日本エイサーは2日、Windows 10 Proを搭載する2in1タブレットPC「Switch Alpha 12」シリーズとして、「SA5-271P-A54Q/S」と「SA5-271P-A58U/S」の2モデルを発表した。8月5日の発売だが、基本的には法人向けで、ダイワボウ情報システムを通じて販売する。

価格はオープン、想定価格(税別)はSA5-271P-A54Q/Sが120,000円前後、SA5-271P-A58U/Sが140,000円前後。2モデルの違いはメモリ容量とストレージ容量で、SA5-271P-A54Q/SはLPDDR3 4GBメモリに128GB SSD、SA5-271P-A58U/SはLPDDR3 8GBメモリに256GB SSDだ。

8月2日には記者発表会も開催されたので、その模様は追ってお伝えする。

「Switch Alpha 12」シリーズ

SA5-271P-A54Q/SとSA5-271P-A58U/Sは、U字フレームのキックスタンドを装備する2in1型のタブレットPC。キックスタンドは最大165度まで角度を調整でき、用途に応じた柔軟な設置が可能。TPM 2.0やBIOSによるパスワード設定に対応するなど、ビジネス向けとしてセキュリティ機能が高められている。独自の冷却機構「Acer LiquidLoop」を採用し、ファンレス駆動を実現した。

87キーのスナップタイプキーボードを標準で同梱。マグネットで本体と脱着できるので、ノートPCスタイルとタブレットスタイルへの切り替えもたやすい。キーストロークは1.4mmを確保。スタイラスペンも標準で付属。

ディスプレイは10点マルチタッチ対応の12型IPS液晶で、解像度は2,160×1,440ドット、アスペクト比は3:2となっている。バッテリ駆動時間は約8時間だ。

そのほか主な仕様は、CPUがSkylake世代のIntel Core i5-6200U(2.30GHz)、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)。OSはWindows 10 Pro 64bit。通信機能はIEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0。

インタフェース類は、200万画素インカメラと500万画素アウトカメラ、microSDメモリーカードリーダ、USB 3.0、USB 3.1 Type Cなど。センサー類として、照度センサー、Gセンサー、ジャイロスコープ、Eコンパスを内蔵する。本体サイズはタブレット時で約W292.1×D201.4×H9.5mm、重量は約900g。キーボード装着時で約W292.1×D201.4×H15.85mm、重量は約1,250g。

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