【マンション・戸建て】お風呂(浴室)リフォームについて徹底解説!

リフォーム

お風呂リフォームについて基礎知識をおさえておかないと、大きなトラブルにつながる可能性があることはご存じでしょうか。とくにマンションでお風呂リフォームを検討している方は注意が必要です。

そこでこの記事では、マンション・戸建て両方のリフォームでおさえておきたい以下の内容を解説していきます。

  • リフォームにかかる費用・期間・選び方の基礎知識
  • マンションと戸建てにおけるお風呂リフォームの違い
  • マンション・戸建てでお風呂リフォームをする際の注意点

お風呂リフォームを円滑に進めるための知識として、ぜひ参考にしてみてください。

お風呂リフォームに関する基礎知識

お風呂リフォームについてもっとも気になるのは、費用と期間ではないでしょうか。ここでは、リフォームにかかる費用・期間にくわえて、ユニットバスの選び方を解説してきます。

お風呂リフォームにかかる費用

お風呂リフォームの費用は、おもに以下の内容によって費用が大きく変動します。

  • 現状の浴室の状況(ユニットバスか在来浴室か)
  • 部分リフォームか全体リフォームか
  • オプション機能の有無
  • オーダーメイドでのリフォーム

まず現状の浴室が、在来浴室かユニットバスかによって解体と撤去費用が異なります。在来浴室は解体が大がかりのため費用は高いです。ユニットバスであれば、一体型で解体しやすく、搬入・組み立て費用も安くなる傾向にあります。

また在来浴室の場合は、浴室の広さによってリフォームできる内容が限られてしまう場合があるため、事前にリフォーム会社に相談してみるとよいでしょう。

オーダーメイドの場合は、一から材料をつくったり調整したりする場合もあるため、費用は数百万円になることがあります。部分的なリフォームなら数万円~、全体リフォームなら数十万円~数百万円がおおまかな相場です。

費用についてさらに知りたい方は、こちらの記事でくわしく解説しています。参考にしてみてください。

お風呂(浴室)リフォームの費用はいくら?相場や格安にするコツ、補助金もご紹介!

お風呂リフォームに必要な期間

リフォーム工事の間、どのくらいお風呂が使えないのかと気になる方は多いでしょう。工事内容によって変動はありますが、部分的で簡単なリフォームなら1日。全体のリフォームの場合は1週間~2週間をみておくとよいでしょう。

とくに在来浴室の場合は、解体時に床の木材の劣化が著しく、補強が必要になる場合があります。また、コンクリートの乾燥に時間がかかることもあるため、1週間を超えてしまう可能性が考えられます。

ユニットバスであれば、解体から組み立てまでの工程が少なくトラブルもおきにくいため、おおむね1週間以内にリフォームが完了するでしょう。

ユニットバスの選び方

ユニットバスを選ぶ際には「浴室のサイズ」に気をつけましょう。ユニットバスは、サイズが全メーカー同じ規格で表現されています。そのため、現状の浴室のサイズを把握したうえで、リフォームするユニットバスを選ぶのが重要です。

ユニットバスのサイズは、1216や1620といった表記または、坪数であらわされています。たとえば、1216という表記であれば、浴室内部の奥行きと幅が120cm×160cmという意味です。

【ユニットバスのサイズ例】

サイズ

坪数

浴室内の奥行き/幅

1216

0.75坪

120cm×160cm

1616

1坪

160cm×160cm

1620

1.25坪

160cm×200cm

1624

1.5坪

160cm×240cm

1818

1.5坪

180cm×180cm

足を伸ばせる浴槽にしたい・子供と一緒に入浴したい・介護を見据えたお風呂にリフォームしたいと場合には、1620以上のサイズを選ぶとよいでしょう。洗い場のスペースも広くなり、入浴時に窮屈さを感じることも少なくなります。

また、ユニットバスの搬入経路として、玄関から浴室までにおいて間口65cm以上、曲がり角75cm以上の幅があるか確認しておきましょう。

マンションと戸建てのお風呂リフォームの違い

お風呂リフォームは、マンションか戸建てかによって違いがあるのはご存じでしょうか。マンションと戸建てでは、サイズや費用に若干の違いがあります。

ここからは、マンションと戸建てにおけるユニットバスの違いと特徴についてみていきましょう。

ユニットバスにはマンション用と戸建て用がある

ユニットバスはマンション用、戸建て用と大きく分けて2種類に分類されます。それぞれどのような違いがあるのでしょうか。ここからは、マンション・戸建て用の違い・特徴・費用感について解説していきます。

マンション用の特徴

マンションの間取りは全体的にコンパクトに作られており、さまざまなマンションに設置できるように幅広い規格があります。特徴としては1216や1620といった「長方形」のサイズと捉えて問題ありません。

マンションは限られた空間を効率よく使えるように設計されています。戸建てにくらべて、天井や床が低いのはそのためです。

戸建て用の特徴

戸建ての住宅はマンションと比較すると、全体的に空間にゆとりがあります。そのため、浴室も幅が広く、1616といった「正方形」の浴室が多いのが特徴です。

また広い空間を使えるため、メーカーによっては、目玉となるユニットバスは戸建て用が多いという特徴もあります。

マンション用のユニットバスは少し高い傾向がある

マンションの浴室がコンパクトに設計されているため、戸建ての方が高いと思う方も多いでしょう。しかし、実際は逆でマンション用のユニットバスの方が、費用が少し高い傾向があります。

【費用例】

メーカー/モデル

戸建
サイズ/価格

マンション
サイズ/価格

TOTO/シンラ

1616/122万円~(税込)

1418/140万円~(税込)

リクシル/スパージュ

1416/122.7万円~(税込)

1416/133.7万円~(税込)

あくまで一例となりますが、TOTOシンラではサイズが小さくても18万円、リクシルのスパージュでは、同じサイズでもマンションの方が11万円高くなっています。

上記は同じモデルの参考例ですが、メーカーによっては戸建てとマンションで、別モデルのユニットバスを展開しているケースも多いです。このような場合の比較はむずかしいですが、戸建てとマンションで同じモデルがある際は、マンションの方が少し高くなると捉えておいてよいでしょう。

品質面や性能面に違いはない

価格面に違いがあっても、戸建てとマンションで品質や性能に違いはありません。TOTOのシンラを例に挙げると、どちらも標準装備の内容に変更はなく、違いがあるのはサイズだけとなります。

また、マンションには戸建てのユニットバスは対応できず、逆もまた然りです。そのため、戸建てとマンションの細かい比較は気にせず、現在の浴室タイプとサイズに合わせたユニットバスを選んでいけば問題ありません。

マンションのお風呂リフォームをする際のポイント・注意点

マンションは管理会社、管理組合の管轄にあるため、自由にリフォームできない点は悩ましいことです。ですが、注意点を守ればマンションでもリフォームできる場合もあります。

予備知識として、マンションの設備は「共用部分」と「専有部分」という2種類に分類されていることを把握しておきましょう。

個人に所有権がある部屋の内側が専有部分、住人全員に所有権がある外側が共用部分という認識です。専有部分であればリフォームできる可能性が高まり、浴室は専有部分に含まれます。

ここからは、マンションでお風呂リフォームをする際のポイントと注意点をくわしくみていきましょう。

管理規約の確認と申請が必須

浴室のどこからどこまでが専有部分なのかは、管理規約によって違いがある可能性があります。そのため、お風呂リフォームの際は必ず管理会社に相談し、管理規約を確認しましょう。

リフォーム可能な判断となったら、管理会社または管理組合に申請をします。申請が通ったら、近隣の方々にあいさつをしましょう。ユニットバスの搬入出や工事の音など、近隣の方々に迷惑となる可能性もあるため、理解を得ておくことが大切です。

追い焚き機能を追加することができない場合がある

マンションでは、状況によっては追い炊き機能が追加できません。管理規約で給湯器が制限されていたり、配管経路が確保できなかったりすると、追い焚き機能が追加できない場合があります。

そのため、追い炊き機能の追加を検討する場合は、管理会社への相談にくわえて、リフォーム業者による現調が必要です。また、状況によっては壁に穴を開ける工事も必要になり、管理組合に許可をもらわなくてはなりません。

もしも追い焚き機能が追加できない場合には、断熱効果の高い浴槽にしたり、保温シートや保温機を活用したりといった方法を検討してみましょう。

工事中は防水対策が重要

マンションの場合、お風呂で水漏れが発生すると、下の階の天井から水が漏れて住民トラブルに発展する恐れがあります。

工事中の養生や補修作業に欠陥があると、リフォーム後に水漏れが発覚するリスクも。しかし、自分で優良なリフォーム業者を探すのはむずかしいものです。審査基準をクリアしつつ、顧客アンケートで優良と判断された業者を紹介してくれる仲介サービスがあるため、迷う際には活用してみるとよいでしょう。

戸建てのお風呂リフォームをする際のポイント・注意点

戸建ての場合は、自由にリフォームできるのが最大の魅力です。戸建てはもともと浴室が広めな場合が多いこと、浴室を広げるリフォームにも対応可能なため、さらに自由度が増します。

工夫次第で理想のお風呂が実現できる戸建てですが、どのような工夫例があるのでしょうか。くわしくみていきましょう。

浴室を広くするための工夫をする

戸建ての場合は、浴室の拡張工事でも制限が緩和されます。浴室が広くなることで以下のような空間も実現可能です。

  • 浴室を増築して足が伸ばせる大きいサイズの浴槽にする
  • 介護を見通して車椅子でも入れるスペースの浴室にする
  • 洗面所・脱衣所の壁をうすくして浴室を広げる

浴室が広くなることで、お子さまと一緒でもゆったりとお風呂を楽しむこともできます。ひとりのときには、さらにリラックスできるバスタイムが実現できるでしょう。

また、介護を見通して浴室を広くすることで、きゅうくつにならずに介助できる浴室にできます。

マンションや戸建てのお風呂リフォームはサイズ感に注意しよう!

ここまで、お風呂リフォームについてマンションと戸建てそれぞれのポイントを解説してきました。マンションと戸建てそれぞれのポイントについておさらいしましょう。

【マンション】

  • ユニットバスのサイズは1620などの長方形が多い
  • 拡張工事などは出来ない可能性が高いため、サイズ選びが重要
  • リフォーム前にマンションの管理規約を確認する

【戸建て】

  • ユニットバスのサイズは1616など正方形が多い
  • リフォームに関する制限がほとんどないため自由度が高い
  • 2階にお風呂を設置する場合は配管など注意が必要な箇所もある

お風呂は毎日使う場所だからこそ、快適に使えてリラックスできる空間にしたいものです。記事で解説したポイントや注意点をふまえて、理想のお風呂リフォームを実現してください。

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YAMATO

キッチンリフォーム・浴室リフォーム・外壁塗装・屋根塗装などのコラム執筆中。複数のリフォーム会社への取材経験あり。

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