リクルートは、「SUUMO住みたい街ランキング2025 福岡県版/福岡市版」のアンケート結果を6月26日に発表した。調査は2025年2月14日~4月2日の期間、福岡県に居住している20歳~49歳の男女1,000名を対象に行われた。
福岡県の住みたい街(駅)ランキングでは、2020年より3回連続で「博多駅」が1位を獲得。次いで2位に「薬院」、3位に「小倉」が続いた。
また、住みたい自治体ランキングでは、2023年より2回連続で「福岡市博多区」が1位を獲得し、1位から8位までが前回と同じ結果となった。次いで2位に「福岡市中央区」、3位に「福岡市東区」がランクインしている。
同社では住みたい街(駅)ランキングで初のトップ10入りを果たした「吉塚」に注目。ライフステージ別得票シェアでは、「夫婦+子ども世帯(共働き)」の層から34.4%の支持を得ており、2023年の調査と比べてシェア率が10ポイント以上伸びた。
同社はその背景として「博多駅からわずか1駅という高い利便性を持ちながら、福岡市内で供給されるマンションとしては価格に割安感があり、コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスを重視する子育て世代の支持が高まったと考えられる。」とコメント。
吉塚駅周辺にはフィットネスジムやピラティススタジオ、さらに駅から徒歩圏内には福岡市唯一の常設スケートリンク「オーヴィジョンアイスアリーナ福岡」があるほか、駅前には「サニー」、「ブランチ博多パピヨンガーデン」には「ハローデイ」といった庶民派のスーパーが立地しており、日常的に利用できる環境が整っていることが影響しているとみている。