ウォシュレットの故障の際にすぐに確認すべきこと
使用しているウォシュレットが故障かな?と思った時は、初めに以下の2つの確認してください。
- 電気は通っているか
- 水は通っているか
ウォシュレットの故障原因は多岐にわたりますが、簡単な対応でトラブルを解消できる場合もあるので、まずは上記をチェックしてみましょう。
電気は通っているか
ウォシュレットは電化製品の一つですので、電気が通っていない場合は稼働しません。
電源スイッチを押しても表示部の「運転ランプ」が点灯していない場合、電気の供給が滞っており、その結果ウォシュレットが稼働していない可能性があります。
電気の供給を確認するために以下をチェックしてください。
ブレーカーは落ちていませんか?
ウォシュレットに電気が通っていない場合、まずはブレーカーを確認しましょう。
電気の使い過ぎで落ちる安全ブレーカーの他にも、自宅の電気回路のどこかで漏電が起こると作動する漏電ブレーカーもあります。
そのため、分電盤の場所をあらかじめチェックしておき、ブレーカーが落ちていないか確認してください。
ちなみに分電盤は自宅の玄関やバスルームの脱衣所などに設置されていることが多いですよ!
停電していませんか?
停電している場合は他の家電も使用できないため、まず、電灯などの他の家電が使えるのかを確認しましょう。
夜間であれば周辺住宅の窓灯りでチェックできますし、手元にスマホなどがあれば、電気会社のホームページで停電の情報を確認してもいいでしょう。
停電が原因と判明したら、いつ復旧しても良いように自宅内のブレーカーを下げておきます。
ちなみに停電から復旧した際に、発生しやすいのが通電火災です。
通電火災とは一気に部屋中の家電に電気が通ることで起こる火災を指しますが、このような出火への対策も忘れず行いましょう。
プラグが正しく挿さっていますか?漏電保護プラグが作動していませんか?
電源プラグが正しく挿さっていなかったり、漏電保護プラグが作動していると、電気が供給されず、ウォシュレットが作動しません。
例えば、トイレ掃除をしているときにプラグに触れてしまい、挿し込みが甘くなることがありますので、プラグが奥まで挿さっていないようなら、しっかりと挿し直してください。
また、停電などにより漏電保護プラグが点灯している場合は、自動的に電気の供給がストップされた状態ですので、リセットボタンを押して通電することを確認しましょう。
水が出るかの確認
ウォシュレットから水が出ない場合、何らかの理由で水が供給されていない可能性があります。
そのため、水の供給を確認するために以下をチェックしてください。
断水していませんか?
水道工事などにより地域で一定時間断水していることもあります。
管轄の水道局のホームページから断水の情報を確認しましょう。
水道の元栓が閉まっていませんか?
水道の元栓が何らかの原因で閉まっていることで、水が住宅内に供給されないことがあります。
元栓は水道メーターの横に設置されており、戸建て住宅であれば屋外敷地内に設置されることが多く、マンションなどの集合住宅の場合は玄関横のパイプシャフト内に設置されることが多いです。
その分、第三者が触れることも可能で、過去にいたずらで元栓を閉められるという事例も発生しています。
水が出ないといった症状があるなら、一度確かめることをおすすめします。
水道の配管が凍結していませんか?
気温が下がる季節には、水道の配管が凍結し給水が滞ることがあり、特に配管がむき出しになっていたり、日当たりが悪い場所に配管があると凍結する可能性は高まります。
配管が凍結する際の気温は-4℃といわれているので、気温が低いエリアや冬場などは凍結に注意が必要です。
凍結した場合でも、日中に気温が高くなると自然に凍結した部分が解けて水が流れるようになります。
凍結している場所が判明している場合は、タオルなどにぬるま湯を含ませ凍結箇所に巻くと、解凍時間を短縮できるでしょう。
また、お湯を配管に直接かける方法もありますが、熱湯では配管が破裂する危険性があるので、必ずぬるま湯を使用しましょう。
ウォシュレットの故障別チェックポイントと対処法
ウォシュレットの故障にまつわるトラブルには以下のような物があります。
- 水漏れしている
- ノズルに問題がある
- 温度に問題がある
- ウォシュレット便座や蓋に問題がある
- ウォシュレット自体に問題がある
ウォシュレットの故障内容によっては自分で修理できるものもあれば、修理業者に依頼するしかない場合もあります。
また、TOTOやLIXIL(INAX)、パナソニックなどのメーカーによって原因や修理方法に大きな違いはありませんが、自分で修理する場合、その部品を個人向けに販売しているのかという部分に違いがあります。
水漏れしている場合
水漏れについては、以下のような箇所からの水漏れが考えられます。
- ノズルからの水漏れ
- 給水管、分岐栓からの水漏れ
- 給水フィルター付の水抜栓からの水漏れ
水漏れは床などが傷むばかりか、そのまま放置すると床の腐食等にも繋がります。
また、水が漏れ出している分、水道料金は高くなるだけでなく、集合住宅の場合は下の階に迷惑をかける可能性もあるので早めの対処が必要です。
基本的に、止水栓を閉めることで水の流入は止められますが、築10年を過ぎた家屋などでは、排水管の傷みなどから、水の流れがおさまらないこともあります。
水漏れを見つけたらすみやかにバケツなどを置いて、大元の水栓を閉めるなど被害の拡大に努めましょう。
ノズルからの水漏れ
洗浄をしている様子もないのに普段より長くノズルから水が流れつづけている、水量がおびただしいという時は、ノズルから水漏れが起きている可能性があります。
原因のひとつとして考えられるのはパッキンの劣化です。
この場合、ノズル部分にあるパッキン、または本体内部のバルブユニットのパッキンを交換することで解決します。
パッキンはホームセンターなどで容易に手に入るので、交換は個人で対応可能ですが、分解後に元に戻せなかったり、そもそも対応するパーツが用意できなかったりと、難しい点もあります。
また、原因がパッキンの劣化ではないケースもあります。
ノズルからの水漏れはウォシュレットの故障の中でも最も多い事例ですので、少しでも不安に感じたら、トイレ修理業者に依頼しましょう。
給水管、分岐栓からの水漏れ
給水管や分岐栓から水漏れしている場合、配管をつなぐナットにゆるみが出ている可能性があります。
ウォシュレット設置後、ナットは自然にゆるんでしまうこともあるので、定期的にゆるみがないか確認し、ゆるんでいるナットがあれば、レンチやスパナなどの工具で締めます。
ナットにゆるみがない状態で水漏れがおさまらない場合は、給水管の内部に取り付けられたパッキンの劣化に原因の可能性があります。
パッキンを交換する場合、給水管周りの金具の分解が必要です。
分解した金具をうまく戻せず、事態が悪化するリスクもあるので、作業に自信のある方以外は業者に依頼するほうが安心です。
給水フィルター付の水抜栓からの水漏れ
給水フィルターとはウォシュレットの側部にある円形のプラスチック製の部品の事で、ここからポタポタと水が漏れる可能性があります。
この部品はウォシュレットの水抜きが必要な際に使用しますが、この部品が劣化し亀裂が入ることで、水漏れが発生することがあります。
他の水漏れ同様、古くなった部品を交換することで不具合を改善することができます。
まずはドライバーを使って止水栓を閉め、次に水抜栓を回しながら、ウォシュレットから水抜栓を外します。
その後、外す順序とは逆のやり方で新しい部品を回して取り付ければ、交換終了です。
最後に止水栓を少しずつ開いていき、症状がおさまっていることを確認しましょう。
ウォシュレットの水漏れに関してはこちらの記事でもご紹介していますので、参考にしてください。
ノズルに問題がある場合
ノズルにまつわる故障には以下のようなものがあります。
- ノズルから水が出ない
- ノズルの水が止まらない
- ノズル自体が出てこない
- ノズルが戻らない
洗浄機能の要ともいえるノズルですが、ノズルは部品も細かく繊細な部分なのでトラブルが多い箇所です。
これからご紹介する方法でトラブルが改善されない場合はウォシュレットの故障の可能性がありますので、その際はトイレ修理業者に依頼しましょう。
ノズルから水が出ない
ノズルから水が出ない場合、まず本体とリモコンの電源が入っているかを確認しましょう。
問題が無いにもかかわらず水が出ない場合、給水ホースのフィルターやノズルのつまりなどが原因として挙げられます。
給水ホースのフィルターが原因の場合、止水栓を閉めてから給水ホースのフィルターを取り外しましょう。フィルターの詰まりは丁寧に水洗いすることで簡単に取り除けるケースが多いです。
また、ノズルのつまりが疑われるケースでは、ノズル掃除機能ボタンを押してノズルを洗浄しましょう。ノズルの先端は水のカルキや尿石などがたまりやすい部分ですので、こまめに洗浄して、ノズルのつまりを予防しましょう。
そのほか、断水やノズルに水が届くまでの間で水漏れしていることも考えられますので、これらについては前述した対策で解決を試みましょう。
ノズルの水が止まらない
前項でも紹介したノズルの水が止まらないケースでの対処法ですが、その他にも電源プラグの抜き挿しで直ることがあります。
それでも改善しない場合は、ウォシュレットが便座からずれていないか確認しましょう。
本体を正しい位置に戻すことで水が止まることがあります。
また、壁掛けリモコンの電池切れも水が止まらなくなる原因になり得ます。
リモコンの電源ライトが消えている、または明滅しているという場合は電池交換をしましょう。
ただし、ノズル洗浄を行っている場合は一時的に水がチョロチョロと出続けるため、ノズル洗浄を行っているかはあらかじめ確認しておきましょう。
ノズル自体が出てこない
ノズルが伸び縮みする部分に固まった尿石やゴミが原因でノズルが出なくなる場合があります。
水が出ない場合と同様に、ノズル掃除機能ボタンを押して、ノズルを洗浄しましょう。
それでも尿石などがとれないときは、手動でノズルを引き出し、市販の洗剤やアルコールなどを使って歯ブラシなどで擦ります。
ノズルを引き出す際には、必ずゴム手袋を着用して衛生面にも気を付けましょう。
ノズルが戻らない
ノズルが戻らない場合も、付着した汚れが原因である可能性があります。
人が座った時にそれを感知する着座センサーの汚れや、尿石やゴミが原因であり、こちらもノズル洗浄を行いキレイにしましょう。
また、それ以外にも子供のいたずらやブレーカーが落ちた等で電源が入っていないためノズルが戻らないというケースもあるため、コンセントがきちんと入っているか、ブレーカーが落ちていないかも併せて確認しましょう。
温度に問題がある場合
温度に関しては、以下のようなトラブルが上げられます。
- 温水が出ない(出てくる水が温かくない)
- 便座の温度調整ができない
この二つの機能が故障した場合にチェックするべき項目と対処方法を解説していきます。
温水が出ない(出てくる水が温かくない)
出てくる水が温かくない場合、水の温度が低く設定されていないかを確認します。
外気が冷たい季節では設定温度が低いと水温が温かく感じられないこともあるでしょう。
また、ウォシュレットには瞬間的にお湯にする「瞬間式」と温かいお湯をタンクに貯めておく「貯湯式」がありますが、貯湯式のウォシュレットの場合、タンクの温水を使い切ってしまったということも考えられます。
それ以外にも水を温めるサーモスタッドや温水タンクが故障しているケースもあるので、そのときは業者に相談しましょう。
便座の温度調整ができない
便座部分の温度調整ができない場合、便座の温度設定を「切」にしていないか確認してください。
「切」だった場合は設定を「入」に切り替えて温度調整をし直します。
また、温度が低く設定されている場合は、季節によっては温かく感じられないこともあります。
節電機能が備わっているなら、便座が温まるまで15分ほどかかることもあります。
この場合、便座が壊れたわけではないので、節電機能をOFFにするか、温まるまで待ちましょう。
ウォシュレット便座や蓋に問題がある
ウォシュレット本体ではないものの、ウォシュレット付き便座や蓋が割れてしまったり、ヒビが入ってしまうようなケースがあります。
このような問題が起きてしまう原因としては経年劣化が主な理由となっている他、上から物を落としてしまったり、子供が上に乗ってしまったりと物理的なダメージが理由で破損してしまう場合もあります。
便座や蓋が壊れてしまった場合はご自身で修理することができませんので、水道業者に相談し、交換する必要があります。
もしも水道業者の対応が遅く、破損したままでトイレを使用する場合は布テープなどで破損部分を覆い、怪我をしないように使用してください。
ただし、布テープを貼り付けたまま便座を温めてしまうと、火災に繋がる恐れもありますので、使用する際は便座を温めず、電源を切って使用してください。
ウォシュレット自体に問題がある場合
ウォシュレットにトラブルがあった場合、以下のような症状が見られます。
- ウォシュレットが作動しない
- ボタンを押しても反応がない
- センサーが反応しない
電気系統や給水系統に問題が見られない場合、ウォシュレット自体の故障が考えられますが、個人でウォシュレットを修理するのは非常に難しいです。
また、放っておくことで、電子基板のショートなどで火災の原因にもなりかねませんので、故障が疑われたら、ただちに業者を呼びましょう。
ウォシュレットが作動しない
記事の冒頭で説明したように何らかの理由で電気の供給が止まっている可能性が挙げられます。
説明した3つのチェックポイントについて、ひとつずつ確認していきましょう。
どのチェックポイントにも該当しない場合、ウォシュレットが故障しているのかもしれません。
ボタンを押しても反応がない
ウォシュレットには「壁掛けリモコン」と「袖リモコン」の2種類があります。
壁掛けリモコンが反応しない場合は、リモコンの電池切れの可能性があり、それ以外にもリモコンの送信部分や本体の受信部分が汚れて、うまく送受信できていないケースも見受けられます。
そのため、送受信部分が汚れている場合は、柔らかい布で拭いて汚れを取り除いてください。
一方で袖リモコンの場合は、コンセントの抜き挿しで改善することもありますが、それでも改善しないようなら、リモコンの電子基板が壊れている可能性があります。
センサーが反応しない
近年発売されているウォシュレットには、人感センサーや着座センサーなど便利な機能が付いています。
これらのセンサーが誤作動することで、便器のフタが自動で開閉しない、便座が温まらない、水が自動で流れないなどの症状が現れます。
誤作動の原因として考えられるのは、センサー部分の汚れで、人を検知してフタの開け閉めをする人感センサーは、本体の外側にあります。
また、人が便座に座ることで反応する着座センサーは、多くの場合、ふたを開けた便座の奥に付いています。
対処法としてはセンサーに傷がつかないように濡らした布や市販の専用洗剤などを使ってやさしく拭きましょう。
日頃からこまめな掃除を心がけるとこの手のトラブルは起こりにくくなります。
ちなみにここまでご紹介した修理方法の中には自分でできる方法もあるかと思いますが、その際にはぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
ウォシュレットの耐用年数
ウォシュレットには耐用年数・寿命があり、設置してから7~10年程と言われています。
つまり、今使っているウォシュレットが耐用年数を超えている場合、またはもうすぐで耐用年数が経過する場合は、故障しやすい傾向にあります。
故障した場合は修理を考える人が多いと思いますが、7~10年使用しているウォシュレットの場合交換用の部品の生産が終了している場合があります。
そういった場合、新しいウォシュレットへの買い替えをおすすめします。
ウォシュレットが故障した時にかかる修理費用の相場
ウォシュレットが故障した場合、修理にかかる費用の相場は以下のようになります。
修理内容 | 費用の相場 |
---|---|
人感センサーの修理 | 15,000円~30,000円 |
水が止まらない場合の修理 | 20,000円以上 |
温水が出ない時の修理 | 20,000円~40,000円 |
ノズルが動かない時の修理 | 15,000円~30,000円 |
上記はあくまでも相場ですので、実際に修理する水道業者によって値段の上下はあります。
また、ウォシュレットの耐用年数は7~10年の為、使用年数によっては修理ではなく買い替えの方がお得になるケースもあります。
そのため、ウォシュレットを使い始めてからどのくらいの年数が経過しているのかを意識することで、よりお得な選択ができますので、経過年数はチェックしておきましょう。
ウォシュレットを買い換えた場合のメリット
今まで使っていた古い機種のウォシュレットから、新しいウォシュレットに買い換えることで、以下のようなメリットがあります。
- 電気代や水道代の節約ができる
- 最新の使いやすいウォシュレットを選べる
特に、先程ご紹介した耐用年数を超えているウォシュレットの場合、修理してもまた故障する可能性もあるため、何度も修理しているのであれば、新しいウォシュレットに買い換えた方がお得になる場合もあります。
電気代や水道代の節約ができる
使用する水の量や、水を温める際に使用する熱量を抑えることで、水道代や電気代を節約できる製品が、近年多く発売されています。
確かに購入金額は上がるでしょうが、省エネ性能が優れた機種を選べば、ランニングコストが現状のものよりも安くなるのは間違いありません。
長い目で見れば新しい製品に買い替える際のハードルも一気に低くなるでしょう。
最新の使いやすいウォシュレットを選べる
最新のウォシュレットにすることで、便利な機能を使い、便利に暮らすことができます。
例えば、TOTOのウォシュレットなら「キレイ除菌水」という機能があり、トイレを使うたびに便器やノズルにキレイ除菌水を自動噴射することで、日々の汚れが溜まりにくくなり、お手入れが楽になります。
また、「本体ワンタッチ脱着」機能というものもあり、掃除の際に本体を取り外せば、便器の隙間に溜まったほこりもきれいにすることができます。
他にも、パナソニックの「泡コート」は。モコモコの泡をトイレ内部に360度噴射することで、尿などの飛び跳ねを防げるうえ、汚れの付着も防止します。
泡の素は台所用洗剤で、一度に使用する量も少なく、費用面でも安心です。
また、「隙間レス便座」で、便座の細かい隙間に汚れが入り込むこともありませんし、除菌イオンの「ナノイーX」を便器内に放出して、便器内を清潔に保つ機能も魅力です。
この他にもメーカーによってその特徴はさまざまですので、買い替えを考えているなら、じっくり時間をかけて、我が家にあった製品選びをしましょう。
賃貸でウォシュレットが故障した場合
マンションやアパートなどの賃貸物件でウォシュレットが故障した場合、重要なのは「入居時から備え付けられていたか」です。
入居時から備え付けられていた物であれば、ウォシュレットの修理費用は貸主や大家さんが負担します。
しかし、入居者には善管注意義務という決まりがあり、仮に水漏れした場合、修理せずに放置し床が腐食すると、入居者が修理費用を負担しなければならなくなります。
そのため、備え付けのウォシュレットが故障した場合はすぐに管理会社や大家さんに連絡してください。
一方で、備え付けられていなかったが、自分でウォシュレットを設置したという場合、その修理費用は実費になります。
ただし、ウォシュレットを勝手に設置したり、設置後にトラブルが発生した場合は違約金が発生する可能性がありますので、設置前に必ず管理会社や大家さんから許可を貰ってください。
普段の掃除でウォシュレットの故障を防ごう
ウォシュレットの故障に繋がる要因として、日々のお手入れ不足があげられます。
そのため、以下の部分をきれいに掃除することで、ウォシュレットの故障を未然に防ぐことにも繋がります。
- ノズル出口部分の掃除
- ノズルシャワー部分の掃除
ノズル出口部分の掃除
ノズル出口部分は、まずノズルが収納された状態で中性洗剤を含ませた布で拭きます。
次にノズル掃除機能ボタンを押してノズルを最大限に伸ばしましょう。ノズル掃除機能ボタンがなければ、そのまま手動でノズルを引き出します。
ノズルを伸ばした状態で中性洗剤を付けた歯ブラシなどで擦りましょう。尿石などがこびりついている場合は、クエン酸を使用するのもおすすめです。
ノズルシャワー部分の掃除
ノズルシャワー部分は、まずノズル掃除機能ボタンでノズルを伸ばした状態にして、電源プラグを抜きます。
次に中性洗剤をかけ、歯ブラシや綿棒などでノズルの先端にこびりついた汚れを丁寧に落としましょう。汚れがなかなか落ちない場合は、クエン酸やノズル専用の洗剤を使ってもよいです。
最後に電源プラグを差し込み、水が出るようになったか必ず確認しましょう。
まとめ
ウォシュレットのような電化製品の修理は非常に難しいため、できればトイレ修理業者を呼び、修理を依頼した方が手間も時間もかからず確実です。
ただし、簡単な故障であれば自分で修理することも可能ではありますが、故障の原因を正確に特定するのが難しい場合もあります。
だからこそプロを呼んだ方がメリットが多いと思いますし、メーカー保証期間内であれば、メーカーに無償で修理をお願いすることも可能です。
メーカー保証期間外であればトイレ修理専門業者に依頼する方が料金的にもお得ですが、その際、緊急性を要さない限りは複数社に見積依頼をし、貰った見積もりやスタッフの対応などから信頼できる業者を選びましょう。
ウォシュレットも長く使っていれば、さまざまな不具合が発生します。まずはご紹介したチェック項目を確認して故障原因を探りましょう。
対処法を試しても改善しない場合は、なるべく早く業者に修理依頼をすると安心できますよ。
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※記事内で紹介した水道業者様は編集部が独自にリサーチを行い、料金や口コミ等、様々な情報を基に
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