デルは6日、Windowsタブレット「Dell Venue Pro」シリーズの新機種として、8インチの「Venue 8 Pro 3000」と、10.8インチの「Venue 11 Pro 7000」を発表した。「Venue 8 Pro 3000」は既に販売開始しており、価格は税別22,980円。「Venue 11 Pro 7000」は11日発売予定で、税別79,980円からとなっている。

Venue 8 Pro 3000

「Venue 8 Pro 3000」は、8インチIPS液晶ディスプレイ(1,280×800ピクセル)搭載のWindowsタブレット。厚さ約9mmの薄型設計が特徴で、持ちやすく運びやすいデザインになっている。また、ボディカラーには「Dell Venue Pro」シリーズとして初めてホワイトを採用した。

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「Venue 8 Pro 3000」の主な仕様は次の通り。OSは、Windows 8.1 with Bing。プロセッサはIntel Atom Z3735G(クアッドコア 1.33GHzから最大1.83GHz)。内蔵メモリは1GB(DDR3L-RS)。ストレージは32GB(eMMC)。外部ストレージはmicroSD(128GB)。サイズ/重量は、幅約130mm×高さ約216mm×厚さ約9mm/約391g。バッテリ駆動時間は最大約6.9時間。背面には500万画素、前面には120万画素のWebカメラを内蔵する。

通信面では、802.11 b/g/nに準拠したWi-Fi、Miracast、Bluetooth 4.0に対応する。

Venue 11 Pro 7000

「Venue 11 Pro 7000」は、10.8インチIPS液晶ディスプレイ(1,920×1,080ピクセル)搭載のWindowsタブレット。タブレットとしての使用のほか、モバイルキーボードを使用したノートパソコンモード、ドッキングステーションを使用したデスクトップパソコンモードなど、用途に合わせた使用ができる。

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「Venue 11 Pro 7000」の主な仕様は次の通り。OS、プロセッサ、内蔵メモリ、内蔵ストレージは複数モデルが用意され、任意で選択できる。OSはWindows 8.1または、Windows 8.1 Pro。プロセッサは、Intel Core M 5Y10a(デュアルコア 2.0GHz)または、Intel Core M vPro 5Y70(デュアルコア 2.6GHz)。内蔵メモリは4GBまたは、8GB(LPDDR3)。内蔵ストレージは64GBまたは、128GBまたは、256GB(ソリッドステートストレージ)。外部ストレージはmicroSD(64GB)。サイズ/重量は、幅約279.8mm×高さ約176.4mm×厚さ約10.75mm/約733.4g(最小構成)。バッテリ駆動時間は最大約8.3時間。背面には800万画素、前面には200万画素のWebカメラを内蔵する。

通信面では、LTE/HSPA+モバイルブロードバンド、NFC、GPS802.11 acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0、Miracastなどに対応する。なお、「Venue 11 Pro 7000」の価格は、選択した仕様によって変動する。