情報ストレージベンダーのEMCジャパンは18日、前富士通経営執行役の諸星俊男氏が7月1日付で同社の代表取締役社長に就任すると発表した。同氏は米EMC Corporationの副社長も兼務する。諸星氏の社長就任に伴い、現社長のEdward J. Neiheisel氏は6月30日に退任する。

EMCジャパン代表取締役社長に就任する諸星俊男氏

諸星氏は、1953年生まれの53歳。1976年富士通入社。パーソナルシステム事業部開発推進部担当部長、経営執行役北米副総支配人などを経て、2007年から同社経営執行役プロダクトマーケティング本部長兼グローバル戦略本部担当を務めていた。

諸星氏は「自らの経験を生かし、EMCジャパンのビジネスを次のステージに導きたい。顧客の戦略的な情報ライフサイクル活用を支援すると同時に、パートナーや販売チャネルとのネットワークを強化し、業績拡大を目指したい」と語っている。