レノボ・ジャパンは10日、ディスプレイが360度開き、タブレットとしても利用できる2in1モデル「ThinkPad YOGA」の12.5型モデル「ThinkPad YOGA 12」の国内販売を発表した。11日に販売を開始し、CTOでの価格は127,000円から。

ThinkPad YOGA 12

同社のコンシューマ向け製品「Lenovo YOGA」シリーズのように、ディスプレイを360度までディスプレイが開く機構を採用し、ノートPCだけではなく、タブレットモードなど4つのモードで利用できる。

CPUに「Broadwell-U」の開発コード名で知られる第5世代Intel Coreプロセッサの搭載で、最大約13時間の長時間駆動を実現したほか、新開発の静音ファンにより動作時のノイズを軽減した。

従来モデルに引き続き、ディスプレイを一定の角度以上に開いたときに、キーボードのフレーム部分が自動的に上昇し、トラックポイントの引っかかりを防止する「Lift'n' Lock」キーボードを引き続き搭載する。一方でポインティングデバイスは、左クリックと右クリック、センターボタンが独立したクリックパッドを採用した。また、オプションでデジタイザーペンを用意し、ペン入力に対応する。

主な仕様は、CPUが第5世代Intel Coreプロセッサ、メモリが最大8GB、ストレージが256GB SSD / 16GB SSD + 500GB HDD / 1TB HDD、ディスプレイが10点マルチタッチ対応11.6型HD(1,366×768ドット) / フルHD(1,920×1,080ドット)IPS液晶、OSがWindows 8.1 Pro 64bit。

インタフェースは、OneLink、USB 3.0×2、HDMI、Webカメラ(720p)、カードリーダなど。バッテリ駆動時間は最大約13時間(JEITA ver1.0)。本体サイズと重量がW316.6×D221×H18.8mm(ペン搭載モデルは19.4mm)/約1.58kg。