ソニーモバイルコミュニケーションズは2日(スペイン時間)、スペイン・バルセロナで同日より開催したモバイル機器関連の展示会「Mobile World Congress」に合わせ、世界最軽量をうたう10.1型タブレット「Xperia Z4 Tablet」を発表した。2K解像度のディスプレイや、動画再生時で最大17時間という長時間駆動なども特徴。

Xperia Z4 Tablet

2,560×1,600ピクセルの10.1型液晶を搭載したAndroidタブレット。本体の厚さは約6.1mm、重量は約389g(Wi-Fi版)と、10型クラスの液晶を搭載したタブレットとして世界最薄、最軽量をうたう。

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OSにはAndroid 5.0(Lollipop)を採用。プロセッサには、Qualcommが2014年4月に発表した、64-bitクアッドコアのARM Cortex-A57とCortex-A53 CPUで構成される「Snapdragon 810」を採用する。メモリは3GB、ストレージは最大32GB。128GBまでのmicroSDカードスロットも搭載する。

サウンド面では、ソニーの3D Surround Sound technology(バーチャルホンテクノロジー)を採用し、音声圧縮技術LDACにも対応。カメラは8倍デジタルズームが可能な8.1Mピクセルのソニー製CMOS「Exmor RS」を内蔵。バッテリは6,000mAhの大容量のものを採用し、動画再生時で最大17時間駆動。また、NFCやIP65/IP68の防水・防塵機能を搭載するほか、PlayStation 4のリモートプレイにも対応する。

本体サイズはW254×D6.1×H167mm。発売は2015年6月で、日本を含めた各市場で発売予定。4G LTE版とWi-Fi版の2種類をローンチする。LTE版のネットワークはGSM GPRS/EDGE (2G)、UMTS HSPA (3G)、LTE (4G)に対応。

本体厚は約6.1mmで、10型クラスのタブレットとして世界最薄をうたう

Xperia Z4 Tablet公式動画

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