クラウドサービスはもはや一般的な存在となりつつあり、多くの企業が採用している。特にSaaSの各サービスはすでに無意識のうちに利用していることも多い。また、PaaS、IaaSにおいても幅広くサービスが展開されているので、知れば知るほどどれを使うか悩みが多くなることもあるだろう。ここでは、この「クラウドサービス」を代表する製品を種類別にいくつか紹介するので、自社の環境に何が適しているのか、より具体的にイメージしていただきたい。

パブリッククラウド

SaaSを代表するサービス

■Microsoft Office 365
Microsoft Excel/Word/ PowerPointなど、こちらもパッケージ製品のイメージが強かったMicrosoft Officeシリーズだが、クラウドサービスになった現在は課金制で使えるようになった。もともとアップデートやパッチが多かったソフトウェアだけに、その負担がゼロになるのだから情シス部門への負担を大幅に軽減できるメリットがある。

■G Suite
Webメールである「Gmail」や、スケジューラーの「Googleカレンダー」といったプライベートでもよく使われている機能を企業向けにスイート化したサービス。組織運営の基本機能がほとんど備わっているので、導入している企業は現在でも増加し続けている。プライベートでも使い慣れているUIなので、導入後の浸透も非常によく、社内文化に早く溶け込ませることができるのもメリットだ。これをベースとしたサードパーティー製品も多く、自社のビジネススタイルに合わせてカスタマイズしやすい。

■サイボウズ
以前はパッケージ製品がメインだったが、近年ではクラウド化しSaaSとしても利用できる。企業での利用実績や歴史がある分、使い慣れたユーザーも多く、クラウドでの利用時にも違和感がない。また、日本の商流に合わせた機能が多数揃っており、中堅・中小企業にも人気の高い製品だ。企業規模や業種、用途に合わせて製品を選択できるのも魅力(サイボウズOffice、Garoon、kintone、メールワイズ)。

■Salesforce
営業支援ツールとして幅広く企業のビジネスをサポートし続けているSalesforceも、「Sales Cloud」などを中心にクラウド製品群を提供している。こちらも連携ツールが多く、業種や部門、あるいは拡張していきたい方向性などに合わせてカスタマイズしていける強みがある。

■DropBox
ストレージサービスの中でも抜群の使いやすさで人気。フォルダ感覚で使える手軽さと、無料でもある程度(ユーザー紹介により加算される)の容量が利用でき、その利便性の高さからシェアを広げたクラウドサービスだ。

■SNS
実はTwitterやLINEなどのSNSもSaaSの代表だ。コミュニケーションツールとしてすでに日常化していることでもわかるように、情報端末との親和性は非常に高い。これからも発展を続けるSaaSのジャンルといえる。

PaaSを代表するサービス

■Oracle Cloud Platform
OSSを包括的にカバーするPaaSソリューション。自立型サービスもあり、AIと機械学習による自動運転や自己修復などの機能が構築できる。

■OpenShift Enterprise
Redhatが提供するクラウドソリューション。DockerとKubernetesを企業向けに提供するコンテナ・アプリケーション・プラットフォームで、短期間でのアプリケーション構築や開発、デプロイを実現する。

■Heroku
アプリケーションの開発、導入、運用を得意とするPaaS。Webアプリケーション向けのアドオン機能が豊富なので開発コスト削減に効果的。スケールアウトも容易で、運用のための機能も充実している。

IaaS

■SCCloud IaaS
ゲストOSタイプ、仮想基盤タイプが選択でき、SaaSとの相性も抜群の使い勝手の良いIaaS。コストパフォーマンスも高く、あらゆる企業規模に柔軟に対応できる。

■さくらのクラウド
1時間単位でサービスが提供されるIaaSソリューション。ビジネス規模や成長に合わせて、サーバやストレージを自在に組み合わせることができる。

■IDCFクラウド
抜群のコストパフォーマンスとすぐに始められる手軽さが魅力。スケールも自在に設定でき、直感的に操作できるUIで運用への負担も少ない。

プライベートクラウド

■IIJプライベートクラウドソリューション
個別の要件に合ったクラウドを構築できる。ハードウェア、仮想化ソフトウェア、インテグレーション、運用サポートまでパッケージで提供されるので、安心して導入できる。

■IDCFプライベートクラウド
VMware Virtual SANにオールフラッシュストレージを採用した占有クラウドが提供される。スモールスタートでも可能。I/O性能や冗長化も万全。安定性と信頼性の高いプライベートクラウドサービスだ。

●関連記事はこちら
数字で読むインフラ管理の実情~どこまで進んでいる?企業のクラウド化

ソフトクリエイト

[PR]提供: ソフトクリエイト