セイコーウオッチの最高級クロックブランド「デコールセイコー」から、東京2025世界陸上競技選手権大会の開催を記念した置き時計の限定モデルが発売となる。25台の数量限定で8月1日の発売予定、価格は88万円だ。
2025年の世界陸上は、34年ぶりとなる東京での開催。セイコーは長く世界陸上のオフィシャルタイマーを務めており、2025年の東京大会も担当する。
今回の「<デコールセイコー> 置時計 東京2025世界陸上記念限定モデル(AZ526S)」は、東京2025世界陸上の大会メインカラーに選ばれた「江戸紫」を文字板の差し色に採用。上品な紫色を配した目盛の飾りは、見る角度によって色合いが繊細に変わり、洗練された美しさのあるデザインに仕上げたとしている。「江戸紫」は東京に縁のある日本の伝統色であり、競技会場の装飾をはじめとして、大会を様々に彩る。
文字板では、伝統的な吉祥文様の「麻の葉」柄を、約190年の歴史を持つ伝統的なガラスの江戸切子で表現。成長の早い麻にあやかった「麻の葉」柄は、子どもの健やかな成長や無病息災を願う意味が込められ、成長や繁栄を象徴する。六角形を基本とした美しさは12時間表示の時計の文字板と相性が良く、宙に浮いたように見える構造とともに、奥行きある立体的な印象を生み出している。
本体サイズは幅233×奥行き99×高さ245mm、重さは約3.8kg。ムーブメントはクオーツ、電池寿命は約5年となっている(コイン型リチウム電池のCR2477を1個使用)。