韓国・ソウルのコムタンスープ専門店「オクドンシク」が8月7日、東京・新大久保に日本初上陸店をオープンした。
2017年にソウルで誕生した「オクドンシク」は、8年連続で「ミシュラン・ビブグルマン」に選出されてきた。さらに、ニューヨーク・タイムズ紙が選ぶ「2025年ニューヨーク最高のレストラン100選」にも名を連ねており、世界的に注目を集めている。
新大久保から徒歩圏内、大人の雰囲気漂う韓国料理店
コムタンとは一般的に、牛の肉や骨、内臓などを長時間煮込み、白濁している韓国の伝統的なスープを指す。一方で、オクドンシクが提供するコムタンスープ「デジコムタン」は、豚ウデ肉と香味野菜をじっくり煮込んだ透明なスープが特徴だ。
店舗は新大久保駅から徒歩圏内の路地裏にあり、18席のこぢんまりとした空間がひろがる。韓国料理にありがちなにぎやかな雰囲気とは異なり、落ち着いた大人の空気感が漂っている。
デジコムタンは正しい食べ方で、段階的に楽しめる
「デジコムタン」の味付けは塩のみ。素材本来の旨味を引き立てており、さっぱりとしたおいしさだ。最初はスープだけを一口含み、次に豚肉をオチキ(タレ)につけて味わうのが“正しい食べ方”なのだそう。最後はご飯と混ぜてクッパスタイルにできるため、段階を追って味わえるのも嬉しいポイントだ。
「オクドンシク」の大きなこだわりは「トリョム」と呼ばれる調理法だ。米にスープを繰り返し注ぐことで、温度をほどよく保ちながら旨味をゆっくりと染み込ませていく。韓国でも若い世代にはあまりなじみのないこの技法を日本で体験できるのはとても新鮮。
オーナーシェフは「世界中の人に韓国の調理文化を知ってほしい」と語っており、料理を味わうだけでなく韓国の伝統料理を“体験”として楽しめる。
米を食べてみると、とろりとやわらかく、口に運ぶたびに豚肉と野菜の旨味が広がるのがおいしい。韓国料理に多い“濃厚でパンチのある味”とは違い、上品な味わいだった。
ドリンクメニューにもこだわりがあり、特にマッコリは韓国ブランド「NERD Brewery」の日本限定メニューが用意されている。いずれもさっぱりとした口当たりで風味がよく、飲みやすいため、つい飲み過ぎてしまわないよう注意が必要だ。
オクドンシク
- 住所:東京都新宿区大久保2丁目6-10
- 営業時間:ランチ 11:00~15:00/ディナー 17:00~22:00
- 定休日:月曜日
- 座席数:18席(事前予約不可)





