5月30日、グランフロント大阪の「SUNTORY WHISKY HOUSE」内に、シングルモルトウイスキー「山崎」と山崎蒸溜所のこだわりを体験できる「THE YAMAZAKI DISTILLERY EXPERIENCE」が開設された。参加者は山崎12年と生チョコのマリアージュも楽しめる。
「山崎」ブランドの魅力を発信する新施設
「THE YAMAZAKI DISTILLERY EXPERIENCE」は、ウイスキー関心層に向けて、シングルモルトウイスキー「山崎」ブランドの魅力を発信することを目的とした施設。グランフロント大阪 北館「ナレッジキャピタル」2Fにある、サントリーのウイスキー情報発信拠点「SUNTORY WHISKY HOUSE」内で開設された。
開催時間は11:30~、12:00~、13:30~、14:00~、14:30~、15:00~となり、1日6枠限定で開催される。体験時間は1枠約30分、参加人数は1枠最大9名。参加費は3,000円(税込)。
提供されるのはシアターでの約11分の映像体験と、ウイスキーボトルバー「WHISKEY BOTTLE BAR」での「山崎12年」テイスティング体験だ。
没入感の高い大型スクリーンで山崎の歴史やこだわりを体験
「SUNTORY WHISKY HOUSE」内に新設されたシアターには、W630×H270cmの大型スクリーンを用意。2.5mという間近から、シングルモルトウイスキー「山崎」の歴史やこだわりを約11分で視聴できる。
基本的にサントリー山崎蒸溜所の見学ツアーに沿った内容になるが、普段見ることができないカメラアングル、ポットスチル(蒸溜機)内の再現映像、山崎蒸溜所の環境を再現した音響により、現地とはまた異なる新たな体験ができるという。
シアターチェアには、「SUNTORY WHISKY HOUSE」で販売されている「バレル ウイスキーチェア」を使用。これは長い熟成の役目を終えたウイスキー樽を職人が再加工したもので、価格は31万9,000円(税込)。「背もたれに体全体を預けて鑑賞することで、より映像に没入できる」とスタッフはその座りごこちに太鼓判を押す。
生チョコとのペアリングも魅力な「山崎12年」テイスティング体験
映像体験のあとは、施設内奥にある「WHISKEY BOTTLE BAR」に移動。ブレンダーが普段利用しているテイスティンググラスを使い、「山崎12年」のテイスティングを体験する。
ストレート・ロック・ハイボール・水割りなどさまざまな飲み方を試せるほか、ウイスキーのおともとして用意される特製生チョコレート「山崎の香り」とのペアリングも楽しめる。
予約は60日前から、すでに土・日は混雑傾向
「THE YAMAZAKI DISTILLERY EXPERIENCE」は先着順の予約制で、60日前から予約が可能。予約自体は「SUNTORY WHISKY HOUSE」のWebサイト上にて5月16日からスタートしており、すでに土・日は混雑している。すぐにでも体験してみたい方は、平日の予約がお勧めだ。
グランフロント大阪は各駅からのアクセスも良く、旅行や仕事に合わせて訪問しやすい立地だ。この「THE YAMAZAKI DISTILLERY EXPERIENCE」を体験してから山崎蒸溜所を実際に見学するもよし、すでに見学したことがある方が山崎蒸溜所の魅力を再確認するもよし。ウイスキーに興味のある方は、ぜひ一度足を運んでみてほしい。