ヤマハ発動機は、電動アシスト自転車「PAS」シリーズ最大容量となる8.1Ahリチウムイオンバッテリーを搭載した2010年モデルとして、「PAS リチウム L」「PAS リチウム L スーパー」「PAS CITY-S リチウム L スーパー」を3月31日より順次発売する。価格はPAS リチウム Lが11万9800円、その他が13万2800円。

PAS リチウム L スーパー

今回のモデルは、すべて大容量8.1Ahの「Lバッテリー」を搭載している。6.0Ahの「Mバッテリー」車が約32km程度の走行距離なのに対し、今回のモデルは約42~43kmの走行を可能としている(オートエコモード、新「標準パターン」での測定値)。また、先に発表された2010年モデルと同様、アシストフィーリングの最適化、制動力やブレーキフィーリングの向上、グリップの形状変更などが行なわれている。これによりPASの2010年モデルは、全8機種となった。

PAS リチウム Lは低価格なモデル、PAS リチウム L スーパーは、高耐久のアルミハウジングユニットを採用したPASの最上位モデル、PAS CITY-S リチウム L スーパーは高耐久のアルミハウジングユニットを新たに採用した長距離通勤・通学モデルという位置づけ。また、PAS リチウム L スーパーとPAS CITY-S リチウム L スーパーは、新強化リアハブ、強化チェーン、ワンサイズ太くころがり抵抗の低い新タイヤを採用することで、登坂路での軽快性や長距離での耐久性を高めた。

PAS リチウム L ※スモークベージュ

PAS リチウム L スーパー ※ライトパープル

PAS CITY-S リチウム L スーパー ※ナイトブラック