ホンダが発売する軽乗用車の電気自動車(軽EV)「N-ONE e:」はどんな格好で乗っても問題なし? エプロン姿にもスウェットにも似合うと開発陣が話す自慢の内装をチェックしてきた。
オーディオレス設定の背景は?
N-ONE e:のインテリアで最も驚いたのは「オーディオレス」仕様の存在だ。N-ONE e:では、カーナビゲーションの地図を映したりオーディオ関連の操作を行ったりする「センターディスプレイ」が付いていないグレードが選べる。
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「N-ONE e:」のグレードは「e:G」と「e:L」の2種類。「e:G」グレード(写真)は「オーディオレス」が基本だ。画面が必要であればディーラーオプションで8インチのディスプレイオーディオが取り付けられる
軽EVは買い物や通勤などの「コミューター」的な使い方が基本となる。知っている場所に出掛けることが多く、カーナビはめったに使わないという人にとって、オーディオレス仕様は最適な選択肢になるかもしれない。
インテリアデザインの担当者によると、N-ONE e:の開発陣は販売のメインターゲットに据えるユーザー(40~50代の女性)のクルマの使い方について「ワイガヤ」の議論を行い、クルマの使い方についてしっかりと調査を行ったとのこと。例えば「和光に住んでいる奥様がイオンに出掛けて、帰りにファミレスに寄ってから帰宅する」というようなクルマの乗り方であれば、ナビは基本的に不要だし、スマホをナビ代わりに使えば「こと足りるよね」というような話をする中で、オーディオレスという考えに行き着いたそうだ。ちなみに、埼玉県和光市には本田技術研究所の本社がある。
内装色はグレー1色
N-ONE e:の内装色は「グレー」のみ。シートはソファっぽいテイストのファブリックだ。EVには明るい内装が似合うと思うので、個人的には好印象だった。内装の色や素材については、「どんなファッションにも合う」ことを意識したという。担当者の解説だ。
「今回はクルマの『親子使い』を想定しているので、ちょっと年上の方でも 若い方でも、ニュートラルに気兼ねなく使っていただけることを意識しました。あとは、どんなファッションにもなじむことを意識していて、例えばエプロンを付けたまま乗っても、スウェットのような楽ちんな格好で乗ってもいいですし、スーツで乗っても似合うような内装を目指しました」
運転のしやすさという観点では、ハンドルを乗員側に少し近づけて配置した。ペダルやハンドルを操作しやすい、より自然な運転姿勢を取れるようにするための配慮だ。インパネを含め水平基調な車内も、車体の傾きなどを認識しやすいので運転のしやすさに寄与するはずだ。






















