ベントレーモーターズは第5世代となる新たなエンブレムを発表した。
ベントレーのエンブレムはどう変わってきたのか
ベントレーのエンブレムは「B」に羽が生えたデザインで「ウィングドB」と呼ばれる。初代「ウィングドB」は1919年、著名なモータリング・アーティストのF.ゴードン・クロスビー氏が創案した。ベントレーの106年にわたる歴史の中で、エンブレムのデザイン刷新は今回が4度目となる。
新デザインの監修はデザインディレクターのロビン・ペイジ氏が務め、社内の精鋭チームが企画から仕上げまでを⼀貫して手掛けた。プロジェクトの初期段階では、全デザインチームを対象にスケッチ案を募るコンペティションを開催。その中から、インテリアデザインチーム所属のヤン・ナム氏による提案を選出した。
新エンブレムのデザインコンセプトは、翼に施されたダイヤモンドパターンや中央の「B」が輝くジュエルモチーフなど、過去の伝統的なディテールを継承しながら、より現代的で革新的なデザインとして再構築することだったという。
新エンブレムは7月8日に公開予定の未来型コンセプトカーとともに初披露の予定。ちなみに、このコンセプトカーを市販する予定はないそうだ。