旅行業務取扱管理者資格とは、旅行会社で旅行商品を販売するために必要な国家資格です。
旅行業務取扱管理者の資格は旅行会社への就職に役立ったり、自分のキャリアアップやスキルアップに繋がったりなどの利点もあります。
そのため、旅行会社に勤めるなら最低限取得しておきたい資格と言えるでしょう。
とはいえ、旅行業務取扱管理者の資格試験は少し勉強すれば取得できる資格というものではないため、しっかりとした準備が必要です。
そこで、旅行業務取扱管理者の試験に確実に合格すべく、予備校や通信講座を利用しようとお考えの方もたくさんいるのではないでしょうか。
旅行業務取扱管理者資格受験生を対象とした通信講座は多く、どのように選べば良いか悩んでしまいますよね。
そこでこの記事では、旅行業務取扱管理者の資格試験に合格するためのおすすめ通信講座や選ぶ上でのポイントなどを紹介していきます。
なお、当サイトのおすすめはユーキャンの旅行業務取扱管理者の講座です。
通信講座 | コース名/料金 | カリキュラム | 合格率/実績 |
ユーキャン | 【旅行業務取扱管理者講座】
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【総合コース】
【国内コース】
【総合・科目免除コース】
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資格の大原 |
※その他、多種多様コースの用意あり |
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フォーサイト |
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【テキスト】
【問題集】
【模擬試験】
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ユーキャンの講座がおすすめです。
おすすめの旅行業務取扱管理者通信講座5選
通信講座 | コース名/料金 | カリキュラム | 合格率/実績 |
ユーキャン | 【旅行業務取扱管理者講座】
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【総合コース】
【国内コース】
【総合・科目免除コース】
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資格の大原 |
※その他、多種多様コースの用意あり |
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フォーサイト |
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【テキスト】
【問題集】
【模擬試験】
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LEC東京リーガルマインド |
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【総合旅行業務取扱管理者】
【国内旅行業務取扱管理者】
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たのまな
休止中 |
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【総合旅行業務取扱管理者】
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※合格者は通信講座の場合正確な数値が測れないため、公式サイトを参考にしています。
ユーキャンの旅行業務取扱管理者の通信講座特徴
通信講座名/料金 | 【旅行業務取扱管理者講座】
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カリキュラム | 【総合コース】
【国内コース】
【総合・科目免除コース】
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教材/テキスト |
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合格率/実績 |
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サポート体制 |
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ユーキャンは有名な大手資格講座運営会社であり、知名度も抜群に高いため、信頼性は他社より頭ひとつ抜きに出ているのではないでしょうか。
ユーキャンと言えば、様々な資格講座が網羅されており、まさしく資格講座業界のレジェンドと言えるでしょう。
知名度と信頼性が高いという安心感を理由に、ユーキャンを利用して学習を進めるのもひとつの選択肢です。
しかし、CM等で名前はよく耳にするけれど、結局ユーキャンの旅行業務取扱管理者資格講座の何が良いのかわからないと悩む方もたくさんいるでしょう。
そこで、ユーキャンの旅行業務取扱管理者講座の受講料やカリキュラムなどの特徴をご紹介します。
- 講座費用は高め
- 豊富な内容を学べるテキスト
- 添削と学習サポートも充実
- 数ある通信講座の中では最も有名なユーキャン
ユーキャンの資格講座自体高い信頼性があるため、それだけで安心して受講できる通信講座という印象を受けるのではないでしょうか。
実際、ユーキャンが開講する通信講座は受講生が試験に合格するのに必要な実力を身に付けられるように工夫されています。
中でも旅行業務取扱管理者講座では、効率良く学習できるようなカリキュラムが組まれています。
例えば、メインテキストで必要な知識をインプットし、副教材でアウトプットをするという勉強方法です。
教材ごとにインプットとアウトプットを使い分けることで効率的に得点を獲得することにこだわっています。
それにユーキャンは、講師陣が出題傾向を独自に分析し、それをテキストに反映しています。
図表やイラストも豊富に使用しており、文字だけでは理解しにくいところも図表などを用いることで視覚的に捉えられるため、理解を深められるように工夫されています。
また、コースによって回数は違えど、添削指導もカリキュラムに組み込まれています。
第三者に添削してもらうことで、どこが苦手なのかが明確になるため、より念密な試験対策を行えるでしょう。
それに、旅行業務取扱管理者の試験では法改正の影響を大きく受けます。
ユーキャンの講座では、常に最新の情報で学習できるように最新の法改正情報を提供しているため、現在学習している内容が果たして最新の情報なのかなどの懸念を持たずに安心して学習を進められます。
ただ、ユーキャンの講座には動画での講義がありません。
基本的には、テキスト学習のみです。
学びオンラインプラスの中に解説動画はあるものの講義ではないため、あくまでもメインはテキスト学習となります。
そのため、テキストだけでなく動画等の講義を受けて勉強したいという方にはあまり向いていない資格講座でしょう。
では、ユーキャンの旅行業務取扱管理者の通信講座はどのような方におすすめでしょうか。
こんな方におすすめ
- 安心のテキストで勉強したい方
- 添削指導をしっかり受けたい方
- 講座のテキストだけで完結させたい方
- 充実した学習サポートを重視したい方
ユーキャンの通信講座はテキストや添削指導等の学習サポートが充実しています。
安心できるテキストで学習したい方や添削指導をしっかり受けたい方などにおすすめです。
資格の大原の旅行業務取扱管理者の通信講座特徴
通信講座名/料金 |
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カリキュラム |
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教材/テキスト |
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合格率/実績 |
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サポート体制 |
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資格の大原は、資格予備校の最大手です。
受講者に寄り添った講座内容を開講しています。
例えば、隙間時間を徹底的に活用して知識を深められるシステムは、試験に合格するために存分に活用できるでしょう。
ただ、他社の通信講座と比べると、受講料はやや高額と言えるでしょう。
しかし、費用が高い分、講座の内容はとても充実しています。
旅行業務取扱管理者関連の講座は全部で13コース開講されています。
これは、それぞれの受講者のニーズ合わせるために用意されました。
資格の大原は、通学予備校のイメージが強いのではないでしょうか。
しかし、動画講義も用意されており、DVDとWebの2種類提供しています。
Web通信はスマートフォンやタブレットでも視聴できるため、自宅ではDVD外出先ではWeb通信で学習するといった使い分けも可能です。
そして、通信講座の弱点は「ひとりで学習しなければならない」という点ですよね。
そこで資格の大原では、通信講座の受講生でも通学講座が利用できるようになっています。
これは、ひとりで試験勉強期間を乗り切らなければならない孤独感やほかの受験生の進捗状況がわからないなどの悩みを解消することが期待できます。
一見、確かに他社の通信講座受講料に比べて費用が高めです。
通信講座でありながら、通学講座も利用できるといった部分を考えると他社の通信講座より少々費用が高くなってしまうのは仕方ないでしょう。
しかし、確実に合格を目指すという視点に立った講座内容考えると、費用対効果はかなり良いと言えるのではないでしょうか。
フォーサイトの旅行業務取扱管理者の通信講座特徴
通信講座名/料金 |
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カリキュラム | 【テキスト】
【問題集】
【模擬試験】
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教材/テキスト |
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合格率/実績 |
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サポート体制 |
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フォーサイトは旅行業務取扱管理者の通信講座の中で一番のおすすめと言っても良いでしょう。
フォーサイトが開講する旅行業務取扱管理者通信講座の特徴について紹介していきます。
- 費用は業界で最安水準
- 覚えやすさに焦点を当てた教材とカリキュラム
- eラーニングを活用した合格サポート
- 合格率は全国平均の2倍以上
フォーサイトが開講する旅行業務取扱管理者講座最大の魅力は、受講料が低価格という点です。
旅行業務取扱管理者講座を提供している数ある通信講座中でもフォーサイトの受講料は最安値です。
しかし、受講料が業界で最安値とは思えないほど講座内容はとても充実しており、しっかりと合格率にも反映されています。
上記の図からもわかるように、フォーサイトの通信講座を受講した受験生のうち、国内旅行業務取扱管理者試験では合格率78.7%という実績があります。
また、総合旅行業務取扱管理者試験でも合格率51.9%を推移しています。
対して、国内旅行業務取扱管理者試験の全国平均合格率は36.5%です。
また、総合旅行業務取扱管理者試験の全国平均合格率は22.3%とフォーサイト受験生合格率の約5割程度です。
これらを比較すれば、フォーサイトの合格率が高く、信頼できる資格講座であることは一目瞭然ですよね。
合格率が高い理由の一つとして、専門講師が独自開発した講座内容にあります。
フォーサイトでは、試験で実際に出題された内容を徹底的に分析し、合格するためのオリジナル講座を提供しています。
覚えやすさとわかりやすさに焦点を当てたカリキュラムとなっているため、合格に必要な知識を吸収可能です。
また、フォーサイトが使用するテキストはフルカラーです。
重要な箇所は一目ですぐにわかるようになっているため、ポイントをしっかりと捉えて効率よく合格を目指せるでしょう。
それに、画期的なのはテキストだけではありません。
テキストのみでは理解し難いところは動画講義や過去問題集で補えます。
つまり、わかりやすい講義やフルカラーテキストだけでなく、スマートフォン等による隙間時間を活用した学習機能なども備わっており、まさに試験対策に必要なものが揃っていると言えるでしょう。
また、フォーサイトが開講する旅行業務取扱管理者通信講座の魅力はこれだけではありません。
「総合旅行業務取扱管理者試験コース」は、海外旅行と国内旅行両方の業務の取り扱いが可能なコースです。
一方、「国内旅行業務取扱管理者試験コース」は、国内旅行の業務のみしか取り扱いできません。
どちらのコースの受講料も、他社と比較してとても低価格で設定されています。
一般的に、通信講座を受講するときの懸念点として一番多いのが「受講料等の費用」ではないでしょうか。
その点、前述したとおり最安値で通信講座を開講しているフォーサイトは講座費用という面で他社よりも一枚上手であると言えるでしょう。
それだけでなく、通信講座を申し込む際のクーポンの配布や合格時のアマゾンギフト配布など費用面サポートも非常に充実しています。
このように、フォーサイトの旅行業務取扱管理者の通信講座は確実に受講者を合格へと導くハイクオリティなカリキュラムにもかかわらず、業界最安値と費用対効果抜群となっています。
LEC東京リーガルマインドの旅行業務取扱管理者の通信講座特徴
通信講座名/料金 |
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カリキュラム | 【総合旅行業務取扱管理者】
【国内旅行業務取扱管理者】
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教材/テキスト |
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eラーニング |
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合格率/実績 |
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サポート体制 |
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LEC東京リーガルマインドは、業界でも大手という部類の一角を担い、校舎を全国に展開する有名資格予備校です。
LEC東京リーガルマインドは通学する受講するイメージが強い方も多いのではないでしょうか。
旅行業務取扱管理者の資格講座に関しては通信のみ開講しています。
LEC東京リーガルマインドの旅行業務取扱管理者の資格講座は、「国内旅行業務取扱管理者合格講座」と「総合旅行業務取扱管理者合格講座」に分かれています。
- 大手資格学校の通信講座
- 動画コンテンツが充実
- 音声ダウンロードが可能なコースもあり
LEC東京リーガルマインドの旅行業務取扱管理者の資格講座は国内旅行業務取扱管理者合格講座と総合旅行業務取扱管理者合格講座どちらもWebとDVDの2つの受講形態が用意されています。
Web通信講座はネット環境があれば、場所を選ばずに学習可能です。
スマートフォンにも対応しており、音声のみのダウンロードもできます。
対してDVD講義は、ネット環境設備の事前準備の必要が無く、視聴期限もありません。
隙間時間を活用して勉強を進めたいという方はWeb通信講座をおすすめします。
また、講座内容はテキストや講義動画もとてもかりやすいものとなっています。
なぜなら、初心者向けに提供しているため、理解が深まるような工夫が細かいところまで施されているからです。
つまり、万全な試験対策を行えると言えるでしょう。
それでも「通信講座は挫折しそうで不安……。」といった方へ、LEC東京リーガルマインドではフォロー制度も充実しています。
やることリスト | いわゆる「ToDoリスト」というものです。 試験合格に重点を置いたものになっています。 試験に関連する知識や情報を取り入れることで、試験内容を整理できるでしょう。 |
カウントダウン | 今日は「何章まで勉強する」や「公開模試までに試験範囲網羅する」など、自分に合った目標をたてて、日数のカウントダウンをしてお知らせします。 |
進捗率 | どれだけ学習が進んだのかがわかるシステムです。 Web講義の再生状況をもとに、進捗状況がわかります。 また他の受講生の平均進捗状況も表示されるため、ペース配分が掴めます。 ただDVD通信講座は、LECのサーバーを使用しないため、利用できません。 |
教えてメイト | 旅行業務取扱管理者通信講座の受講生同士で質問や相談をお互いにできる制度です。 通信講座はどうしても孤独に感じてしまいがちですよね。 しかし、このシステムを利用すれば他の受講生との交流ができます。 |
こんな方にもおすすめ
- 法律資格の指導に実績があるLEC東京リーガルマインドで学習したい
- 科目別に受講したい
LEC東京リーガルマインドの旅行業務取扱管理者講座は、全科目をまとめて受講する一括受講のほかにも海外実務・国内実務・旅行業法・約款の科目別受講もできます。
旅行業法と約款は独学で学習したため、実務は通信講座を利用したいといった方にもおすすめの通信講座です。
→LEC東京リーガルマインド公式HPで旅行業務取扱管理者講座の詳細を見る
ヒューマンアカデミー通信講座(たのまな)の旅行業務取扱管理者の通信講座特徴(※休止中)
通信講座名/料金 |
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カリキュラム | 【総合旅行業務取扱管理者】
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教材/テキスト |
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合格率/実績 |
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サポート体制 | 添削サポート |
ヒューマンアカデミーは通信講座業界で老舗として有名で、「たのまな」というレーベルで開講しています。
色んな資格の対策講座をたくさん用意しており、全部で250以上もの講座を開講しています。
また、毎年多くの受講者が最短で合格している実績もあることから信頼性もとても高く、安心して学習できる通信講座運営会社です。
- テキストやDVD講義は初心者にもわかりやすい内容
- 理解を深められる解説と学習サポート
- 総合旅行業務取扱管理者講座のみ開講
ヒューマンアカデミーたまのなが開講する旅行業務取扱管理者講座最大の魅力は、教材のずば抜けたクオリティと手厚いサポートでしょう。
まず、テキスト8冊とDVD4枚を使用しながら学習を進めていきます。
どちらも講師陣オリジナルの内容です。
試験合格に必要な箇所を厳選してテキストに掲載しているため、効率良く勉強を進められます。
それに、計算問題は解答例も紹介しています。
自分はどこで間違えたのかなどを明確に確認できるため、理解をより深められます。
DVDについては、他社の通信講座に比べてわりと短い内容です。
これは、厳選されたポイントの解説だけが収録されているからです。
また、動画講義は12時間分のDVDでも視聴できるようになっており、好きな時間に基礎から効率よく知識を身につけられるように工夫されています。
つまり、最短で効率良く合格を目指せる環境があります。
他にも、9回分の添削課題が試験前の学習サポートとして用意されています。
専任の講師が課題を採点や添削を行い、第三者の目線から指導を受けることで学習理解度を確認しながら今後の試験勉強について助言をしてくれます。
ただ、ヒューマンアカデミーたのまなで用意している旅行業務取扱管理者講座は「総合旅行業務取扱管理者講座」だけです。
国内旅行業務取扱管理者試験の通信講座は取り扱いがありません。
総合旅行業務取扱管理者試験の対策講座だけしかないため、そういった点では残念に感じるかもしれません。
その分、国内旅行業務取扱管理者の資格試験対策講座へ全力を注がれています。
つまり、国内旅行業務取扱管理者に特化した資格講座と言えるでしょう。
→ヒューマンアカデミー通信講座(たのまな)公式HPで旅行業務取扱管理者講座の詳細を見る
旅行業務取扱管理者通信講座の失敗しない選び方
旅行業務取扱管理者の通信講座は、色んな通信講座会社で開講されています。
そのため、どこの通信講座にしようか迷う方も多いでしょう。
そこで、どうやって選べばよいのか通信講座を選ぶときのポイントをいくつか解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
- 受講料
- 教材等の学習ツール
- サポート体制
- 合格率
- 会社の信頼性
ポイント1:受講料等の費用面
通信講座の最大の魅力は、通学講座よりも受講料が安いというところにあります。
おそらく、多くの方々が通学講座でかかる費用よりも低価格で資格を取得したいという気持ちから通信講座を選ぶでしょう。
旅行業務取扱管理者通信講座は、総合旅行業務取扱管理者講座では60,000円程度で、国内旅行業務取扱管理者講座では50,000円程度が一般的な相場となっています。
どの会社の通信講座にするのかを選ぶとき、費用に判断ポイントの重点を置くのならこれくらいの価格とあらかじめ決めておきましょう。
それに最近では、通学予備校でも通信講座を開講しているところも存在します。
その場合、一般的な相場より20,000円程度費用が高くなる傾向にあります。
受講料等の費用に着目して通信講座を選ぶときは、ユーキャンやフォーサイト、ヒューマンアカデミー通信講座(たのまな)のように通信講座のみ開講しているところがおすすめです。
→ヒューマンアカデミー通信講座(たのまな)公式HPで旅行業務取扱管理者講座の詳細を見る
ポイント2:教材等の学習ツール
通信講座を選ぶ上で、受講料等の費用と合わせて着目するのは、テキストやWeb通信等学習ツールのクオリティです。
受講料が安いけれど教材のクオリティも低いのでは、本末転倒ですよね。
より理解を深めるにはテキストだけではおそらく足りないでしょう。
フォーサイトやヒューマンアカデミー通信講座(たのまな)のようにテキストのわかりやすさに付随して動画講義も行っている通信講座がおすすめです。
動画講義がある講座は、より理解を深める試験対策を行えます。
また、旅行業務取扱管理者の試験範囲には「旅行業法」が含まれています。
法律は頻繁に改正されるため、新しい情報を常に入手することが重要です。
つまり、最新の情報が入手できるかどうかも注目すべきでしょう。
さらに、旅行業務取扱管理者の試験範囲はとても広く、量も膨大です。
全ての知識や情報を試験当日までに網羅するのは困難です。
必要な知識を効率的に吸収することで短期合格を目指せるかどうかも注目しましょう。
→ヒューマンアカデミー通信講座(たのまな)公式HPで旅行業務取扱管理者講座の詳細を見る
ポイント3:サポート体制
通信講座は通学講座と違って、講師や同じ目標を持つ受験生と直接接する機会がほぼありません。
一人で試験合格を目指すにはモチベーションを保ち続けることがポイントとなります。
しかし、一人でモチベーションを保ちながら学習を進めるというのはなかなか難しいのも事実です。
また、通信講座はあくまでも自分一人で勉強するため、物理的に第三者の視点でアドバイスは期待できないでしょう。
すると、理解不足となるため、試験対策の計画が立て難いということも起こります。
そこで、サポート体制が充実しているかを確認すると良いでしょう。
添削サービスや質問サービスがあるかをチェックしてください。
第三者に見てもらうことで試験対策が立てやすくなり、モチベーションを保つ要素にもなるでしょう。
スマートフォンでの学習も可能かどうかも重要な確認事項です。
1通勤時間などの隙間時間を活用しながら勉強を進められるため、時間を有効に活用できるでしょう。
ポイント4:合格率
各通信講座の合格率がわかるなら、通信講座選びのポイントとなるでしょう。
合格率が高ければ、自分も通信講座を受講したときの合格する確率も高くなるということが期待できます。
しかし、実際に合格率を公表している通信講座は、少ないというのが現状です。
これは、正確なデータを集められないという理由から合格率が公表できないようです。
つまり、合格率に着目しすぎると、通信講座選びに迷いが生てしまう可能性もあります。
公表されていれば判断材料のひとつにする程度で捉えていた方が良いでしょう。
ポイント⑤:会社の信頼性
信頼のある通信講座には、多くの受講生がいるものです。
つまり、多くの受講生がいるということは、単純にそれだけ合格するためのノウハウが蓄積され、確立されているということになり、合格しやすい通信講座になります。
信頼性の高さを見極めるには、旅行業務取扱管理者試験対策講座以外のその会社が開講している講座にも注目してみましょう。
中には合格者の声や合格率が掲載されているところもあります。
これらを確認することで信頼性が高いかどうかがわかります。
信頼性の高さと合格率の高さは比例すると言えるでしょう。
合格率も判断材料のひとつではあるものの、まずは信頼性の高さをチェックする方が安心して受講できるのではないでしょうか。
独学と通信講座はどちらがおすすめ?
独学と通信講座どちらが良いのか疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
向き不向きは個人差があるものの、単純に通信講座の方が合格する確率が高いと言えます。
つまり、独学で試験合格を目指すより通信講座を受講して試験対策を行うことをおすすめします。
その理由として、通信講座は市販のテキストや問題集には掲載されていない知識や情報も手に入れられるからです。
また、通信講座は独自のノウハウを持っており、それをテキストやカリキュラムに活かされています。
受講生が確実に合格という目標を達成できるように色んな工夫が反映されています。
それに、旅行業務取扱管理者の試験は範囲がとても広く、量が膨大です。
独学で学習を進めると、とても時間がかかってしまいます。
初めから全て網羅するつもりで、勉強時間もたくさん確保できるなら独学でも良いでしょう。
ただ、試験範囲を全て網羅するつもりが膨大な情報量や知識量で、結局試験に必要な知識を吸収できなかったなんてこともありえます。
その点、通信講座は合格するために必要な知識と情報を厳選し、効率良く学習できるようなプログラムとなっています。
確実に合格するためのサポート体制も用意されているため、旅行業務取扱管理者試験の合格を目指すなら通信講座の方がおすすめです。
旅行業務取扱管理者の試験内容や合格率と難易度
国内旅行業務取扱管理者試験 | 総合旅行業務取扱管理者試験 | |
適用範囲 | 国内旅行のみ | 国内及び海外旅行 |
試験日 | 令和5年9月3日(日) | 令和5年10月22日(日) |
合格ライン | 科目ごとに6割以上の得点があること | 科目ごとに6割以上の得点があること |
合格率 | 34.9% | 31.6% |
試験内容 | 旅行業法及びこれに基づく命令
旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 国内旅行実務 |
旅行業法及びこれに基づく命令
旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 国内旅行実務 海外旅行実務 |
受験地 | 全国9都道府県 | 全国8都道府県 |
受験資格 | 特になし | 特になし |
難易度と勉強時間
総合旅行業務取扱管理者試験を受験する場合は、合計4科目受験しなければなりません。
しかし、国内旅行業務取扱管理者の資格を既に持っている方は2科目が免除となります。
つまり、総合旅行業務取扱管理者試験の合格を目指す場合は、先に国内旅行業務取扱管理者の資格取得を目指したほうがいいでしょう。
また総合旅行業務取扱管理者試験の場合、受験科目のうち科目「海外実務」の合格率が低い傾向にあります。
どうやら総合旅行業務取扱管理者試験に合格するには、「海外実務」が少し高いハードルとなっているようです。
国内旅行業務取扱管理者資格試験の場合は、独学でクリアできる可能性は十分にあります。
しかし、総合旅行業務取扱管理者資格の場合は、海外旅行や観光についての知識が必要です。
また、同時に英語などの語学の学習も行わなければならないため、独学で合格を目指すのは困難を極めるでしょう。
それに、合格するのに必要な勉強時間は250時間以上かかると言われています。
しかも、全く知識のない初心者の方は、他の国家試験と同程度の300時間ほどかかると見積もる必要があるでしょう。
近年国内旅行業務取扱管理者資格試験は、難易度が下がり、合格率は上昇している傾向にあります。
その反面、国内旅行業務取扱管理者資格試験では、近年合格率が下降傾向にあるようです。
旅行業務取扱管理者免除制度
旅行業務取扱管理者の資格試験には免除制度があります。
とはいえ、免除制度はもちろん誰でも利用できるものではありません。
しかし、旅行業務取扱管理者試験に合格するには、免除制度も大きなカギのひとつとなります。
旅行業務取扱管理者試験の合格率は免除制度を利用するかしないかで雲泥の差があります。
免除制度を利用するだけで、勉強にかかる負担も軽くなり、合格する確率も上がります。
そこで、免除制度はどういった方が利用できるのかご紹介します。
国内旅行業務取扱管理者
国内実務科目が免除。
<対象者>前年度、国内旅行業務取扱管理者試験科目合格者
本年度、国内旅行業務取扱管理者研修修了者または、
前年度、内旅行業務取扱管理者研修修了者のいずれかの要件を満たす者
※国内旅行業務取扱管理者研修の受講資格は、旅行業者または旅行業者代理業者に直近で5年以内のうち3年以上勤務していること。
また、現在も引き続き旅行業務に従事している者を受講条件としています。
以上に該当するときは、試験科目が免除となります。
なお、受験申し込みのときに証書の提出が必要です。
免除制度を利用するときは、最新の受験案内をよく確認しましょう。
※平成18年度の国内旅行業務取扱管理者試験から「国内旅行実務」「約款」「法令」のうち、「国内旅行実務」の合格基準を満たした方を対象に翌年度試験に限り、当該科目を免除とする制度が開始されました。
総合旅行業務取扱管理者
- 旅行業法及び国内旅行実務が免除。
<対象者>国内旅行業務取扱管理者の試験に合格し、資格を持っている者。 - 海外旅行実務が免除。
<対象者>受験前年度または受験年度総合旅行業務取扱管理者研修での「海外旅行実務」を修了している者。 - 国内旅行実務が免除。
<対象者>受験前年度または受験年度総合旅行業務取扱管理者研修での「国内旅行実務」を修了している者。 - 受験前年度の試験で合格した科目が免除。
<対象者>受験前年度の試験が不合格だったものの「国内旅行実務」と「海外旅行実務」のいずれか、もしくは両方とも合格した者。
※平成18年度の総合旅行業務取扱管理者試験から、「国内旅行実務」「海外旅行実務」「法令」「約款」のうち「国内旅行実務」「海外旅行実務」が合格基準を満たした方は、翌年度試験に限り、当該科目の免除とする制度が開始されました。
旅行業務取扱管理者のおすすめ通信講座:まとめ
通信講座 | コース名/料金 | カリキュラム | 合格率/実績 |
ユーキャン | 【旅行業務取扱管理者講座】
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【総合コース】
【国内コース】
【総合・科目免除コース】
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資格の大原 |
※その他、多種多様コースの用意あり |
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フォーサイト |
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【テキスト】
【問題集】
【模擬試験】
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LEC東京リーガルマインド |
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【総合旅行業務取扱管理者】
【国内旅行業務取扱管理者】
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たのまな
休止中 |
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【総合旅行業務取扱管理者】
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- 洗練されたカリキュラムが用意されている
- プロ講師の解説を聴講できる
- サポートが受けられる
- 合格する確率があがる
旅行業務取扱管理者資格の通信講座を受講するメリットとしては、上記のような点が挙げられます。
将来旅行業界に携わりたいとお考えの方や既に旅行業界で働いている方、どちらにせよその後のキャリアのことを考えると、あまり試験勉強に時間をかけたくはありません。
独学で合格を目指すのも一つの手段です。
しかし、人間ひとりの力は限られているものですよね。
旅行業務取扱管理者試験はとにかく試験範囲が広く、合格に必要な知識や情報が膨大です。
それだけでどこかで限界を感じるときが来るでしょう。
通信講座を受講すれば、長年培われたノウハウと合格へと導いた講師のサポートを受けられます。
通信講座をどうやって選べばよいか悩んでしまったときに、この記事が参考になれば幸いです。