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中古で500万円超え、アンティークのロレックスに高価値がつく理由

Updated JUL. 02, 2025 16:50
Text : 岩木華子
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高級腕時計の代表格として、多くのファンを持つロレックス。その人気は新品だけではなく、現在は販売していないモデルが数多く取引される中古市場でも根強い。

そこで今回はオークファンプロPlusを使って、ヤフーオークションで2025年4月中に取り引き去れたロレックスの商品(最低金額8万円以上)を価格順にランキング化。最も高額で取引されたモデルと、その特徴を解説する。

  • ロレックス オイスターパーペチュアル デイトジャスト※この写真はイメージです

2025年4月中に8万円以上で取引されたロレックスの商品は合計775点。平均取引価格は46万9,131円だった。

中でも高額取引価格を記録したモデルは次の3本。「ロレックス デイトジャスト タイガーアイ ジュビリーブレス 1601 自動巻き イエローゴールド [アンティーク ヴィンテージ]」(545万800円)と「ロレックス GMTマスター Ref.16758 18KYG ブラウン文字盤」(513万円)、そして「ロレックス Ref.5512 サブマリーナ Cal.1530 ノンデイト 自動巻」(450万1,000円)だ。なお、ここで取り上げている商品名は基本的に出品時の表記に沿っている。

  • 2025年4月にヤフーオークションで取引されたロレックス高価格Top3

4月に最も高額で落札された「ロレックス デイトジャスト タイガーアイ ジュビリーブレス 1601 自動巻き イエローゴールド [アンティーク ヴィンテージ]」の出品画像を見てみると、通常ロレックスで販売されている「デイトジャスト」とは異なる雰囲気だ。インデックスのない文字盤にはタイガーアイの縞模様が入っており、シンプルだがゴージャスな印象を与える。この腕時計がどんなモデルなのか、時計ジャーナリストの渋谷康人氏に解説してもらった。

「デイトジャスト Ref.1601は、1960年代初頭から1970年代後半にかけて製造された、当時のロレックスを代表するモデル。この時代に、現在まで続くデイトジャストの象徴的なデザイン、すなわちエンジンターンドベゼル、ジュビリーブレス、そして午前0時頃に瞬時に日付が変わる『デイトジャスト機構』が確立された。

そして1970年代に登場した、天然石を用いた文字盤モデルはそもそも生産数が少なく希少。その中でも人気が高いのが、パワーストーンとしても知られるタイガーアイ(虎目石)。天然石ならではの『ひとつとして同じものがない』不揃いな縞模様と、文字盤に差し込む光の角度によって常に変化する奥深い表情が魅力。つまりどれも『一点物』で、それだけに人気が高い。

ゴールドケースモデルであり、このくらい高価が付けられる場合もある。」


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※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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