ディズニー映画『トゥモローランド』(6月6日公開)で描かれるすべてが可能になる理想の地"トゥモローランド"のモデルとなり、実際に撮影が行われたスペイン・バレンシアにある芸術科学都市の写真が、"トゥモローランド"の全体の写真とともに公開された。

バレンシアでの撮影の様子

ブラッド・バード監督は、何十年も先を行っているような未来派建築を探していたところ、偶然、車のCMでバレンシアの芸術科学都市を見つけ、「動物の骨格をベースとした巨大な建造物の様相は、モダンでオーガニックだった」とその美しさにほれ込んだという。さらに、今までその都市が一度も映画で使われていなかったと知り、今作のロケ地に選出。「あの驚くべき空間で撮影できて本当によかった」と振り返る。

主演のジョージ・クルーニーも、バレンシアの巨大建造物での撮影について「まるでアニメ『宇宙家族ジェットソン』のセットから降ってきたみたい」と表現。「”僕もあれを建てたい”と思ってしまうほど素晴らしかった」と、バード監督同様にその美しさを絶賛した。

先日、クルーニーが妻とともに来日したことでも話題を集めている今作。しかし、いまだ”トゥモローランド”は、全てが可能になる世界であるということ以外は断片的な情報のみで、謎に包まれている。このたび、あわせて公開されたのは”トゥモローランド”の全体の様子がわかる写真。バレンシアの建造物は、この”トゥモローランド”の一部として描かれている。

"トゥモローランド"のモデルとなった都市、スペインのバレンシア

"トゥモローランド"全体の様子

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