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リアルな対面の良さを最大限に活かしつつ、Web会議をより有意義にする書画カメラの魅力

2021/06/03 09:00

かつて学校の教室に「OHP」(オーバーヘッドプロジェクター)という機材があったことを、ある程度以上の年齢層なら覚えているにちがいない。教師が手元にある理科や社会の資料をOHPの機器にのせ、スクリーンに投影する。学校を卒業してから、ビジネスの現場で使用した経験を持つ人もいることだろう。

「書画カメラ」という言葉を聞いたことがあるだろうか。書画カメラとは、ごく簡単にいうなら、そのOHPのデジタル版だ。紙の資料やさまざまな実物をビデオカメラで撮影し、大画面ディスプレイなどに映し出す。教育現場ではすでに長い間活用されている書画カメラだが、コロナ禍を受けてテレワークが増えた現在、この書画カメラが実はビジネスにおいても注目の存在となっている。

Web会議ではホワイトボードや紙資料に手書きできないのが不便?

新型コロナウイルスの急激な感染拡大を受けて、多くの企業でテレワークが導入された。これに伴い増えたのが、Web会議である。オンラインを利用した会議や打ち合わせであれば、場所を気にせず、つまり在宅勤務の状況であっても、あるいはシェアオフィスやサテライトオフィスを活用するスタイルであっても、問題なく社内外とコミュニケーションを行える。自分自身はやむを得ない業務の事情で出社しなければならないケースであっても、Web会議なら、社内の会議室やミーティングスペースからテレワーク中の社員と連絡をとることができる。

ただ、その一方で問題がないわけでもない。Web会議はどこでも柔軟にコミュニケーションを展開できる半面、これまでのリアルに対面する会議の場でホワイトボードにディスカッション内容を記したり、資料を紙で準備したり、あるいはその資料に手書きのメモを加えたりというスタイルに慣れていた人にとっては、若干の使いづらさを感じていることもあるのではないだろうか。

たとえば一般的なWeb会議ツールには、対面会議でのホワイトボードへの手書きほど柔軟に書き込める機能は用意されていない。プレゼンなどのファイルを資料として画面共有する機能はあるものの、見たい部分を自分のペースで閲覧できないとか、紙資料のときのようにメモを自在に書き込めないとか、どうも物足りなさを感じる。結果、対面会議のときほど効果的なコミュニケーションがとれず、議論や連絡事項の周知、アイデア創出、ブレインストーミングなどが思うように進まないと悩んでいる人も多いことだろう。

もちろん、Web会議にも前述のような良さがある。ただしその一方で、現時点のWeb会議に不便な点が存在するのも事実だ。

実際、2020年9月前半にビズヒッツが実施したアンケートによると、「Web会議のほうがいい」が48%、「対面会議のほうがいい」が52%とほぼ半数ずつでありながら、対面会議派のほうがやや多いという結果が出ている。理由を見ると、対面会議のほうが「意思疎通しやすい」がトップとなっていたほか「リアルの場なら資料や現物の共有ができ、その場でホワイトボードに書き込めるので伝えやすく、理解してもらいやすい」といった意見や「商品やサンプルの現物を見ながら会議や商談を行える」といった回答があった。

ということは、逆の見方をすれば、Web会議でも対面会議に近い感覚でアイデアやメモを書き込めたり、資料を手軽にかつ見やすい状態で共有できたりすれば、働く場所を問わずにコミュニケーションがとれるWeb会議の良い面を、さらに有効に享受できるのではないだろうか。

書画カメラで、Web会議でも“いままでと同じ”を実現できる

そこで注目したいのが、書画カメラである。冒頭で書いたように、書画カメラというとどうしても教育の現場で使われるイメージが強いかもしれない。ただ、書画カメラとは本来的に手元にある何らかの物体をビデオカメラで撮影するのが機能であるため、たとえば会議室のホワイトボードに書き込んだ図や文字を映したり、手元にある紙の資料を映したりなど、ビジネス上の会議や打ち合わせでもきわめて有意義に活用できるツールだ。

しかも、書画カメラは従来のOHPとは異なり、平面の資料だけでなく、商品の現物など立体物も撮影して表示できる。そのため、営業や企画、マーケティングなどで実物が必要なミーティングを行うケースでも効果的に使えるにちがいない。

さらに、対面会議でホワイトボードを使うスタイルに慣れている人にぜひ一度試していただきたいのが、書画カメラによるホワイトボードの投影だ。PC内蔵カメラは映像品質にも撮影範囲にも限界があるが、書画カメラならよりクリアに広い範囲を映し出すことができるため、Web会議でもこれまでの対面会議と同じ感覚でホワイトボードを活用できることに驚くはずだ。また、紙の資料にもその場でメモを書き込み、その内容を映像でリアルタイムに共有することで、伝えたいことをより的確にわかりやすく伝え、相互の理解もいっそう深められるだろう。

つまり、書画カメラを導入することで、オンラインミーティングの課題に感じていたさまざまなポイントを一挙に解決し、いままでの対面会議と同様の体験をWeb会議でも実現できるようになるわけだ。

もちろんWeb会議には、場所を問わず自在にコミュニケーションをとれるという大きなメリットがある。書画カメラを併用することでそのメリットを最大限に活かしつつ、さらに従来の対面会議の“いままでと同じ”良さも存分に取り入れ、オンラインでのコミュニケーションを大きくアップグレードできるのがポイントといえる。

書画カメラを選ぶ際に注視したいポイント

とはいえ、これまで一度も注目したことがなかった書画カメラをいきなり選ぶといっても、どういった点に注目したらいいのか、なかなかアイデアが浮かばないにちがいない。

注目したいポイントは、まずはやはり軽量・省スペースであることだ。据え置きタイプの大型機器では、どうしても機動力に欠けてしまう。その点、軽くて小さくスリムであれば、オフィスで使う際はある会議室から別の会議室へ気軽に持ち運ぶことができ、在宅勤務で使用する場合もその日の気分や家族のリクエストに応じて書斎やリビングを自在に移動できるので、まさに場所を選ばず利用できるだろう。もちろん省スペース仕様なら、机の上の広くないスペースを有効活用することもできる。

また、電源の面にも着目したい。電源アダプター不要で、PCにUSB接続するだけで駆動できる書画カメラならば、電源が近くにない場所でも手軽に使える。フロアの共有ミーティングスペースで電源を確保できない場合や、出先で利用する際なども、この仕様はきわめて便利だ。さらには、ホワイトボードや資料、現物をしっかり映し出すことを考えれば、カメラの画質や撮影範囲、ズームの機能などもチェックしたい。

以上の条件に対して最適解として注目したい書画カメラが「AVerVision M11-8MV」だ。軽量・コンパクトかつスリムな直立型デザインで、どこにでも持ち運ぶことができ、その省スペース性から設置場所にも悩まない。スリムとはいえ倒れにくいデザインになっており、カメラが付いたアーム部分は映す位置を柔軟に変えられ、耐久性も高い。そのカメラの仕様は800万画素・最大20倍デジタルズームと必要十分の高画質。A3サイズの大きな資料や商品などの実物も自在に撮影できる。

加えて、PCとUSB接続すればバスパワー給電で動作するため、電源アダプターなしで使えるのもアドバンテージだ。映像出力もPCへのUSB接続でOK。そのほかHDMIやVGA接続にも対応している。また、「AVerVision M11-8MV」本体にマウスをつなげば映像に直接書き込むことが可能になるので、まさにホワイトボードの感覚で活用できる可能性も広がることだろう。

変えずにいけるところは変えずに、新たなスタイルを有効活用

テレワークが急速な勢いで浸透を始めたいま、大切なのは会議スタイルとして「Web会議」と「対面会議」のどちらが優れているかを考えることではなく、両方の良いとこ取りで新しいコミュニケーションスタイルを追求していくことではないか。

リアルの対面会議でホワイトボードや紙資料を使ってきた人にとって、長年慣れ親しんだ手書きや現物の感覚はやはり捨てられないもの。その一方で、Web会議にも自由なコミュニケーションを実現できる良さがあることはまちがいない。

この双方のメリットを掛け合わせるために、これまで使い慣れたツールを今後も活用しつつ、オンラインでのコミュニケーションをサポートしてくれる書画カメラは、きわめて有意義なツールだといえる。

時代が変わったからといって、これまでのすべてを捨てて刷新するのではなく、変わらずにいけるところは変えずにいきたい。「AVerVision M11-8MV」なら、新たなスタイルを必ず実現してくれるはずだ。

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特集:新しい仕事のしかた

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