自宅リフォームの第一歩は「無料見積もり比較サイト」
リフォーム検討中の方へ。いきなり1社と話を進めるのではなく、まずは複数社の見積もりをもらうのが賢い選択肢。複数の見積もりをとればリフォーム内容や費用を比較した上で具体的にリフォームを検討できます。
以下でリフォームの見積もりに便利なサイトを2つ紹介します。無料で複数社の見積もりがもらえます。全国対応なので、どこにお住まいの方も利用できます。
ハピすむ
リショップナビ
新築や外壁リフォームから10年、15年と経過すると外壁の劣化が気になってくる方は多いのではないでしょうか。目立った老朽化はなくとも汚くなってしまった外見や、目には見えない劣化が気になる時期です。
外壁塗装を検討しはじめたら、業者から見積もりを取るようにしましょう。ただし外壁塗装の見積書は素人だとわかりにくい側面があります。そのわかりにくさを利用して、水増し請求したり、必要のない工事を提案したりする業者もゼロではありません。
そこでこの記事では、外壁塗装の見積書を見るポイントを解説します。見積もりを一括請求できるおすすめのサイトも掲載しているので、見積書の注意点を把握し、適切な業者探しにお役立てください。
外壁塗装の見積書を見るときの注意点
外壁塗装の見積もりを読み取ることができるようになると、適正な価格がわかりやすくなり、実施しようとしている工程も理解できます。その結果、優良な業者か悪質な業者かを見わけることも可能に。
「見積書をもらったものの、どこをどう見たらいいかわからない」。「この内容が正しいのだろうか」。このような不安があるままではぼったくりや手抜き工事を見抜けません。そこでまず、見積書を見るときに注目したい5つの注意点を解説します。
項目が明確かどうかを確認する
外壁塗装の見積もりをもらったら、まずは各項目が明確に記載されているかどうかを確認しましょう。仮設足場、養生、塗料ごとの費用など、何がどれくらい必要なのかを詳細に書かれていると安心です。
このような見積書であれば、こちらが外壁塗装に詳しくなくても理解しやすく、齟齬が生じにくくなります。リサーチをして相場と比較することも可能ですし、必要な工程が抜けていないかどうかも確認可能です。
項目ごとに詳細を記載できるはずなのに「~一式」と記載されている部分には注意しましょう。もちろん、一式とまとめてしまっても問題のない項目も存在します。しかしたとえば「塗装一式」と書かれても、何回塗りなのか、クラック(ヒビ)の工法は何なのか、ケレン(サビ落とし)はどうなっているのかなど詳細を確認することができません。
ここで単価や数量をごまかす悪徳な業者もゼロではないため、項目の明瞭度を重視するようにしてください。
塗料のメーカーが記載されているかどうかを確認する
見積書に塗料のメーカーおよび商品名が記載されているかどうかを確認することも重要です。塗料の名前がわかれば、価格や期待できる耐用年数、塗料のグレードなどの基本情報を調べることができます。これがわかれば、見積もりの金額とメーカーの小売希望価格が離れすぎていないかどうかを自分で確認可能です。
外壁塗装の塗料は下塗りと上塗りで別の商品を使うのが一般的。それぞれの塗料のメーカーや商品名がきちんと書かれているかどうか確認してください。もし外壁と一緒に屋根も塗り直しをするときは、各塗料のグレードが同じ程度であるかどうかも確認しておきましょう。外壁はハイグレードの塗料、屋根はローグレードの塗料で塗り直した場合、数年後に屋根だけ塗り直さなければならない可能性があります。
インターネットで検索した際、塗料の詳細を確認できないこともあります。そんなときはどのような塗料を使っているのか詳細を業者に確認するようにしましょう。見積書に「オリジナル塗料」という記載があるときも慎重な確認が必要です。本当に自宅に合うかどうかもこちらでは確認できないため、期待耐用年数やグレード、その他の機能など納得できるまで情報を教えてもらいましょう。
外壁や屋根の塗装が3回塗りになっているかどうかを確認する
外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りの三段階で実施するのがスタンダードです。しかし悪徳業者の中には、一段階省いて2回塗りで済ませようとする所があります。
特別な模様を付けたり、外壁の老朽化がひどかったりする時は3回以上塗るケースもゼロではないです。しかし回数が増えることはあっても減ることはありません。塗料メーカーも3回塗りを基準に塗料を製造しています。
塗る回数が減ってしまうとその分、早く塗装が剥がれてしまうため、見積もりに「3回塗り」もしくは「下塗り、中塗り、上塗り」の記載があるかどうかを確認しましょう。
数量と単価がしっかり記載されているかどうかを確認する
費用を明確にするためだけでなく、見積書の明確さを判断するためにも、数量と単価がきちんと記載されているかどうかを確認しましょう。数量と単価が明確であれば、こちらで適正な価格で算出されているかどうかを調べることができます。
たとえば塗料であれば「塗料名」と㎡に対する「単価」など、何にいくらかかるのかをチェックしてください。前述でも触れましたが「~一式」という記載がある際は、詳細を問い合わせましょう。
備考欄に詳細が書かれているかどうかを確認する
いい見積書は備考欄に作業や工程の詳細が記載されています。作業に必要なものと単価及び数量が詳細にわかれば、こちらも工程まで把握しやすくなります。
例えば下地調整の中でも、ケレン(サビ落とし)の種類と数が書かれていたり、クラック(ヒビ)の深さや工法が記載されていたりする見積書は理想的です。反対に下地調整の項目がないなど詳細の記載がない見積書には注意してください。後になって追加料金を請求されるといったことのないよう、納得できるまで詳細を確認しておきましょう。
外壁塗装の見積書を一括比較!おすすめのサイト14選
外壁塗装で失敗しないようにするためには、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」が有効です。相見積もりをして比較すると相場がわかってきたり、それぞれの業者の作業工程を把握できたりするメリットがあります。疑問点は業者へ直接質問できるため、知識も補えるでしょう。
しかし外壁塗装の経験がないと、どんな業者から見積もりをとったらいいかわからなくなってしまうかもしれません。さまざまな業者を検討し始めると、見積書請求だけで時間を取られてしまう可能性も。
そんな時に便利なのが一括見積もりサイトです。ここで無料で利用できる、おすすめのサイト14選を解説します。見積書の請求にお役立てください。
外壁塗装の窓口
出典:外壁塗装の窓口公式サイト
業者選びで迷っている方はもちろん、とりあえず一度費用の相場を調べたいという方にもおすすめのサイトが「外壁塗装の窓口」です。月間の利用者数は30万人以上。加盟店数は全国4000社以上となっていて、業界最大級の実績を誇っています。
サイトではおよそ10秒で費用相場をチェック可能。その後、厳選された優良業者だけから見積もりが届きます。外壁塗装の窓口は完全に中立の立場のため、ここで見積もりをしたからといって必ず依頼する必要はありません。価格交渉の代行屋お断り代行のサービスもあるため、気軽に利用できる点が喜ばれています。
サイトを通じて現地調査見積りをするとギフト券1000円分、成約に至ったら商品券最大10万円分をもらえるキャンペーンもあります。
ヌリカエ
出典:ヌリカエ公式サイト
株式会社Speeeが運営する「ヌリカエ」は、住まいに関してより多くよい縁を作ることをビジョンに掲げているリフォームマッチングサービスです。外壁や屋根の塗装だけでなく、キッチンやお風呂、トイレ、洗面台のリフォーム、解体工事の見積もりを依頼することもできます。
成約実績は2022年8月21日時点で3万件以上。サイトでは実際に工事をおこなった人たちのデータから算出した平均価格の相場を知ることができます。業者の口コミ一覧も確認できるため、見積もりをもらった後、業者選びの参考にすることも可能です。
四十七都道府県全てに対応しており3500社との提携があるのもヌリカエの強み。最大4社から一括見積もりが可能です。見積もりの申請はチャット形式で簡単におこなえます。
プロヌリ
出典:プロヌリ公式サイト
「プロヌリ」は、全国500社以上の優良塗装業者から最大4社の見積もりを一括請求できるサイトです。提携業者の審査にはきちんと時間を割き、信頼できる業者だけが登録されています。
最初に問い合わせをするとプロヌリに所属している専門のアドバイザーから電話が入ります。ここで現在の悩みや要望を伝えることで、アドバイザーが現状にぴったりな塗装会社を選定。その後、プロヌリから連絡を受けた業者より、現地調査に関する連絡が入ります。
見積もりまで少し工程がかかるかもしれませんが、その分、丁寧な対応が魅力です。アドバイザーには、外壁塗装の相場価格や業者からの提案内容の適正度なども相談できます。外壁塗装に不安がある方はぜひ活用してみてください。
外壁塗装の駆け込み寺
「外壁塗装の駆け込み寺」はサイト運営に強い株式会社felicitasが運営している外壁塗装サービスのマッチングサイトです。2015年時点で紹介件数は10万件を突破。外壁塗装業者には悪徳業者も多いと言われていますが、500社以上の提携店は独自の調査項目を満たした優良店ばかりです。
見積もりの申し込みをする際、名前の入力が匿名でもかまいません。電話番号を入力しても業者からいきなり営業の電話がくることがない点も、外壁塗装の駆け込み寺の安心できるポイントです。申し込みをするとサイトのスタッフから連絡がくるため、現在の状況を丁寧に伝えましょう。これに応じてスタッフが見積もり依頼をかけてくれます。
複数社から見積書をもらったとしても必ずどこかと契約をする必要はありません。業者への断りの連絡もスタッフが代行してくれます。
外壁塗装コンシェルジュ
株式会社じげんが運営する「外壁塗装コンシェルジュ」は加盟店の審査に独自の厳しい項目を設けている点が大きな特徴です。審査の基準はウェブサイトの記事でも公開しているため、透明性や信頼性が高いといえます。
審査の判断基準は大きく3段階にわけられていて、そのうちのひとつ、加盟店になるための審査だけでも四つの項目ごとに細かい設問が決められています。加盟の審査を簡略化してほしいという要望もあったようですが、外壁塗装コンシェルジュは審査の難易度を下げないと決めているそうです。
こちらには見積もりの依頼だけでなく、不安な点を相談できるアドバイザーがいます。「見積書の取り寄せだけでなく、さまざまな相談ができたら安心」と考えている方に向いています。
いえぬり
出典:いえぬり公式サイト
外壁塗装の一括見積もりサイトの中でも、業者から直接電話が入らないサイトを探している方は「いえぬり」もご確認ください。こちらのサイトは個人情報を守るために匿名での利用ができます。名前だけでなく住所や電話番号も許可なく業者へ伝えることはありません。
専門の資格を持っている専属のアドバイザーが常駐しており、相談者の状況をきちんと確認してから優良な業者を紹介します。平日だけでなく土日祝日も対応可能です。
見積もりの相談だけでなくトラブルに関しての相談もできます。紹介してもらったものの断ることになったとき、伝えづらい際は代わりに伝えてもらいましょう。どの業者に相談をしたらいいかわからない方はもちろん、個人で業者へ直接相談するのが怖い方、今まで嫌な思いをしたことがある方にも、いえぬりがおすすめです。
リショップナビ
出典:リショップナビ公式サイト
「リショップナビ」は東証プライム上場企業が運営する信頼性の高いリフォームマッチングサイトです。外壁の塗装や修理だけでなく、キッチン、トイレ、浴室、洗面所、洋室、庭など、ありとあらゆるリフォームの業者を比較できます。家の全面リフォームを検討している方はぜひ一度ご確認ください。
全国1400社の加盟店のうち、最大5社から見積もりをもらうことができます。見積もり依頼後はカスタマーサポートから連絡があり詳細を相談可能。一度誰かに相談したいと思っている方も安心して利用できるでしょう。
サイトは情報が充実しており、外壁塗装を始めとしたさまざまなリフォームの費用相場や工期、事例などを知ることもできます。まだリサーチ段階の方も一度サイトを覗いてみてはいかがでしょうか。
外壁塗装セレクトナビ
「外壁塗装セレクトナビ」は、東京都品川区にある株式会社サフタが運営している一括見積もりサイトです。創業から10年以上で650万人以上の利用者を誇っています。加盟店舗数は600社以上。どれも登録済みの優良塗装業者ばかりです。見積もりを依頼すると、この中から最大5社を紹介してもらえます。
見積もり請求に関しては塗装業者から連絡がくるため、こちらから問い合わせる無駄な時間がかかりません。見積もり後に成約すると、最大10万円のお祝い金を受け取れます。見積もり依頼がスピーディーにできるのも外壁塗装セレクトナビの人気の秘密です。素早く対応をして欲しい方も一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
外壁塗装パートナーズ
施工実績100棟以上の一括見積もりサイト「外壁塗装パートナーズ」は、プロの建築士が運営している点が大きなポイント。厳しい審査基準を乗り越えて建築士が認めた提携業者は1000社以上。ここから最大3社の見積もりをもらえます。
厳しい審査により認められた後も、独自の「イエローカード制度」によって提携会社の審査は継続。しつこい勧誘や費用のぼったくり、外壁の劣化について過剰に煽るなどの行為が発見されたら、その業者は登録を抹消されます。
登録業者はすべて自社施工店のみのため、契約会社が下請け業者を外注して外壁塗装を行うことはありません。すべて一貫施工だからこそお手頃な価格を実現している業者だけを紹介しています。
外壁塗装110番
株式会社アールピーネットが運営する「外壁塗装110番」は、お客様満足度92.3%を誇る外壁塗装専門の一括見積もりサイトです。こちらも提携している会社は自社施工の塗装専門店のみ。加盟店は全国約200社で、他と比べるとやや物足りないかもしれません。この中から最大3社の見積もりを取り寄せられます。
外壁塗装専門のアドバイザーがいるため、見積もりの取り寄せだけでなく外壁塗装に関する悩みを相談できるのもこのサイトの特徴です。相談実績は実に2万件以上。ウェブサイトは外壁塗装に関する情報メディアの役割も兼ねています。知識がなくて不安を感じている方は頼ってみてはいかがでしょうか。
リクラシ
出典:リクラシ公式サイト
Webマーケティングを行う株式会社ORANGEが運営している「リクラシ」は、たった3ステップで見積もりの相談依頼ができるサイトです。外壁塗装だけでなく、屋根、洗面台、浴室、トイレ、キッチン、洗面リフォームの見積もりにも対応しています。
このサイトも登録後に業者から直接ユーザーへ連絡が入ることはありません。サイトで問い合わせの依頼をすると、スタッフから連絡が入り現状のヒアリングをされます。それを元に、業者の見積依頼はリクラシのスタッフが実施。最大5社の業者を紹介してもらいます。
その後、もし契約を断らなければならないときは、リクラシのスタッフに代行を依頼可能です。全国対応となっていますが主要なエリアは関東・関西圏となっているため該当エリアの方は検討してみてください。
イエカラーズ
出典:イエカラーズ公式サイト
「イエカラーズ」は東京都のスタートアップ企業である株式会社ゴリラが運営しているサイトです。見積もりの申し込みはチャット方式で簡単におこなえるため、スマホからでもサクサク申請できるメリットがあります。電話やFAXでも問い合わせに対応しているため、必ずしもスマホでないといけないというわけではありません。
提携している業者は実績のある優良会社ばかりなのだそうです。ただし、加盟店審査の基準は他の比較サイトのように公開されているわけではありません。また、掲載している業者の数は200社と少ないため、お住まいの地域によっては該当する業者がいないという懸念も否定できません。日程調整の代行サービスはありませんが、お断り代行サービスは利用できます。
リフォームアベンジャーズ
「リフォームアベンジャーズ」は、全国・離島も対応している見積もりサイトです。掲載業者は1900社以上と多く、この中から最大5社を紹介してもらえます。
対応がスピーディーなのもこちらのサイトの魅力です。会員ページの登録は不要な上に24時間、365日対応。申し込み後、リフォームアベンジャーズからおすすめの業者に連絡をし、その業者からユーザーへ連絡が入る仕組みで、スタッフがヒアリングをする工程がありません。
時間をかけてでもコンシェルジュに相談したいと考えている方には向いていないかもしれませんが、緊急時でも素早く対応してもらえるでしょう。
外壁塗装ほっとらいん
ITベンチャー企業の株式会社VitaTechnologyが運営する「外壁塗装ほっとらいん」は、2019年のサービス開始以来、累計14万人もの人が利用しています。全国に対応していて、サイトではお住まいの地域にある優良な外壁塗装会社をリストで確認することも可能です。
加盟している業者はもちろん優良業者ばかり。問い合わせ後はスタッフからのヒアリングがあり、それから業者を紹介してもらうことになります。すでに見積もりを終えている場合でも、セカンドオピニオンの依頼が可能。見積もりが本当に適正価格かどうか、工事の内容が適切かどうかなどの不安があるときにも活用できます。
外壁塗装の見積もりは一括比較サイトを使用してみよう!
外壁塗装の役割は綺麗な家の姿を取り戻すだけではありません。老朽化した部分を修復し、建物そのものを守る役割も担っています。家を維持するために重要な役割のある外壁塗装を悪徳業者に任せるわけにはいきません。
しかし見積もりを水増ししたり、不要な施工まで勧めたりする悪徳業者は存在します。しっかり見極めるためにも、外壁塗装の見積書をきちんと確認できるようになっておきましょう。注意点したい点は「項目の明確さ」、「塗料メーカーの記載」、「3回塗り」、「数量・単価の記載」・「備考欄」の5点です。
見積もりの注意点を押さえたら、複数の業者から見積書を取り寄せるようにしてください。その際に便利なのが一括見積もりサイトです。この記事を参考に、ご自身のニーズに合う見積もりサイトを見つけて見積書を依頼してくださいね。