マンションリサーチは1月17日、ホームローンドクター淡河範明 代表取締役への聞き取り調査による、住宅ローン金利の推移予測を発表した。
12月の日銀の利上げ観測が外れ、金利の動きはひとまず止まったものの、植田総裁が追加利上げの可能性について言及していることから、変動金利上昇は十分起こり得るとのこと。今後はトランプ次期大統領の経済政策の行く末をにらみながらの金利調整となる見通しを展開した。
10年固定金利は「植田総裁が『可能な限りゼロ金利制約に直面しないように金融政策を運営することが望ましい』としていることから、金利上昇圧力が潜在的に存在していると考えます。」とコメント。
全期間固定金利については、超長期の金利上昇が始まったことから、住宅ローン金利も上値を追っていく展開になると予想しており、特に「トランプ新政権下の経済政策が与える影響が注目点となるでしょう。」としている。