スプリングバレーブルワリー(以下、SVB)は6月21日より、「ENJOY! CRAFT 夏祭り 2025」を開催する。日本の夏祭りをテーマに、クラフトビールと日本の食文化の新たな魅力体験ができる企画を東京・京都店にて続々と展開する。
寿司×クラフトビール フェス in SVB 東京
中でも注目の企画は「寿司×クラフトビール フェス in SVB 東京」(6月21・22日)。クラフトビールと寿司のペアリングによる和食の魅力が体験できる。
クラフトビールは日本産ホップや麹、柚子、山椒など日本スタイルのビールを作っている醸造所10社から20種。城山ブルワリー(鹿児島)、Teen Brewing(埼玉)、南横浜ビール研究所(神奈川)はイベントテーマに合わせて特別に醸造するコラボレーションビールを提供する。
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発表会では一部試飲も。原材料に米麹を使い、やりいかやゆで海老の寿司と相性抜群の「Kyoto 2025~Rice Koji Sour~」は、通常SVB京都でしか飲めない貴重なビール。レモングラスを麦汁に浸して香りをつけた城山ブルワリーの「ハーブエール」(レモングラス)はサーモンにぴったりだった。
また、SVB東京でも、寿司フェス専用の限定開発品「鮨祭~Red Weizen~」を展開。麦芽の香ばしさとフルーティーな香りが調和した「赤いヴァイツェンタイプ」に初挑戦したもので、マグロの赤身との究極のペアリングを目指して開発したという。
21日12時からは本マグロの解体ショー、22日には和太鼓パフォーマンスが楽しめるほか、浴衣・法被・仁平など夏祭りの定番衣装を着ていくと当日使える500円チケットがもらえる。
SVB京都でも「寿司×クラフトビール ナイト in SVB京都」を開催予定となっている(既に満員)。
10th Anniversary SVB 夏祭りフェア
さらに2025年6月23日~8月8日の期間は、東京・京都両店にて、SVB流の屋台飯やクラフトビールを夏らしい空間の中で楽しめるフェアを実施。
「夏祭り BEER FLIGHT(飲み比べセット)」を提供するほか、懐かしの三角くじを使った景品が当たるキャンペーンを開催する。
期間限定「SPRING VALLEY BREWERY 青のラガー」を先行発売
また7月8日より全国発売する夏限定「SPRING VALLEY BREWERY 青のラガー」を6月21日よりSVB東京・京都で、6月23日より「Tap Marche」で提供開始。同商品は、2024年6月にSVB東京で夏向けに発売した「SVB LAGER」を参考にしながら開発したものだそうだ。
SPRING VALLEY BREWERY TOKYOヘッドブリュワー/開発責任者の辻峻太郎氏によれば「クラフトビールはエールが中心ではないかと言われるが、最近ではラガーが注目されている」とのこと。麦由来の豊潤なうまみはそのままに、ホップの香りを引き出す革新的な「ディップホップ製法」により、爽やかで華やかな味わいが楽しめる。