新卒で入社した会社が、入社前の労働条件と異なっていることや、上司がハラスメントを行っていることはあります。
とても残念なことですが、社会とはこんなものだと諦めることはおすすめしません。
人材価値が高いうちに退職代行を使ってでも退職すべきでしょう。
ここでは人事歴9年の筆者が退職したい新卒の方に人事アドバイスを行います。
ぜひ参考にしてみてください。

慶應義塾大学卒業。東証一部上場企業の人事部に入社し、人事労務、人材開発、新卒採用、中途採用、人事システム業務など人事領域全般を経験。
500人以上の人事キャリアと労務を担当し、昇格昇進、給与賞与、管理職育成、退職と採用、ハラスメントや懲戒などの労務問題まで対応してきた経験から、退職代行についてわかりやすく解説しています。
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結論、退職代行は新卒でも使える
退職代行サービスとは、業者を挟んで退職の意志を伝えることによって、最短即日で会社を辞めることができるサービスです。
新卒の1年目の方でも使うことができます。
やる気に満ちていた場合は残念ですが、第二新卒が使えるうちに決断することも重要となります。
新卒でも退職代行を使うべきケース
新卒だとしても退職代行を使うべきケースがあるので説明します。
新卒でも退職代行を使うべきケース1.入社したら労働条件が異なった
入社をする前に聞いていた賃金や労働時間などの労働条件が、実際に入社してみると異なることがありますよね。
これは仕方がないどころか法律違反になります。
労働基準法第15条において、労働条件が異なる場合は即時退職できることになっていて、それによって帰郷のための旅費が必要となれば雇用者が負担することに定められています。
入社したら労働条件が異なることは紛れもなく契約違反です。
新卒でも退職代行を使うべきケース2.パワハラやセクハラが横行している
明らかなパワハラやセクハラが見かけられるような会社はすぐにでも退職すべきでしょう。
パワハラやセクハラに耐えるという行為はあなたの人材価値を一切高めることはなく、健全な職場でスキルや経験を磨いた同期とたった数年で大きな差がついてしまいます。
最初の数年は長期的なキャリアにおいても重要なため、ハラスメントに悩んで浪費してしまうことはとてつもない無駄と言えます。
新卒でも退職代行を使うべきケース3.退職を拒否された
すでに退職を決意して退職の意思を伝えた方がいるかもしれないですが、退職を拒否するようなブラック企業もあるのが現実ですよね。
企業は従業員の退職を拒否することはできません。
民法第627条によって期間の定めのない従業員は退職できるよう規定されているためです。
会社独自の規定がある、上司の承認が必要、退職には半年かかるなど会社側が言ってきたとしても不当であると言えます。
新卒でも退職代行を使うべきケース4.上司や上の人たちのようになりたくない
特に新卒の方は、上司や会社の上の人たちをしっかりと見定める必要があります。
あっと言う前に自分も上司たちのようになってしまうからです。
もちろん上司が尊敬できて、そのような社会人になりたいと思えるのならば食らいついていく選択肢も良いでしょう。
しかし人としても能力としても絶対になりたくないような人間しか上にいない場合、そのような会社はすぐにでも辞めるべきと言えます。
人は思考や行動が環境に染まる生き物とも言われているので、特にまだ右も左も分からない新卒の方は環境に大きく左右されてしまいます。
石の上にも3年いたら今の上司のようになってしまうと考えて、思考停止になる前に違和感や直感を大事にして判断してみてください。
新卒でも退職代行を使うべきケース5.スキルが身に付かない
新卒で入った会社で少し働いてみて、このままでは大したスキルが身に付かないと焦る方はいますよね。
筆者も全く同じ経験をしたためよく分かります。
スキルが身に付かない相談を周りにすると、最初は下積みが大事、最初の3年は何も考えずに仕事をすべきなどという考えを聞かされました。
年配の人によってはスキルという考え方自体がなく、会社から言われたことをやっていれば定年まで雇ってもらえると今でも思っている人までいて驚いた記憶があります。
時代は完全に変わり、様々な調査からも、人生は20代で決まると言われていますよね。
20代の大半をスキルが身に付かない雑務に費やしてしまうのはあまりにもったいなく、人生を大きく左右しかねません。
スキルが身に付かない焦りは極めて正しいと今なら断言できるので、そのような会社からはすぐにでも移るべきだとアドバイスできます。
新卒におすすめの退職代行サービス3選
新卒で退職することは残念なことでもありますが、長期的なキャリアや人材価値を損なわないために、すぐにでも退職すべきケースはあります。
ここでは新卒でもおすすめの退職代行サービスをご紹介いたします。
新卒におすすめの退職代行サービス1.辞めるんです
相談可否 | 可能(無制限) |
料金 | 27,000円(税込) |
オプション | 後払いOK、返金保証つき、有給サポート付き |
顧問弁護士 | あり |
辞めるんですは、後発ながら7,000件の退職代行実績がある人気のサービスです。
27,000円(税込)と相場より安いにも関わらず、
- 24時間365日対応
- 即日退職可
- 退職率100%
- 後払いOK
- 全額返金保証付き
- 有給サポート付き
- 無制限で相談可能
と、退職代行を検討している人が不安になるであろう要素がほとんど解消されるほどの充実したサービス内容になっています。
顧問弁護士から業務指導も受けているため、デメリット・欠点といえる箇所が見当たらないほどです。
退職代行に加えて、有給休暇以外のサポートを受けたい人は後ほど紹介する「弁護士法人みやび」がおすすめですが、「退職代行(+有給サポート)」のみを依頼したい人であれば、辞めるんですを利用しておけばまず間違いないでしょう。
辞めるんですの運営会社概要
会社名 | LENIS Entertainment株式会社 |
電話番号 | 03-6279-3967 |
本社住所 | 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-18-15第2中村ビル |
新卒におすすめの退職代行サービス2.弁護士法人みやび(弁護士法人運営)
相談料 | 無料 |
料金 | 55,000円(税込) |
オプション |
残業代、退職金、未払い給与などの請求と交渉可 ※費用は回収額の20% |
退職までの日数 | 最短即日 |
顧問弁護士 | 佐藤 秀樹 |
弁護士法人みやびは退職代行業者ではなく弁護士に退職を頼むことになります。
料金は55,000円(税込)と退職代行業者より高いため、退職したいだけの方には向かないかもしれません。
一方で弁護士法人に頼むことができるため、残業代、退職金、未払い給与などを交渉して請求し、取り返したい方には心強いですよね。
未払い給与などの退職以外の費用は成果報酬の20%なので、取り戻せたお金の一部を払うだけでOKです。
むしろ、本来もらうべきお金を取り戻せることで、支払った料金以上のお金を手に入れられる可能性もあります。
LINEやメールで24時間対応してもらうことができて、即日円満退社が可能なので、今すぐ確実に辞められる点もおすすめです。
弁護士法人みやびの運営会社概要
商号 | 弁護士法人みやび |
弁護士 | 佐藤 秀樹 |
事業内容 | 企業法務全般 訴訟等の裁判業務 顧問業務 コンサルティングなどの相談業務 一般民事事件などの個人向け業務 |
所在地 |
〒105-0005 東京都港区東新橋1-1-21 今朝ビル5階 |
新卒におすすめの退職代行サービス3.退職代行ニコイチ
相談可否 | 回数無制限 |
料金 | 27,000円(税込)(退職できなければ返金保証) |
オプション | 有休消化、2か月アフターフォロー |
退職までの日数 | 最短即日 |
実績 | 33,840人以上 |
退職率 | 100% |
退職代行ニコイチは33,840人以上の退職実績がすでにあり、退職率も100%としているので、確実に辞められます。
新卒でどれだけのブラック企業に入ってしまったとしても、安心してすぐにでも退職できるでしょう。
料金は27,000円(税込)と他社と比べても安く、有休消化オプションと2か月間のアフターフォローも付いているので、総合的にも問題ないおすすめ退職代行サービスです。
退職代行ニコイチの運営会社概要
会社名 | 株式会社ニコイチ |
創業 | 2004年 |
退職代行店舗名 | 退職代行ニコイチ |
新卒で退職代行を考えている人に人事キャリアアドバイス
新卒で退職代行を考えている人の中には、これから先どうすれば良いのか迷っている方もいますよね。
配属や上司がハズレだったことはあなたのミスではなく、運が無かっただけです。
最後にキャリアにおいて大切なことを紹介します。
新卒で退職代行を考えている人へのアドバイス1.キャリアは20代で決まる
キャリアは20代で決まると言われています。
人生すら20代で決まるという方も多く、30代の筆者もまさにそのように感じています。
なぜキャリアは20代で決まるのかというと、企業は30歳を超えた未経験者をほとんど採用しないからです。
新卒で退職代行を考えている人へのアドバイス2.転職は何をやってきたのかという過去で決まる
大半の方が勘違いをしていますが、新卒と転職の採用基準は全く異なるのです。
新卒の時はこれから活躍できるかと未来を見ますが、転職の時は何をやってきたのかという過去を見られます。
30代を超えて大した経験やスキルがない場合、どれだけやる気をアピールしたとしても無駄で、経験がある他の候補者や、経験がないならば若い人を採用します。
20代というのはそれだけ貴重であり、人生を決めるといっても過言ではないわけです。
新卒で退職代行を考えている人へのアドバイス3. 20代は一瞬のため絶対に無駄にしない
20代を無駄な仕事や人間関係に使ってしまった場合、人生において大損をしていると言っても過言ではないのです。
入社した会社で一生を終えるまで面倒を見てもらえる昭和の時代の「石の上にも三年」は、今の若い人には真逆のアドバイスとなってしまうわけですよね。
新卒で辞めた人にだけある「第二新卒」というカードは実はとてつもなく貴重なものだと理解してください。
惰性であっという間に先が無くなる前に、参考にしてもらえたら幸いです。
新卒で退職代行を考えている人へのアドバイス4.「若さ」は武器!
30歳を過ぎてくると、転職の際は実力や実績で判断されていきます。
やる気や意欲といった実態のないものではなく、すでに存在するもので決められるわけですよね。
しかし新卒など若い人の場合は、若さという強い武器があるのです。
若さはどれだけ頑張っても手に入れられないものであり、実力や実績がなくても若さでカバーできることも非常に多いのが現実です。
若さをムダにしないように、今すぐ行動することをおすすめします。
新卒に社内異動や社内転職はおすすめしない
仕事辞めたいと悩む新卒の方で、同じ会社での他の部署ならどうか、他の業務ならどうかと社内異動を考えて相談する方もいるでしょう。
小さい会社やベンチャー企業ならば社内異動などありませんが、数千人から数万人という大きな企業ならば、新卒でも社内異動や社内における転職のようなものは一見選択肢になるかもしれません。
もし違う人たちと違う仕事ができれば、仕事辞めたいような状況も変わるかもしれないと新卒の方は考えますよね。
社内での異動制度がある会社は増えてきていて、社外に転職するよりはまだハードルは低いかなと感じる若い方も多いため、東証一部の大企業で人事を長年やってきた筆者からアドバイスします。
業界や会社が変わるわけではないので仕事辞めたい状況は結局変わらない
結論からお伝えすると、残念ですが仕事辞めたいと悩む新卒の方に社内異動はあまりおすすめできません。
仮に部署や業務が変わったとしても、所詮は同じ業界の同じ会社内での話で、実はほぼ何も変わらないのが現実と言えます。
同じ一連の仕事において担うプロセスが変わるというだけのことなので、会社の社風や社員のレベル、ビジネスモデル、大事な給料、仕事の面白さも大差ないことがほとんどでしょう。
新卒の方が会社を辞めたい根本の原因は社内異動では解決されないのです。
またあなたが仕事辞めたいとして異動を希望したことや社内転職に応募したことは、当然新しい職場の先輩たちも分かるわけで、「なぜ異動してきたのか」「前はどうだったのか」という理由は最も関心を持たれますよね。
異動先の上司ならばあなたのこれまでの評価を確実に見るので、あなたが上司や先輩ならば、仕事を辞めたいけれど転職が怖いからという理由で異動してきた新卒に期待しますか?
仕事辞めたいけど転職まではしたくないから、前が上手くいかなかったから異動したというネガティブな話が広まる恐れは十分に高いのが社内なのです。
異動元はすぐ異動したい新卒をよく思わない(異動できなくて残るのもきつい)
どんな会社においても人の噂は瞬く間に広がるもので、社員が数千人や数万人といるような超大企業でも、結局様々なことが知れ渡ってしまうのが現実なのだと、10年以上仕事をしている筆者の経験からも断言できます。
注意すべきは、あなたの異動元は当然良い気持ちはしないので、あなたが新卒として仕事辞めたいながらに頑張っていたとしても、根も葉もない噂が新しい部署まで届いてしまうことは頻繁に起きます。
仮に先輩や上司に相談などしていたら全て漏れてしまいますよね。
新卒は異動できたとしても別部門の一番下っ端をやるだけ
また異動できたとしても何かが劇的に変わるわけではなく、環境が変わるストレスに対して得られるものは少ないのです。
新卒でまた新しいところから再スタートなので、出世が同期と比べて大きく遅れることもほぼ確実でしょう。
結果的にさらに辞めたくなる可能性も大いにあります。
社内異動では業界、社風、給料、就業規則が変わるわけではない(繰り返しているうちに人材価値は急落する)
さらに社内異動をしたとしても新卒の安い給料が変わるわけではなく、むしろ新しい場所になるので出世も遅くなります。
気づいていない方が多いですが、異動をすればそれだけ経験が遅れているわけで、出世が遅れて同期よりすら安い給料で働く可能性が高いでしょう。
社風や就業規則が変わって理想の働き方ができるわけでもなく、新卒の方が仕事を辞めたい本質は一切変わりません。
単に同じ会社の中で別の人と別の仕事(新卒のため一番の雑務)をやらされるだけで、辞めたい会社や環境が根本的に変わるわけではありませんよね。
一度同じ会社内で上手くいかないと、サラリーマンとしてどんどん上手くいかない可能性の方が高くなっていくので、社内異動をしたり相談をしたところで変わりありません。
新卒は社内異動より第二新卒の方がはるかによい
社内異動では残念ながら仕事辞めたい現実は変わらないどころか、社内異動すら失敗し続けることで人生全体にも影響を与えます。
だらだらと何年もの間、社内異動をしてはやはり変わらない、やっぱり辞めたいと繰り返すと人材価値が急落していきます。
サラリーマンとして取り返しがつかなくなる前に、きっぱりと決断した方がはるかに人生は好転するというのが人事アドバイスです。
まとめ
新卒で退職したいと伝えると周りは心配になるかもしれませんが、長期的なキャリアを考えると間違えたと思ったらすぐにでも会社は辞めるべきです。
第二新卒のカードが使えるうちに素早く新しい会社を探す方が賢明と言えます。
新卒におすすめの後払いや転職サポートの付いた退職代行サービスを紹介したので、ぜひ参考にしてみてください。
☆筆者イチオシの退職代行「辞めるんです」☆
「辞めるんです」⇨早く、安く、確実に辞めたい人におすすめ。
- 即日退職可&退職率100%、27,000円(税込)と業界最安値の後払い退職サービス。
- LINEで気軽に依頼ができる上に、対応が基本1分以内で返ってくる点も高評価。
- お客様満足度1位、追加料金一切なし、全額返金保証付き、24時間365日対応。
- 専門スタッフに無制限で相談できるサポート体制抜群の退職代行。