NEXERは、ビーバーハウスと共同で実施した「注文住宅で揉めたこと」に関するアンケート結果を7月1日に発表した。調査は2025年6月6日〜13日の期間、結婚している全国の男女500名を対象に行われた。
はじめに、注文住宅を建てる・検討する際に夫婦で意見が割れたことが「ある」と回答したのは30.3%と、約3割が揉めていることが分かった。
どの点で意見が割れたのか複数選択で理由を聞くと、一番多かったのが「間取り(部屋数や配置など)」の53.6%。次いで「キッチンや水回りの設備仕様」が44.9%、「予算配分や総費用に関する考え方」が33.3%、「外観やデザインのテイスト」と「収納スペースの広さや位置」が29.0%と続いた。
その中で、最も大きく意見が割れた点を尋ねると、「間取り(部屋数や配置など)」が30.4%と最多回答だった。次いで「キッチンや水回りの設備仕様」(21.7%)、「予算配分や総費用に関する考え方」(14.5%)、「建てる場所や土地選び」(13.0%)、「外観やデザインのテイスト」(10.1%)が続いた。
「間取り(部屋数や配置など)」の具体的な回答理由には、「吹き抜けにするか、子供部屋の広さ、全てにおいて」「動線等で意見が割れた」「お風呂場の位置とか。トイレの位置も。あとドアの形状、引き戸にするか扉にするか」など、子供部屋や義親の部屋、お風呂場やトイレなどの配置、回遊同線などで揉めたという声が寄せられた。
「キッチンや水回りの設備仕様」の具体的な回答理由には、「食洗機の浅型深型」「キッチン・風呂・洗面所の配置や大きさ等で意見が最初合わなかった」などの声も。
最終的にどちらの意見を通したかについては、52.8%と半数以上が「妻」の意見を通すことを選んだ。「夫」は39.6%、その他は7.5%という結果に。
具体的には、「嫁の意見を聞くしかなかったから」「家に長時間いるのは妻のほうなので折れてもらった」「奥さんファーストだから」などの声が寄せられた。