Googleは9月27日、同社の提供するGoogleマップのストリートビュー表示について、初めて海の中の表示に対応したことを発表した。

ストリートビューは、地上の様々な場所を360度のパノラマ表示で見られるサービス。同社では、一般の道路からの眺めだけではなく、南極やアマゾン川、鉄道からの眺めに対応したストリートビューや、大学のキャンパス内といったストリートビューも公開している。今回の海中のストリートビューでは、海洋調査研究団体「The Catlin Seaview Survey」との協力で実現したもので、360度のパノラマ撮影ができる特殊な撮影機材を用いているという。

海の中のストリートビューギャラリー

撮影に用いられた機材

撮影は、オーストラリアのグレートバリアリーフのヘロン島、レディー・エリオット島、ウィルソン島、米国ハワイのモロキニクレーター、ハナウマ湾、フィリピンのアポ島で行われ、それぞれストリートビューギャラリーから見ることができる。