脳の炎症、迷走神経の炎症がもたらす病気「慢性疲労」をご存じですか? 気のせいや、心の病気ではありません。病気ですから、その原因に対して、適切にアプローチをすることで、つらい疲労感や倦怠感が劇的に改善していきます。
この記事では、そんな慢性疲労を治療してきた名医が治療法やセルフケアを解説する『いつまでも消えないつらい疲れ・だるさの正体 慢性疲労を治す本』(堀田修/あさ出版)から一部を抜粋してご紹介します。
今回のテーマは『脳と迷走神経の炎症がもたらす病気「慢性疲労」の特徴と治療法』。
脳と迷走神経の炎症がもたらす病気「慢性疲労」の特徴と治療法
長引く倦怠感(だるさ)、こんな不調も一緒に、続いていませんか?
□不安感
□背部痛・重苦感
□脱力/歩行障害
□羞明(光がまぶしい)
□微熱咽頭痛・咽頭違和感咳
□腹痛・下痢
□耳鳴り
□目の奥の痛み
□息切れ
□動悸
□易疲労感(些細なことで疲れる)
□集中力・思考力低下/ブレインフォグ
□不眠
□頭痛抑うつ
□めまい/立ちくらみ
□起床困難
□関節痛首肩痛
□気力低下/無気力
□鼻閉などの鼻症状
もし当てはまるものがあったら、それは「慢性疲労」かもしれません。
「慢性疲労」は、脳の炎症、迷走神経の炎症がもたらす病気です。
病気であれば、その原因に対して適切にアプローチをすることで、つらい疲労感や倦怠感が劇的に改善していきます。
慢性疲労の直接的な原因は脳の炎症、迷走神経の炎症ですが、そのおおもととなる原因は鼻の奥にある上咽頭の慢性的な炎症「慢性上咽頭炎」です。
慢性上咽頭炎が悪化することにより、迷走神経の炎症、脳の炎症が起こり、慢性疲労が起こると考えられます。
慢性上咽頭炎を治す一番の方法は上咽頭擦過療法(EAT)です。
とても痛い治療ですが、とても効きます。
さらにEATと並行して行うとより効果的な以下の方法もあります。日常的なセルフケアとして、あるいはEATの効果が不十分だと感じたとき、取り入れるとおすすめです。
- 鼻うがい
- かにゆで体操
- 首湯たんぽ
- 上咽頭洗浄
- 口とじテープ
- 塩水療法
- 強めのかっさ
- 皮膚を刺激
- 咬合治療でストレスの解消
- 深部体温を上げる
- 栄養補給
- 頭の鍼治療
慢性疲労は、脳と迷走神経の炎症による細胞の機能異常が回復すれば、それだけで治る病気です。
諦めずに方策を探せば必ず回復への道にたどりつきます。慢性疲労を治して健康な毎日を取り戻しましょう。
『いつまでも消えないつらい疲れ・だるさの正体 慢性疲労を治す本』(堀田修/あさ出版)
いつまでも消えないつらい疲れ・だるさの正体それは、この本で紹介する「慢性疲労」です。「慢性疲労」は、脳の炎症、迷走神経の炎症がもたらす病気です。気のせいや、心の病気ではありません。病気ですから、その原因に対して、適切にアプローチをすることで、つらい疲労感や倦怠感が劇的に改善していきます。本書は、多くの慢性疲労の方々を治療してきた名医が、この病気から解放されるための治療法、そしてさまざまなセルフケアを解説。多くの方が、本書の方法で回復しています。慢性疲労に苦しむ多くの方に、 健康的な日々を取り戻していただくための1冊です。


