LIFULLは1月16日、LIFULL HOME'Sが実施した、「2025年問題」における自宅や実家の"家じまい"に関する調査の結果を発表した。調査は2022年1月〜2024年12月、LIFULL HOME'S売却査定への依頼物件(売却理由に「相続」を含むもの)を対象に行われている。
まず、相続を理由とした依頼件数を調べたところ、3年間で2.23倍に増加していた事が分かった。特に件数が伸びた地域は、東北(2.74倍)、九州(2.57倍)、北海道(2.37倍)。
依頼があった物件の築年数は、「41〜50年」が43.8%、「31〜40年」が24.4%となっている。「築年数31年以上」は、合わせて8割超にのぼっている。
建物の種類は、「一戸建て」が66.5%、「土地」が25.1%、「マンション」が6.7%。
売却完了したい期間としては、「1年以内」が28.9%と最も多く、次いで「早急に」が26.3%となっている。「一年以上先」は、13.8%であった。