちろん、「まだ施術を受けたことがなく、クリニックに行くのは少し勇気がいる」という初心者でも気軽に立ち寄れる雰囲気だ。
上原先生に「最近、しみが気になっていて、いろいろな種類が出てきている」と相談したところ、「一般的なしみと、20代で現れることのある『ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)』の混合型かもしれません」と指摘が。
「茶色い斑点のように見えるものは『老人性色素斑』と呼ばれる、いわゆる一般的なシミと思われます。ただ、その奥に灰色っぽい影のように見えるものは『ADM』と呼ばれる状態の可能性があります。アザの一種で、人によっては20歳前後から出てくることもあります。外見がしみに似ているため、区別が難しい場合があるんです」(上原先生)
その後、一般的なしみとADMについて、それぞれの特徴やクリニックで検討されることのある施術内容を真摯にアドバイスしてくれた。シミと思っていたものが、まさかアザとは……今後の施術を検討する上で非常に参考になった。
アラガン・エステティクスでは今後も、製品の提供にとどまらず、一人ひとりの価値観に合わせた選択ができるよう、美容に関する知識を高める取り組みを続けていく。



