GAテクノロジーズが運営するAI不動産投資「RENOSY(リノシー)」は9月17日、「運動習慣と投資に関する調査」の結果を発表した。同調査は8月15日~21日、、20~60代の男女8,938人を対象に、インターネットで実施した。
運動習慣と投資経験の有無について質問したところ、運動習慣がある人の投資経験者は60.7%だった。一方、運動習慣がない人の投資経験者は35.1%に留まっており、両者の間に明確な差があった。
投資家が取り組んでいるスポーツでは、「筋トレ」(43.0%)と「ランニング」(42.5%)がトップ2を占めている。次いで「ゴルフ」「ヨガ」となっており、個人で継続しやすいスポーツに取り組む人が多い傾向が見られた。
運動頻度と投資の利益額にも関連性が見られた。週3回以上運動する投資家の約4割(38.9%)が、総利益で100万円以上を達成しているのに対し、全く運動しない人で100万円以上の利益を出しているのは29.8%に留まった。
運動習慣があり、かつ100万円以上の利益を出している投資家は、その要因として「継続して投資をしているから」(26.8%)を最も多く挙げた。運動を習慣化できる人は、投資も習慣化しやすい傾向があることを示唆する結果となった。
運動頻度が高くなるほど、総資産額が多くなる傾向も明らかになった。総資産額が1,000万円以上と回答した割合は、週3回以上運動する人が46.2%、週1・2回運動する人が42.4%だったのに対し、全く運動しない人は38.9%だった。
この調査結果について、ファイナンシャルプランナーの山口京子氏は「投資をはじめとする資産形成においても、運動による健康維持においても、重要なのは『能動的な行動』と『継続』です。」とコメント。
「この調査で『投資を現在している人が行っているスポーツ』のなかに、筋トレやランニング、ゴルフがランクインしていましたが、私がこれまでに接してきた経営者も同様のスポーツを継続している方が多くいらっしゃいます。筋トレやランニングを一度やったことがある人は多いと思いますが、継続し習慣化させるのは難しいことだと思います。運動を習慣化している人は、運動を通して『継続することの大変さ』を知り、それを乗り越えたという成功体験を持っています。その成功体験が、資産形成にも活かされ、さらには総資産額の増加にも繋がっていることが考えられます。」と分析している。





