お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(52)が、4日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』『ワイドナB面』(毎週日曜10:00~10:55/10:55~11:15)で、漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の作者でこの日ゲスト出演した秋本治氏についてコメントした。

松本人志

連載40周年となる『週刊少年ジャンプ』42号(9月17日発売)をもって、幕を閉じる『こち亀』。松本は、この国民的長寿漫画を「変な話、言い方悪いですけど読みたくなくても読む状況にある。日本というところで生活する以上」と形容し、秋本氏との番組共演を喜んだ。

そんな松本が最終回のアイデアとして提案したのが、「ゴルゴを捕まえてほしいなぁ」「両さんがゴルゴを捕まえる」という同じく長期連載で知られる『ゴルゴ13』の主人公・デューク東郷の逮捕劇。すでに構想は固まっているというものの、秋本氏は「あー!いいアイデアですね!」「ちょっと書きたかった」と興味を示した。

そして、秋本氏がこれから最終回の作業に入ることを明かすと、松本は「えー…えー…」と嘆息を漏らし、「見たいけど見たくない」と複雑な思いを吐露。「ずっと終われへんような気がしていたので、ちょっとまだショックなんですよ」と胸の内を明かし、「(巻数が)4ケタまでいくんじゃないか? 背表紙どうなんねやろと思って」と笑いを誘いながら単行本が200巻で終えることの寂しさもうかがわせた。

番組の締めくくりに秋本治が読者や関係者に向けて感謝の言葉を伝えると、松本は「オープニングからものすごいさびしかった」と再び本音をポロリ。少年誌での40年間の連載を「40年間、少年のままでいるということ」と表現し、「それがすごいなと思います。本当に尊敬です」と称賛の言葉を送っていた。